韓国・4年制大学の在学生・卒業者、60%が「消極的求職者」…求職の意欲失う
韓国経済人協会が4年制大学の在学生・卒業者2938人を対象に「大学生就職認識度調査」を実施した結果、60.5%が求職の期待が低い「消極的求職者」であることがわかった。
消極的求職者は「儀礼的求職」(30.9%)のほか、「求職活動をほとんどしない状態」(23.8%)と「休んでいる」(5.8%)を合わせたものだ。
景気低迷が長期化し、大多数の青年が求職意欲を失ったり、希望する働き口を見つけられず、積極的な求職活動に出ていないという。
これらの大学生が積極的に求職活動をしない理由としては、「自分の力が足りず、さらに準備をするために」(46.7%)という回答が最も多く、▽専攻または関心分野の働き口がなかったり不足(18.1%)▽求職活動をしても働き口を見つけられないようで(14.0%)――などが続いた。
大学生36.5%は、今年の大卒新規採用市場が昨年より厳しいと回答した。昨年の調査と比べて6.2ポイント増加した。
就職準備過程の難しさとしては、半分以上が「働き口不足」(50.8%)を挙げた。新入採用の機会が減り、良い働き口も不足しているということだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea5b9dca6ce98f381951a3c07d5bdc3cb68082b