ことし6月、茨城県にある研究施設で、プルトニウムなどの核燃料物質が入った袋が破裂して作業員が被ばくした事故を受け、
原子力規制委員会は、プルトニウムは原則、密閉された設備の中で扱うことを義務づけ、規制を強化することになりました。
ことし6月、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、
プルトニウムなどの核燃料物質を保管する容器の中身を確認しようとしたところ、
容器内に入った袋が破裂して作業員5人が被ばくしました。
事故は、密閉されていない「フード」と呼ばれる設備が使われたことから、
作業員たちの被ばくにつながったことなどがわかっていて、
原子力規制委員会は「プルトニウムを吸い込んだ場合の人体に与える影響は大きく、適切な作業ではなかった」としています。
一方で、核燃料物質の取り扱いに関する規則には作業を行う場所について定められていませんでした。
そのため、規制委員会では、プルトニウムは原則、
手袋が取り付けられた密閉式の「グローブボックス」と呼ばれる設備などで扱うことを義務づけ、
規制を強化することになりました。
早ければ今年度中にも規則を改正したいとしています。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171222/k10011267301000.html
原子力規制委員会は、プルトニウムは原則、密閉された設備の中で扱うことを義務づけ、規制を強化することになりました。
ことし6月、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の施設で、
プルトニウムなどの核燃料物質を保管する容器の中身を確認しようとしたところ、
容器内に入った袋が破裂して作業員5人が被ばくしました。
事故は、密閉されていない「フード」と呼ばれる設備が使われたことから、
作業員たちの被ばくにつながったことなどがわかっていて、
原子力規制委員会は「プルトニウムを吸い込んだ場合の人体に与える影響は大きく、適切な作業ではなかった」としています。
一方で、核燃料物質の取り扱いに関する規則には作業を行う場所について定められていませんでした。
そのため、規制委員会では、プルトニウムは原則、
手袋が取り付けられた密閉式の「グローブボックス」と呼ばれる設備などで扱うことを義務づけ、
規制を強化することになりました。
早ければ今年度中にも規則を改正したいとしています。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171222/k10011267301000.html