兵庫県立大と金沢大、京都大、海洋研究開発機構のチームは13日、石川県の能登半島で活発化している地震活動のメカニズム解明に向け、半島沖の海底調査を始めたと発表した。10月下旬までデータを収集し、地下構造を解析する。
チームによると、半島の沖4〜6キロ、水深50〜100メートルの海底3カ所に観測装置を設置した。海底で電磁波を捉え、地下深部の構造を解明して地震発生との関連を調べる。既に陸上で収集した観測データも活用する。
能登半島の先端部では令和2年12月ごろから地震活動が活発化。4年9月ごろまでに発生した震度1以上の地震は200回以上に上る。6月19日には石川県珠洲市で震度6弱の地震を観測。地殻の変動も確認されており、地震発生との関連を解明することが課題となっている。
チームの後藤忠徳・兵庫県立大教授(地球物理学)は「地下の構造を可視化し、防災や減災に役立てたい」と話した。
https://www.sankei.com/article/20220913-LGEPWUA32BPOFF7UDVJK7RCGRU/
チームによると、半島の沖4〜6キロ、水深50〜100メートルの海底3カ所に観測装置を設置した。海底で電磁波を捉え、地下深部の構造を解明して地震発生との関連を調べる。既に陸上で収集した観測データも活用する。
能登半島の先端部では令和2年12月ごろから地震活動が活発化。4年9月ごろまでに発生した震度1以上の地震は200回以上に上る。6月19日には石川県珠洲市で震度6弱の地震を観測。地殻の変動も確認されており、地震発生との関連を解明することが課題となっている。
チームの後藤忠徳・兵庫県立大教授(地球物理学)は「地下の構造を可視化し、防災や減災に役立てたい」と話した。
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