山形県の板垣公一さんが1月22日、くじら座の銀河に超新星2019ycを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算142個目。
【2019年1月28日 Transient Name Server】
山形県の板垣公一さんが1月22日11時11分ごろ(世界時。日本時では20時11分ごろ)、くじら座の銀河NGC 201に16.7等の超新星候補天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。
赤経 00h39m35.000s
赤緯 +00°52′04.70″(2000年分点)
くじら座の超新星の発見画像(撮影:板垣さん)
■NGC 201周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について)
2019ycの符号が付けられた後、カナリア諸島ラパルマ天文台の北欧光学望遠鏡で行われた分光観測により、爆発から間もないII型超新星らしいことが確認された。
板垣さんの超新星発見は今年に入って早くも3個目、通算142個目(独立発見を含む)となる。
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10453_sn2019yc