会見でストック施設について説明する末盛博文准教授(4日午前11時20分、京都市左京区・京都大ウイルス・再生医科学研究所)
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170704000111
国内で初めて、再生医療用のヒトES細胞(胚性幹細胞)の作製が政府に認められたことを受け、京都大ウイルス・再生医科学研究所の末盛博文准教授らは4日、同研究所で記者会見を開き、「海外ではES細胞を使った治験が先行している。日本でもES細胞を使った再生医療の研究を進める必要がある」と話した。
京都市中京区の足立病院と連携。同病院での不妊治療の過程で生じる受精した胚のうち、破棄する予定の中から両親の同意を得て提供を受ける。本年度中には、再生医療用ヒトES細胞の分配開始を目指している。
同病院の畑山博院長は「これまで余った胚は破棄してきたので悩ましかった。ES細胞の臨床応用に使うことができる道筋がついてよかった」と述べた。
受精卵を利用する必要があるES細胞をめぐっては、使用には倫理的に課題があるとする声が根強い。
【 2017年07月04日 14時00分 】
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170704000111
国内で初めて、再生医療用のヒトES細胞(胚性幹細胞)の作製が政府に認められたことを受け、京都大ウイルス・再生医科学研究所の末盛博文准教授らは4日、同研究所で記者会見を開き、「海外ではES細胞を使った治験が先行している。日本でもES細胞を使った再生医療の研究を進める必要がある」と話した。
京都市中京区の足立病院と連携。同病院での不妊治療の過程で生じる受精した胚のうち、破棄する予定の中から両親の同意を得て提供を受ける。本年度中には、再生医療用ヒトES細胞の分配開始を目指している。
同病院の畑山博院長は「これまで余った胚は破棄してきたので悩ましかった。ES細胞の臨床応用に使うことができる道筋がついてよかった」と述べた。
受精卵を利用する必要があるES細胞をめぐっては、使用には倫理的に課題があるとする声が根強い。
【 2017年07月04日 14時00分 】