『アバター/ウェイ・オブ・ウォーター』巨額の製作費が判明 ─ 史上最高額となる可能性も
巨匠ジェームズ・キャメロン監督による最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の製作費が明らかになった。
米The Hollywood Repoterによると、本作の製作費は3億5,000万ドル~4億ドル。具体的な金額までは報じられていないが、前作『アバター』(2009)の製作費が2億3,700万ドルだったため、軽く1億ドル以上は高額のプロダクションとなった。
史上最も製作費の高かったハリウッド映画は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)の3億7,900万ドル。
続いて『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の3億6,500万ドル、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の3億5,600万ドルが並ぶ。 もし本作の製作費が4億に近づいていれば、いきなり史上最高額となる可能性もある。
もっともキャメロン監督は、これまでハリウッドにおける予算の壁を破り続けてきた人物だ。『トゥルーライズ』(1994)には1億ドル、『タイタニック』(1997)には2億ドルがそれぞれ投じられているが、これらは当時の史上最高額。
『アバター/ウェイ・オブ・ウォーター』は2013年から製作が始められ、史上最高の映像体験が追求されてきただけに、4億ドル超えも“絶対にありえない”とは言い切れない。
ちなみにキャメロン監督は、本作について、以前「映画史上最悪のビジネスケース」だと自虐。「利益を出すには興行成績で歴代3~4位にならなければいけない。そこが我々の損益分岐点」と述べていた。
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