2017.7.22 11:27
岸田文雄外相は22日、8月3日に予定されている内閣改造・党役員人事での自身の処遇について
「安倍晋三首相の判断を待ちたい」と述べた。安倍政権や自民党を取り巻く状況については「厳しい批判の声に
謙虚に耳を傾けなければならない。こうした困難なときに、自民党の一員として政権を支えるために
しっかり努力をしていきたい」と語り、今後も安倍政権を支える考えを強調した。香川県観音寺市で記者団に語った。
自民党岸田派(宏池会)会長の岸田氏は、かつて宏池会の会長を務めた大平正芳元首相の墓参のため
観音寺市を訪れた。岸田氏が同市にある大平氏の墓参をしたのは初めて。岸田氏は大平氏について
「命をかけて激動の政治に立ち向かった大平氏の足跡を思うときに、われわれ自身まだまだ甘いのではないかと考えた」
と述べた。
その上で「大平氏をはじめとする宏池会の系譜に連なることを誇りに思うと同時に、先輩方の足跡を汚すことなく精進
努力を続けなければならない」と語った。
「ポスト安倍」候補の一人となっている岸田氏は来年の総裁選出馬の可能性を記者団に問われると
「国民が何を求めているのか、政策を大事にしながら努力を続けていきたい。ポストはその結果だ」と述べるにとどまった。
一方、墓参に加わった大平氏の娘婿の森田一・元運輸相が「近い将来、首相として再びここに来ていただくことを
心から祈念する」と呼び掛けると、岸田氏は笑顔で応じていた。
産経新聞
http://www.sankei.com/politics/news/170722/plt1707220014-n1.html
岸田文雄外相は22日、8月3日に予定されている内閣改造・党役員人事での自身の処遇について
「安倍晋三首相の判断を待ちたい」と述べた。安倍政権や自民党を取り巻く状況については「厳しい批判の声に
謙虚に耳を傾けなければならない。こうした困難なときに、自民党の一員として政権を支えるために
しっかり努力をしていきたい」と語り、今後も安倍政権を支える考えを強調した。香川県観音寺市で記者団に語った。
自民党岸田派(宏池会)会長の岸田氏は、かつて宏池会の会長を務めた大平正芳元首相の墓参のため
観音寺市を訪れた。岸田氏が同市にある大平氏の墓参をしたのは初めて。岸田氏は大平氏について
「命をかけて激動の政治に立ち向かった大平氏の足跡を思うときに、われわれ自身まだまだ甘いのではないかと考えた」
と述べた。
その上で「大平氏をはじめとする宏池会の系譜に連なることを誇りに思うと同時に、先輩方の足跡を汚すことなく精進
努力を続けなければならない」と語った。
「ポスト安倍」候補の一人となっている岸田氏は来年の総裁選出馬の可能性を記者団に問われると
「国民が何を求めているのか、政策を大事にしながら努力を続けていきたい。ポストはその結果だ」と述べるにとどまった。
一方、墓参に加わった大平氏の娘婿の森田一・元運輸相が「近い将来、首相として再びここに来ていただくことを
心から祈念する」と呼び掛けると、岸田氏は笑顔で応じていた。
産経新聞
http://www.sankei.com/politics/news/170722/plt1707220014-n1.html