人間がつくった「人工物」の総量は、こうして地球上の生物量を上回った
映画『マトリックス』には、人工知能(AI)プログラムであるエージェント・スミスが人類の抹殺にいそしむ合間に、人間の本質について見解を語る場面がある。
彼の考察によると、人間は哺乳類とはいえないというのだ。
哺乳類は周囲の環境に調和しようとする生物だが、人間はある場所にやってくると増殖を繰り返し、ついには「あらゆる天然資源を使い尽くしてしまう」。
つまり、ウイルスみたいなものだというのである。
「人間とは病なのだ。この星のがんだ。きみたちは疫病なのだ」と、エージェント・スミスは告げる。
個人的には、人間をバイオフィルムになぞらえるほうがより正確ではないかという気がする。
増殖して地球の表面を覆いつくし、資源を食いつくす菌類や真菌類だ。
わたしたち人間は、コンクリートで固めた大都市を無造作に次々とつくりだし、広大なハイウェイ網を張り巡らせて都市をつなぐ。
森の木々を切り倒して木材にし、家を建てる。
自然の産物を加工して、砂をセメントやガラスに、石油をアスファルトに、鉄を鋼鉄に変える。
こうして地球をつくり変えていくなかで、無数の生物種の生命を危険に晒してきた。
その多くが、科学の世界で認識され記載されないまま、姿を消していくことになる。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
WIRED.jp 12/26(土) 12:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/824a4176b7879d252dc70892682da0ed32ee0553
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