0001名無し1号 ★
2018/02/18(日) 20:50:52.11ID:CAP_USER9さる2018年2月11日に放送された『ワイドナショー』における国際政治学者・三浦瑠麗氏発言の発言
「スリ―パーセル」をめぐる一連の論争が、放送後一週間以上を経てもなお、加熱の様相を見せている。
*参照記事:(北朝鮮「スリーパーセル」論争に隠された虚しい現実・高英起)
私が上記三浦氏の発言をうけて、YAHOOニュース個人にて寄稿した記事 広がる「工作員妄想」
〜三浦瑠麗氏発言の背景〜(2018年2月13日)が、私の想像を超えた反響をもたらし、
本稿表題の「工作員妄想」という私の造語自体が、複数のWEBニュース記事等になっているのは、
広く公論を提起する一翼の末端を担ったものとして、また本稿に対する好意的反応大なるを以てして、
私としては興味深く思っている。
しかしながら、この「スリ―パーセル」論争ともいうべきもの、そのものが、政治的左派と右派の対立
へと移行していることは、本論争の趣旨とは大きく外れたものと言わなければならず、奇観というほかない。
概して、政治的左派は三浦氏の発言に批判的で、政治的右派は擁護的とみるが、本件問題は政治的左右
の対立とは関係がなく、社会の公器たる民放番組において、「スリ―パーセル」なる存在根拠薄弱な勢力(?)
を「大阪に潜伏している」と、具体的地域名を限局して政治学者が断定したことについての妥当性を問うものである。
また、この「スリ―パーセル」論争が、しばしば大阪に在住する在日コリアンへの差別に直結するという
批判的意見があるが、三浦氏はくだん番組内において在日コリアンには一言も言及しておらず、
言及していない範囲にまでその論争の射程を広げるのは適切ではない。
(中略)
私は、かつて、かけがえのない日本人同胞を、北朝鮮の工作員が拉致した日本人拉致事件は、我が国の主権への侵害であるばかりか、
普遍的な人権への重大な組織的挑戦と結論しており、日本社会のどこかに、現在でも北朝鮮の工作員が小なりと潜伏している疑いは、
当然その蓋然性を有するものと思う。
しかし「スリ―パーセル」という記述が我が公安を以て記述されない以上、それは現時点で存在しない妄想・空想と判決せざるを得ない
のが妥当(冒頭で参照した高氏記事の主張と同様)である。
ただし、再三記述した通り、三浦氏が言及していない「差別」などへ射程へ論争の争点を拡大するべきではなく、社会の公器たる民放番組において、
「スリ―パーセル」なる存在根拠薄弱な存在を「大阪に潜伏している」と、具体的地域名を限局して政治学者が断定したことについての妥当性を問うものに
もう一度引き戻していく方がより建設的であると思う。
三浦氏が提起したのが、日本における防諜問題であると解釈すると、本件論争で「スリ―パーセル」が仮に一般的用語となったのなら、我が公安は、
それを反映した報告書を来年以降製作するか否かが、注目されるところである。なれば「スリ―パーセル」の存在は実証されたということになるからだ。
ソース元タイトル「加熱する「スリーパーセル」論争〜「スリ―パーセル」は実在するのかしないのか?〜」
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20180218-00081740/
2018年2月18日 7:13