キリンホールディングスへ出向した2人のCA 今の思いは?
新型コロナウイルスの影響で減便が相次いだ影響で、ANAグループではこれまでおよそ2300人のグループ社員が外部の企業などへ出向しました。
このうちキリンホールディングスの人事総務部には去年4月から2人の客室乗務員が出向しました。
今年9月には出向期間を終えてANAグループに戻る予定の2人に、出向先で感じたことや今後の抱負について聞きました。
Q キリンホールディングスではどのような業務を担当しているのですか?
林 「私たちは人事総務部の採用チームに所属しておりますが、その中でも複数のチームに分かれて業務を行っています。
私はそのうち技術系の新卒採用を担当していて研究職やエンジニアリング職などの採用を技術系の先輩社員と一緒に行っています。さらにキャリア採用業務にも携わっています」
小林 「私は主に、採用広報と、事務・営業系の新卒採用を担当しています。
就活生向けイベントの企画から実行を担当し、学生との良質な接点・体験づくりを通じて、キリングループのことをもっと知っていただき、好きになってもらう仕事をしています。
また、内定後には学生が、自分の選んだキャリアが間違っていなかったと思えるよう、内定者のフォローを行う業務も担っています」
Q 携わった仕事で一番、記憶に残る仕事は?
林 「新卒採用活動の中で、学生向けのセミナーをオンラインでやったのですが、その企画と司会を担当させていただきました。
学生が知りたい情報をお伝えできるよう、協力社員の方を巻き込みながら業務を進めることが難しかったです。
その後、直接学生たちと会う機会があり『林さんと会いたかった。オンラインセミナーに参加して入社したいと思った』と言われました。
その時は本当に嬉しかったですし、私たちが伝えたいメッセージを学生に届けることができたと実感しました。
また選考の過程でのイベント企画の際、先輩社員に意見出しをお願いしたところ、屈託ない意見を沢山いただきました。
その時、忖度せず向き合ってくださったことが私の原動力になりました。企画終了後に、先輩から『すごく良かったよ』とフィードバックをいただき、嬉しかったですしキリングループのチームで働けてよかったと思っています」
https://www.anahd.co.jp/ana_news/2022/07/28/20220728.html