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民進党の山尾志桜里衆院議員(43)が、「幻」と消えた幹事長への抜てき打診を受けた今月2日、若手の論客、倉持麟太郎弁護士(34)とホテルで密会していたと、7日発売の「週刊文春」が報じた。同誌は、別の日も逢瀬(おうせ)を重ねる2人を掲載した。
山尾氏は7日昼の時点で、事実関係の説明をしていない。報道内容が事実なら幹事長人事の白紙撤回は、山尾氏自身の脇の甘さが招いたことになる。
「イケメン弁護士とお泊まり禁断愛」と題した文春の報道によると、山尾氏は確認されただけで、先月28日から9月3日の1週間だけで4回、倉持氏と会ったという。特に今月2日には、名古屋市で開かれた山尾氏の会合に2人で出席後、新幹線でともに帰京。改札を出ると反対方向に歩いて別行動を取ったが、総菜や赤ワインを買い、近くの高級ホテルで再び合流。3日早朝まで過ごしたという。
民進党関係者によると、山尾氏は2日、前日1日に代表に選ばれた前原誠司代表(55)から、幹事長就任の打診を受けた。文春は、倉持氏とのホテル密会は、幹事長内示の「祝杯」だったのではないかと指摘している。
山尾氏は3日朝、ホテルを出た後、衆院愛媛3区補選の選挙応援に向かったが、とんぼ返りで帰京し、再び倉持氏と合流。倉持氏の車で、自宅まで送られたという。倉持氏の車の助手席で笑顔をみせる山尾氏や、ホテルや倉持氏が所有するマンションに別々に入る様子、新幹線のグリーン車で隣り合って座る姿など、ツーショットを含めた写真も複数掲載されている。
文春によると、山尾氏が取材を受けたのは、選挙応援から帰京後の3日午後。山尾氏はこの後、倉持氏との件で取材を受けたことを前原氏に報告した。その後、前原氏は山尾氏の幹事長起用を白紙撤回した。党関係者は「山尾さんは、脇が甘すぎる」と指摘した。
山尾氏との不倫疑惑が浮上した倉持氏は、中央大法科大学院修了後、12年に弁護士登録。安保法制をめぐり15年7月、衆院特別委員会の会合で参考人として意見を述べたほか、テレビ出演も多い。
山尾氏には、実業家の夫と6歳の男児がおり、倉持氏にも妻子がいる。報道内からは、「ダブル不倫」の疑惑を招くのは避けられず、政治家としては大きなダメージになる。