快楽の神経細胞が死滅する早期認知症が、誤って「うつ病」と診断されていたかもしれない
快感を感じなくなっているのは、うつ病のせいではないかもしれません。
4月12日に『BRAIN』に掲載された論文によれば、快感を感じる能力の喪失は、早期認知症(FTD)との関連が深いことが示されました。
早期認知症の代表的な型(前頭型と側頭型)では、快感を感じるために必要な脳領域が委縮して細胞が死滅してしまいます。
うつ病と早期認知症では、それぞれ異なる治療が必要となりますが、問題なのは、早期認知症による快感の喪失とうつ病が混同されていた可能性があることです。
しかし今回の研究により、この問題は解消されるかもしれません。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ナゾロジー 2021.04.22
https://nazology.net/archives/87479