女子プロレスラー引退後にぶつかった性別の壁「イヤすぎた」 性転換を決断した理由(ENCOUNT)
https://news.yahoo.co.jp/articles/296d7e07a299674f60bac9c91c1dd61e42603444
2008年8月にセンダイガールズプロレスリングでデビューし、フリーからスターダムに参戦、頂点王座であるワールド・オブ・スターダムのベルトも獲得した花月は20年2月24日、師匠・里村明衣子(現WWE)とのシングルマッチをメインとした自主興行を最後に約12年のプロレスラー生活にピリオドを打った。その後は一般企業で働いていたが、今年5月13日、YouTubeにて1年前に性別適合手術を受けていたことを発表。石野結(いしの・ゆう)に改名し、戸籍上も正式に男性となっていたのである。そして6月には自身の半生をつづった「元悪役女子プロレスラー、男になる!」(彩図社)を出版。現在はあこがれだったという「スーツを着たサラリーマン」として働くかたわら、LGBTQに悩む人たちの役に立ちたいとの思いから、さまざまな活動をおこなっている。
「いままでは気持ちが男なのに、身体が女だからトイレなら女性トイレ、お風呂は女湯に入らないといけないじゃないですか。でも、いまは堂々と胸張って、オレは男だぞって感じで歩けます(笑)。すべてにおいて解放感に満ちあふれて、毎日が楽しいですね!」