https://news.yahoo.co.jp/articles/a53f35cbdde669b4729287342f0ec9a2e7a1338a 中沢維斗くん手術成功 渡米し心臓移植待ち8か月 11時間に及ぶ緊急手術 来年2月の帰国目指す
難病を患い、心臓の移植手術を受けるためアメリカに渡っていた佐久市の小学5年生、中沢維斗君について、28日、父親の智春さんが「手術が成功した」と明らかにしました。
佐久市の中沢維斗君・10歳はおととし7月、50万人に1人の難病と言われる「拘束型心筋症」と診断され、主治医から“助かるには心臓移植しかない”と告げられました。
市民の有志が募金活動を行い、今年2月、母親とともにアメリカ・テキサス州に渡り移植手術を待っていました。4月には心不全が悪化しアメリカで補助人工心臓を付けることに。移植手術のために募金で集まった費用とは別に「3億6000万円ほど」かかる見込みであわせて6億ほどの支払いが想定されています。それでも諦めずに待ち続け渡米から8カ月。父親の智春さんによりますと、日本時間のきのう朝、急きょドナーが見つかり、11時間にも及ぶ緊急手術を行ったということです。
父:智春さん
「無事に手術終わって心臓もしっかり動いて今休んでいる状態ですがとりあえず移植できたことがなによりもうれしいです。皆さんのお力があったからこそここまでこれたんだと思います。本当にありがとうございます」
今後、1週間は集中治療室にいて、その後、順調にいけば来年2月に帰国できるということです。