■1/7着陸後、「嫦娥4号」から最初に送られてきた月の裏側の様子。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■2/7嫦娥4号に搭載された月面車「玉兎2号」が、月面に展開される前の様子。着陸船に搭載されたカメラによって撮影された。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 3/7嫦娥4号に搭載された月面車「玉兎2号」。着陸から約12時間後に展開された。今後数カ月かけて月の裏側の地形や表層の鉱物資源を調査する。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 4/7嫦娥4号に搭載された探査車「玉兎2号」は分離後、中継衛星と交信しながら走行ルートを確認しながら数メートル移動した。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 5/7嫦娥4号が月面に降下しているときに撮影された画像。着陸地点のフォン・カルマン・クレーターの内側が見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 6/7嫦娥4号が着陸した直後に撮影された、月の裏側の地表の様子。着陸船底辺に搭載されたカメラによって撮影された。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■7/7月周回中継衛星「鵲橋」が撮影した月と地球。2018年5月に打ち上げられた鵲橋は、月の裏側と地球の交信を可能にする重要な存在だ。PHOTO COURTESY OF ZHEJIANG UNIVERSITY
中国国家航天局(CNSA)の無人探査機「嫦娥4号」が2019年1月3日の午前10時26分(北京時間)、世界で初めて月の裏側に着陸した。米国のアポロ計画や旧ソヴィエト連邦のルナ計画など、これまで有人と無人のミッションが月面で行われてきたが、そのすべてが月の表側(地球を向いている面)だった。
「中国の無人探査機が見た「月の裏側」の現在:今週の宇宙ギャラリー」の写真・リンク付きの記事はこちら
今回、嫦娥4号は月裏側の南極エイトケン盆地にあるフォン・カルマン・クレーターの内側に着陸した。着陸後、嫦娥4号の着陸船に搭載されたカメラが撮影した画像が数枚送信されている。これまで、月の裏側の様子は周回衛星によって観測されてきたが、表面の様子がこれほど近距離で観測されたのは初めてだ。
月の裏側は常に地球に背を向けているため、嫦娥4号と地球側とでは直接交信することができない。このためCNSAは2018年5月に、月周回中継衛星「鵲橋」を打ち上げた。今回公開されている画像はすべて、月の裏から鵲橋を介して地球に送信されている。嫦娥4号は月裏側への着陸に加えて、月裏側と地球の中継交信と、世界初の偉業をふたつも成し遂げたのである。
嫦娥4号は着陸から約12時間後、中継衛星との通信状況と周辺環境を確認したのち、搭載していた月面車「玉兎2号」を月面に展開した。探査車はゆっくりと太陽光パネルを広げ、6つの車輪で月面を数メートル走行した。
1月4日現在、玉兎2号は動きを止めて「お昼休み」をとっている。この時期は月面の真昼に当たるため、高温下での稼働を避けるためだという。1月10日に再起動する予定だ。
今後、玉兎2号は搭載されたカメラや分析器を活用し、着陸地点周辺の地形や表層の鉱物資源の調査を行う。また、着陸船には低周波で天体を観測できる装置や、「ルナ・バイオスフィア」と呼ばれる小型の培養装置も搭載されている。
続きはソースで
http://news.livedoor.com/article/detail/15831968/
■2/7嫦娥4号に搭載された月面車「玉兎2号」が、月面に展開される前の様子。着陸船に搭載されたカメラによって撮影された。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 3/7嫦娥4号に搭載された月面車「玉兎2号」。着陸から約12時間後に展開された。今後数カ月かけて月の裏側の地形や表層の鉱物資源を調査する。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 4/7嫦娥4号に搭載された探査車「玉兎2号」は分離後、中継衛星と交信しながら走行ルートを確認しながら数メートル移動した。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 5/7嫦娥4号が月面に降下しているときに撮影された画像。着陸地点のフォン・カルマン・クレーターの内側が見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■ 6/7嫦娥4号が着陸した直後に撮影された、月の裏側の地表の様子。着陸船底辺に搭載されたカメラによって撮影された。PHOTOGRAPH COURTESY OF CNSA
■7/7月周回中継衛星「鵲橋」が撮影した月と地球。2018年5月に打ち上げられた鵲橋は、月の裏側と地球の交信を可能にする重要な存在だ。PHOTO COURTESY OF ZHEJIANG UNIVERSITY
中国国家航天局(CNSA)の無人探査機「嫦娥4号」が2019年1月3日の午前10時26分(北京時間)、世界で初めて月の裏側に着陸した。米国のアポロ計画や旧ソヴィエト連邦のルナ計画など、これまで有人と無人のミッションが月面で行われてきたが、そのすべてが月の表側(地球を向いている面)だった。
「中国の無人探査機が見た「月の裏側」の現在:今週の宇宙ギャラリー」の写真・リンク付きの記事はこちら
今回、嫦娥4号は月裏側の南極エイトケン盆地にあるフォン・カルマン・クレーターの内側に着陸した。着陸後、嫦娥4号の着陸船に搭載されたカメラが撮影した画像が数枚送信されている。これまで、月の裏側の様子は周回衛星によって観測されてきたが、表面の様子がこれほど近距離で観測されたのは初めてだ。
月の裏側は常に地球に背を向けているため、嫦娥4号と地球側とでは直接交信することができない。このためCNSAは2018年5月に、月周回中継衛星「鵲橋」を打ち上げた。今回公開されている画像はすべて、月の裏から鵲橋を介して地球に送信されている。嫦娥4号は月裏側への着陸に加えて、月裏側と地球の中継交信と、世界初の偉業をふたつも成し遂げたのである。
嫦娥4号は着陸から約12時間後、中継衛星との通信状況と周辺環境を確認したのち、搭載していた月面車「玉兎2号」を月面に展開した。探査車はゆっくりと太陽光パネルを広げ、6つの車輪で月面を数メートル走行した。
1月4日現在、玉兎2号は動きを止めて「お昼休み」をとっている。この時期は月面の真昼に当たるため、高温下での稼働を避けるためだという。1月10日に再起動する予定だ。
今後、玉兎2号は搭載されたカメラや分析器を活用し、着陸地点周辺の地形や表層の鉱物資源の調査を行う。また、着陸船には低周波で天体を観測できる装置や、「ルナ・バイオスフィア」と呼ばれる小型の培養装置も搭載されている。
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http://news.livedoor.com/article/detail/15831968/