マウスの染色体数を変更した人工種を作ることに成功! 野生種と交配困難に!
マウスの染色体数を変更することに成功しました。
中国科学院で行われた研究によれば、2本の染色体を融合することで、普通のマウスとは異なる染色体数を持つ新しいマウスを生み出すことに成功した、とのこと。
普通のマウスは20対の染色体を持ちますが、新たにうみだされたマウスは19対の染色体を持っていました。
この技術を応用すれば、同じ遺伝情報を持ちながら異なる染色体数を持つため、野生種と交配不可能な特殊な人工種の創出が可能になるかもしれません。
研究内容の詳細は2022年8月25日に『Science』にて掲載されました。
ナゾロジー 2022.09.03
https://nazology.net/archives/114380