稲田朋美、パーティー直前中止 1000万円を稼ぎ損ねる
7/20(木) 5:59配信
都議選で“友軍誤射”してしまった稲田朋美防衛大臣(58)は、被災地で自衛隊が奔走しながらも“司令不在”に。そんな折、政治資金パーティーで千万単位の儲けを見込んでいたというから、三たび驚かされるのだ。
大臣は3日、〈(都議選の結果を)厳粛に受け止めたい〉と発言。が、その直後、
「記録的な豪雨で特別警報が出ていた九州北部で自衛隊員が救助にあたっていた6日昼、政治家としての『政務』で1時間ほど外出。結果、副大臣や政務官ともども政務三役が40分間、省内に不在という事態を招いたのです」(政治部デスク)
翌日の閣議後には、あろうことか〈近辺で戻れる態勢だったので問題ない〉と釈明。火に油を注いでしまう。さらにその7日、彼女は都内で政治資金パーティーを予定していたのだ。
「『稲田朋美さんと道義大国を目指す会』と題したパーティーで、会費は2万円。立食で500人が入れるホテルニューオータニの『鳳凰の間』にて行われる予定でした」(同)
ところが、被災地の状況は深刻さを増すばかり。
「7日の昼には、眞子さまの婚約内定発表が延期されるとの一報が流れました。そうした動きと軌を一にするかのように、パーティーも急遽キャンセルが決まったのです」(同)
弁護士夫婦の「防衛力」
かねて予定されていたとはいえ、ミサイル発射で一気にスケジュールも吹き飛ぶのが防衛相。自衛隊が最大5000人態勢で動いている時にパーティーのキャンセルは当然だが、そもそも常識が機能しておらず、
「収入1000万円以上のパーティーは政治資金規正法で『特定パーティー』とされます。通常、こうしたパーティーではキャパの2〜3倍の入場券を売りさばくため、今回は、大規模なパーティーの自粛を定めた大臣規範に明らかに抵触することになるのです」(政治部デスク)
ちなみに、一昨年2月にも同所でパーティーが催され、後援会「ともみ組」の収支報告書によれば2912万円の収入とある。支出欄には会場費や印刷代など492万円の記載があり、少なく見積もっても、今回も1000万円超の収入が得られるはずだった。
「防衛省は、さまざまなメーカーや商社とお付き合いがあり、パーティーとなればそういう方々が『1枚でも2枚でも買おう』となってしまう。私は大臣時代、一度も開きませんでした」
とは、一連の稲田大臣の言動を批判してきた石破茂・前地方創生相。政治アナリストの伊藤惇夫氏も、
「次の入閣はないと分かって、大臣の間にカネを集めておこうとギリギリまでパーティーをやる気でいたのでしょう。彼女の頭の中の六法全書には『反省』の文字がないのかと呆れます」
六法全書といえば、本誌(「週刊新潮」)が2015年4月に過去の公選法違反疑惑を報じたところ、稲田大臣は名誉毀損だとして提訴。が、先月22日には自ら訴えを取り下げていた。また、妻に先立ち「弁護士バカ」と評されたことで本誌を訴えていた夫の龍示氏も、今月6日に最高裁で上告棄却。敗訴が確定した。
国民の生命や財産はおろか、これでは夫婦そろって依頼人の利益すら“防衛”できそうにない。
7/20(木) 5:59配信
都議選で“友軍誤射”してしまった稲田朋美防衛大臣(58)は、被災地で自衛隊が奔走しながらも“司令不在”に。そんな折、政治資金パーティーで千万単位の儲けを見込んでいたというから、三たび驚かされるのだ。
大臣は3日、〈(都議選の結果を)厳粛に受け止めたい〉と発言。が、その直後、
「記録的な豪雨で特別警報が出ていた九州北部で自衛隊員が救助にあたっていた6日昼、政治家としての『政務』で1時間ほど外出。結果、副大臣や政務官ともども政務三役が40分間、省内に不在という事態を招いたのです」(政治部デスク)
翌日の閣議後には、あろうことか〈近辺で戻れる態勢だったので問題ない〉と釈明。火に油を注いでしまう。さらにその7日、彼女は都内で政治資金パーティーを予定していたのだ。
「『稲田朋美さんと道義大国を目指す会』と題したパーティーで、会費は2万円。立食で500人が入れるホテルニューオータニの『鳳凰の間』にて行われる予定でした」(同)
ところが、被災地の状況は深刻さを増すばかり。
「7日の昼には、眞子さまの婚約内定発表が延期されるとの一報が流れました。そうした動きと軌を一にするかのように、パーティーも急遽キャンセルが決まったのです」(同)
弁護士夫婦の「防衛力」
かねて予定されていたとはいえ、ミサイル発射で一気にスケジュールも吹き飛ぶのが防衛相。自衛隊が最大5000人態勢で動いている時にパーティーのキャンセルは当然だが、そもそも常識が機能しておらず、
「収入1000万円以上のパーティーは政治資金規正法で『特定パーティー』とされます。通常、こうしたパーティーではキャパの2〜3倍の入場券を売りさばくため、今回は、大規模なパーティーの自粛を定めた大臣規範に明らかに抵触することになるのです」(政治部デスク)
ちなみに、一昨年2月にも同所でパーティーが催され、後援会「ともみ組」の収支報告書によれば2912万円の収入とある。支出欄には会場費や印刷代など492万円の記載があり、少なく見積もっても、今回も1000万円超の収入が得られるはずだった。
「防衛省は、さまざまなメーカーや商社とお付き合いがあり、パーティーとなればそういう方々が『1枚でも2枚でも買おう』となってしまう。私は大臣時代、一度も開きませんでした」
とは、一連の稲田大臣の言動を批判してきた石破茂・前地方創生相。政治アナリストの伊藤惇夫氏も、
「次の入閣はないと分かって、大臣の間にカネを集めておこうとギリギリまでパーティーをやる気でいたのでしょう。彼女の頭の中の六法全書には『反省』の文字がないのかと呆れます」
六法全書といえば、本誌(「週刊新潮」)が2015年4月に過去の公選法違反疑惑を報じたところ、稲田大臣は名誉毀損だとして提訴。が、先月22日には自ら訴えを取り下げていた。また、妻に先立ち「弁護士バカ」と評されたことで本誌を訴えていた夫の龍示氏も、今月6日に最高裁で上告棄却。敗訴が確定した。
国民の生命や財産はおろか、これでは夫婦そろって依頼人の利益すら“防衛”できそうにない。