東京「500人で解除」に危機感 8割おじさん 西浦博教授のメッセージ(全文)
11都府県に拡大した緊急事態宣言。
その解除の目安として、東京では「1日の感染者500人を下回ったら」という数字が示されたことついて、京都大学の西浦博教授が新たなシミュレーション結果を公開。
500人で解除となれば、4月には、また1000人を超える感染者が出るレベルに戻ってしまうという試算を示しました。
公開の意図について、西浦教授が「news zero」にメッセージを寄せました。以下、全文です。
◇◇◇
「このシナリオ分析結果は、十分に感染者数を減らしてから緊急事態宣言を解除しなければ、またすぐに次の流行の山がやってきてしまうことを指し示しています。
いまの宣言中、妥協することなく、十分に感染者数を減らした上で、2月下旬以降に宣言を解除する必要性を説くものです。
それは政府の発表している方針と比較すると、厳しい判断を要するものかも知れません。
できるだけ短期間で感染者数が減り、次の流行もしばらく訪れないようにするには、いま、社会の皆さんが家族以外の方と屋内で接触する機会を妥協なく減らすよう、ご協力くださることが肝心です。
宣言中、屋内接触を減らしていきましょう。
私自身も頑張ろうと思います」
日本テレビ系(NNN)1/14(木) 10:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a48354e1e792f47736d1c762287f23fbb83579
11都府県に拡大した緊急事態宣言。
その解除の目安として、東京では「1日の感染者500人を下回ったら」という数字が示されたことついて、京都大学の西浦博教授が新たなシミュレーション結果を公開。
500人で解除となれば、4月には、また1000人を超える感染者が出るレベルに戻ってしまうという試算を示しました。
公開の意図について、西浦教授が「news zero」にメッセージを寄せました。以下、全文です。
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「このシナリオ分析結果は、十分に感染者数を減らしてから緊急事態宣言を解除しなければ、またすぐに次の流行の山がやってきてしまうことを指し示しています。
いまの宣言中、妥協することなく、十分に感染者数を減らした上で、2月下旬以降に宣言を解除する必要性を説くものです。
それは政府の発表している方針と比較すると、厳しい判断を要するものかも知れません。
できるだけ短期間で感染者数が減り、次の流行もしばらく訪れないようにするには、いま、社会の皆さんが家族以外の方と屋内で接触する機会を妥協なく減らすよう、ご協力くださることが肝心です。
宣言中、屋内接触を減らしていきましょう。
私自身も頑張ろうと思います」
日本テレビ系(NNN)1/14(木) 10:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a48354e1e792f47736d1c762287f23fbb83579