大映の本読んだら大映には絶対な序列があって京マチ子の席に違う人が座ったら大変だったらしいね
大映でなくても日活で石原裕次郎の席に他人が座ったり東映で高倉健の席に違う人が座っても大変なことになったと思う
大映でなくても日活で石原裕次郎の席に他人が座ったり東映で高倉健の席に違う人が座っても大変なことになったと思う
東宝では、三船敏郎の席に新人の加山雄三が座って鼻ほじっていても、後から来た三船は黙って立っていそう
むしろ加山が指で弾いた鼻くそを、箒とちりとりで掃除していそう
椿三十郎の撮影中に寒い中、大部屋俳優ほっておいて加山雄三たちだけがチャーシューメン食ってたんで、三船敏郎がキレて説教してる
京マチ子はグランプリ女優だからね
山本富士子も看板だけど後輩
男優では長谷川一夫、監督では溝口健二と衣笠貞之助が別格で先生呼び
女優では既出の通り京マチ子が別格
他は俳優も監督も割とフランクだったらしい
雷蔵、勝新も雷ちゃん、勝ちゃんだし
あと京マチ子本人は別格扱いに居心地悪さを感じてたのではないかと若尾文子が言ってたな
勝新太郎だったか大映に入社した時、4人に挨拶をしに行ったとの話。
大河内伝次郎
長谷川一夫
溝口健二
宮川一夫
>加藤泰は東映だけど伊藤大輔は「先生」呼び
何んの話?
三隅研次はあまり宮川一夫と仕事してない
理由は簡単で現場に監督が二人いることになるのが嫌だったから
そう考えると篠田正浩はスタッフの使い方は上手かった
それが映画の面白さに繋がってないのはなんだけど
スコセッシは世界の映画ベストの中に溝口の『楊貴妃』入れてるのな
あれは失敗作だと思うけど
溝口は転ぶ時は上手に転ばないといけないと言っただけあって
あまり調子が良くない作品でも愚作はないからな
遺作の赤線地帯だって凡作という風潮の時代もあった
「赤線地帯」は溝口が自身のメロドラマ性を壊して新たな境地を開いた作品だから名作だけど
やはり出来不出来激しいよ
「宮本武蔵」とか溝口じゃなくていいんじゃないという作品まで撮ってる
大映の監督は溝口組のスタッフが使えたことは幸運だったな
松竹の小津組や東宝の黒澤組は他の監督の作品に率先して参加はしていない
元禄忠臣蔵は大石内蔵助が天皇に祈りを捧げたり国策っぽいけど、宮本武蔵は国策でもないような
そういう時代だから仕方ないけど、でも戦後は「女性の勝利」だもん