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筑前鐵太郎 ★@無断転載は禁止
2016/05/07(土) 01:11:03.55 ID:CAP_USER
新型のステント(網状の筒)を使って脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂を防ぎ、くも膜下出血が起きないようにする治療法の治験を近く始めると、国立循環器病研究センター(大阪府)が6日発表した。
完治困難な大きな脳動脈瘤も治せるとしており、現場の医師が主体となる医師主導治験で患者を対象に安全・有効性を調べ、国内承認、実用化を目指す。
脳動脈瘤は脳の動脈の一部が膨らんでこぶ状になる。同センターが開発したステントは、脚の動脈から送り込み、こぶの付け根に置いて膨らませることで付け根の部分にふたをでき、動脈瘤の中に血が流れ込まず、破裂を防げる。患部の大きさによって使い分けられるように直径3・5〜5ミリ、長さ1・6〜2・8センチのサイズで12種類ある。
ポリウレタン薄膜に覆われており、従来品よりもステントに沿って血管内皮が作られやすく、自然な状態の血管にできるという。柔軟性にも優れ、複雑に曲がった脳の血管内でもスムーズに移動させられる。2年間で12例の症例登録を目指す。
これまで、開頭してこぶの付け根を専用のクリップでとめる手術や、動脈瘤の中に詰め物をする手法が一般的だったが、大きな脳動脈瘤の場合、完全に血流を止めるのが難しく、再発の可能性も高かった。
佐藤徹脳神経外科医長は「血管内に置くだけでよく、安全で経済的にも優れている」と話した。
http://www.sankei.com/west/news/160506/wst1605060099-n1.html
国立循環器病研究センターが開発した新型のステント(株式会社グッドマン提供)
完治困難な大きな脳動脈瘤も治せるとしており、現場の医師が主体となる医師主導治験で患者を対象に安全・有効性を調べ、国内承認、実用化を目指す。
脳動脈瘤は脳の動脈の一部が膨らんでこぶ状になる。同センターが開発したステントは、脚の動脈から送り込み、こぶの付け根に置いて膨らませることで付け根の部分にふたをでき、動脈瘤の中に血が流れ込まず、破裂を防げる。患部の大きさによって使い分けられるように直径3・5〜5ミリ、長さ1・6〜2・8センチのサイズで12種類ある。
ポリウレタン薄膜に覆われており、従来品よりもステントに沿って血管内皮が作られやすく、自然な状態の血管にできるという。柔軟性にも優れ、複雑に曲がった脳の血管内でもスムーズに移動させられる。2年間で12例の症例登録を目指す。
これまで、開頭してこぶの付け根を専用のクリップでとめる手術や、動脈瘤の中に詰め物をする手法が一般的だったが、大きな脳動脈瘤の場合、完全に血流を止めるのが難しく、再発の可能性も高かった。
佐藤徹脳神経外科医長は「血管内に置くだけでよく、安全で経済的にも優れている」と話した。
http://www.sankei.com/west/news/160506/wst1605060099-n1.html
国立循環器病研究センターが開発した新型のステント(株式会社グッドマン提供)