※ 「文春オンライン」特集班6時間前
平日の穏やかな昼下がり。子育て世帯に人気の東京都三鷹市の住宅街にある公園では、ママ友たちが談笑しながら、幼い子供がブランコに乗ったり、滑り台で遊んだりする姿を微笑ましそうに眺めていた。
その公園の向かい側に、古びた2階建ての戸建てがある。その民家に、小学生の女児や女子高生を人目のない暗がりに引き込み、わいせつな行為をしようとする中年男が潜んでいたとは誰が想像できただろうか――。
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小学生女児にキスを要求し、断られると無理矢理その場で抱きしめた
警視庁武蔵野署は13日、三鷹市に住む成瀬友容疑者(57)を強制わいせつ容疑で再逮捕したと発表した。事件の概要について、社会部記者が解説する。
「警察によると、成瀬容疑者は昨年10月31日の夕方、隣接する武蔵野市で小学生の女児の下半身を触った疑いが持たれています。成瀬容疑者は、女児がタイプだったのか、下校途中だった女児の姿を認めたうえで後をつけ、マンションの敷地内で『ちょっといい?』と声をかけました。女児が気づくと、『キスしていい?』と成瀬容疑者は続け、女児が『したくない』と拒否すると、無理矢理その場で抱きしめたのです」
まだ年端もいかない女児にとって、中年男性が覆いかぶさるのは、いかに恐ろしい瞬間だったろうか。だが、犯行はこれだけでは終わらない。
未成年者ばかりを狙った事件を繰り返していた
「成瀬容疑者は、嫌がる女児のスカートの中に手を入れ、無理矢理パンツの上から陰部を触ったとみられています。女児はなんとか逃げ出したようですが、走り去る女児に、成瀬容疑者は『お父さん、お母さんには言わないでね』と口止めするという悪質ぶりでした。その後、女児は家まで逃げて父親に被害を報告。当日、父親が警察署に相談しており、今年1月に被害届が受理され、今回の再逮捕に至りました」(同前)
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