驚くべき内容です。通常のレーダーでは水平線の向こうの地球の丸みの陰に隠れた目標は探知できません。それが予想外の自然現象により探知できたというのです。俄かには信じがたい話ですが、現象としては起こり得るものではあります。
大気の状態が異常なときには水平線のさらに下まで電波が伝搬するという状態がある。光学的にはこれは蜃気楼として知られた現象であるが、マイクロ波でも同様な現象がある。例えば、大気の低い気層に温度の逆転層があるときなどで、その大気の層がマイクロ波に対し、ちょうど超長波に対する電離層と同じような効果をもって、図9・16のような導波管型の伝搬をしてマイクロ波が異常に遠方まで伝わる。これをラジオダクト(Radio Duct)と呼んでいる。
つまり光学的に言えば蜃気楼のような自然現象が電波的に発生して、予想外の遠距離の目標が探知できてしまったという可能性です。このダクト現象と呼ばれるレーダー波の異常伝播は、雲があるかどうかよりも大気の温度の逆転層があるかどうかで発生するようです。
しかしあまりにも偶然性が強すぎる説明です。通常は発見できない筈の遠距離の反応を即座に巡洋艦モスクワと判断して攻撃を決断したという経緯も驚くより他ありません。もしかすると本当の「真相」を隠すためにウクライナ軍の当局は情報を制御している可能性があります。
ただ、絶対的な確信が持てないから全力攻撃を行わず対艦ミサイルを2本だけ試しに撃ってみたというなら、攻撃が僅か2本だけだった説明は付きます。(※ネプチューンは4連装発射機で1個大隊6発射機の構成なので、最大24本の同時発射が可能)
なお民間船はAIS(船舶自動識別装置)の情報で位置が分かるので、民間船の位置情報が発信されていない戦闘海域に大きな反応があれば軍艦だと判断できます。
もしこれが事実ならば、敵も味方も予想外の自然現象で偶然に発見されてしまい、試しにネプチューン地対艦ミサイルを撃ってみたら奇襲となり、油断していた巡洋艦モスクワは迎撃もできずに被弾して沈没したことになります。
実際に沈没寸前の巡洋艦モスクワが撮られた写真では、後部トップに1基のみ装備されている長距離艦対空ミサイルシステム「S-300Fフォールト」用の火器管制レーダー「3R41ヴォルナ」が真後ろの通常状態を向いており、戦闘状態に無かった可能性が指摘されていました。
週刊オブイェクトがニュースソースになるとは恐ろしい時代だ
電離層か雲かってだけで超水平線レーダーと同じ仕組みやろ
ロシアの軍艦は弱いイメージしかない
ルーデル大佐もたった1人でソ連軍戦艦を大破したし
あれ海底に緊急避難してるんだろ
いつ上がってくるか知らんが
だれもホントの事なんて言わんし事実かどうかも確認出来ない、軍人はこういう時はワリとクチが堅い
戦争では事実確認出来ないけど尤もらしい噂は掃いて捨てるほど出てくる、フォークランド紛争を例にとればインビンシブルが実は対艦ミサイル喰らってたとかレーザー兵器使いまくってアルゼンチン空軍パイロットの眼を灼きまくってたんじゃないかとか色々言われてるけど事実確認は出来ない
戦争の霧や
このライター無知だな
電離層反射で捉えても誤差が大きすぎてミサイル命中させられるほどの精度は到底出せんよ
少しでも知識のある人間が見れば「あーあーそういう建前にしたいのね」とすぐ分かる