「最初の一歩は私が身を引くこと」
岸田総理大臣は記者会見で「きのう、モンゴルの首相との電話会談を行ったことをもってこの夏の外交日程に一区切りつけることができた。お盆が明ければ、いよいよ秋の総裁選挙に向けた動きが本格化することになる」と述べました。
その上で「今回の総裁選挙では、自.民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。そのためには透明で開かれた選挙、そして、自由闊達な論戦が重要だ。その際、自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。私は来たる総裁選挙には出馬しない」と述べました。
「大きな成果あげることができたと自負」
岸田総理大臣は「30年続いたデフレ経済に終止符を打つための賃上げや投資の促進、電力需要の大幅な増加などに対応するためのエネルギー政策の転換のほか、大規模な少子化対策の実行や防衛力の抜本強化、それに、強固な日米関係を基礎にしたG7広島サミットの開催や、分断が進む国際社会で協調に向けた国際的な議論をリードし、外交を多角的に展開することなど、大きな成果をあげることができたと自負している」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240814/k10014548611000.html