茨城県で3歳の女の子を洗濯機に入れて回したとして男が逮捕された事件で、男は、洗濯機のふたを閉めたうえで起動と停止を繰り返していたとみられることが新たにわかりました。
茨城県東海村の自称建設業・舛井英明容疑者(30)は、きのう、同居する交際相手の女性の自宅で、女性の娘で3歳の女の子を自動洗濯機に入れて回し、けがをさせた傷害の疑いで現行犯逮捕されました。
日曜日の朝、事件は1本の通報から発覚しました。
交際相手の女性
「助けてください」
警察によりますと、事件当時、すでに酒を飲んでいたという舛井容疑者。
きのう午前8時40分ごろ、女の子を抱き上げて洗濯機の中に入れると、そのままふたを閉め、スイッチを入れたとみられます。異変に気づいた女性が女の子を洗濯機から出すよう求めましたが、舛井容疑者は起動と停止を繰り返したとみられるということです。
警察官が駆けつけた際、洗濯機は水が溜まったままだったといいます。
取り調べに対し舛井容疑者は。
舛井英明容疑者(30)
「やっていない」
こう容疑を否認していますが、警察は悪質性が高いと判断し、きょう、容疑を殺人未遂に切り替えて舛井容疑者を送検しました。
警察によりますと、女の子の体には膝のほか全身に複数のあざがあるということで、警察が詳しく調べています。
また、茨城県の中央児童相談所によりますと、これまでに女の子に関する相談はなかったということですが、今回の事件を受け、関係機関から虐待の通告があり、安全が確保されるまで女の子の保護を決めたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3681c78c9773b7d0918a2fda6490312aaf7125d1