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呼子イカ×唐津焼 返礼品に 唐津市ふるさと納税 特産品最強タッグが仲間入り
唐津市のふるさと納税の返礼品に、唐津産品最強のタッグが仲間入りした。佐賀玄海漁協が漁協の人気商品「呼子ケンサキイカ姿造り(CAS)」と市内で作陶に励む唐津焼作家4人のオリジナル作品とのコラボセットを企画し、市が返礼品として受け付けを始めた。
CAS(キャス)は細胞が壊れない凍結技術で、同漁協は呼子港の呼子CASセンターで、水揚げされたばかりのケンサキイカを瞬間冷凍し、鮮度そのままに全国の家庭に届けている。ふるさと納税者に「イカの味と唐津焼の素晴らしさを食卓で楽しんでほしい」と企画した。
佐志山窯・西川一馬さんの「絵唐津松の絵銅鑼(どら)鉢」は姿造りの映えを意識し、松の絵柄を採用した。陶泉房窯・田籠勇人さんの「粉引絵唐津鉢」は植物をモチーフにした白色系。菅ノ谷窯・舛田剛さんの「黒唐津角陶板」は型押しで形成した特徴的な器に仕上がり、幸福陶房瀬菜・北島晃さんの「令和青唐津盛り皿」は日常使いを意識した作品となった。
寄付は「さとふる」限定で、寄付額は1セット3万3千円。作家1人当たり50セットを用意した。11月から受け付けを開始しており、漁協の担当者は「唐津産品の良さを全国にPRしたい」と話す。