宗教団体「幸福の科学」の活動に専念することを表明した女優の清水富美加(22)について、
所属事務所・レプロエンタテインメントと教団の弁護士による対面交渉が、週明けの20日以降に再開されることが15日、分かった。
対面交渉はこれまでに2日、9日の2度行われたが、レプロは現在、関係各所への謝罪と事情説明に追われている状況。週末までに交渉の準備をし、一日も早い収束を図る。
交渉には大きなポイントが2点ある。1つは契約期間の主張の相違だ。レプロは5月20日まで契約があり、
残っている仕事を「責任を持ってやり遂げてもらいたい」としているが、教団は2月末で契約は終了し、仕事についても体調不良のためできない、と主張。
現実的には清水が仕事をするとは考えづらく、契約期間、仕事を残したままの“移籍”に対する違約金の額が話し合われるとみられる。
もう1点は、レプロとCM契約会社、映画会社、テレビ局の間で発生する損害賠償問題だ。2本あるCMはいずれも契約が3月までで、残りは約1か月半。
映画についても、撮影済みの3本は、清水が宣伝活動を行えないものの公開は可能。関係者によると、
いわゆる不祥事とは異なるケースのため、それほど大きな金額にはならない可能性が
問題は撮影が途中の映画(11月公開)。現在撮影が中断しており、代役で撮り直すと、億単位の費用がかかるとみられる。
それを含めた損害賠償をレプロが負担するのか、教団が肩代わりするのかも交渉される見通しだ。
教団は14日に発表した文書で、レプロへの不信感をあらわにしており、長期化する可能性もある。
昨年11月に自己破産した清水の父親が住む都内の自宅は、昼間からうっすらと明かりがついていたが、
応答はなかった。関係者によると、2〜3年前から住んでいるという。清水は教団が「自宅療養中」としていたが、
所属事務所によると、自宅にはいないという。教団は「どこにいるかはお答えできません」と話した。
スポーツ報知 2/16(木) 5:02配信
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