2018.03.03 バズプラス
http://buzz-plus.com/article/2018/03/03/zaif-coincheck-money-transfer/
仮想通貨取引サービスのコインチェック(Coincheck)にハッカーが不正アクセスし、約580億円もの仮想通貨(ネム)を出金されたコインチェック事件で、新たな情報が入ってきた。
・Zaifに送金されたのは10億円分
ハッカーによってコインチェックから盗まれた仮想通貨ネムが、日本の仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)に送金されていることが判明したのである。盗まれた仮想通貨ネムは約580億円だが、Zaifに送金されたのはそのうち約10億円ほどだという。
・ネム財団「数時間で解決する」
Zaifの取締役である朝山貴生氏は、仮想通貨ネム財団で理事も兼任していることも注目されている。なぜならば、ネム財団はコインチェック事件に関して「このハッキング事件は数時間でネムのコミュニティにより解決されます」と発言しているからである。
・解決に至っていない現状
2018年1月26日に発生したコインチェック事件だが、2018年3月3日現在も解決に至っていない。数時間どころか、1か月以上が経過しても解決に至っていない現状を考えると、捜査は難航しているようだ。はたして、Zaifに送金されたコインチェックの仮想通貨ネムはどうなるのか? 大きな注目が集まっている。
・利用者が困惑する事態
ちなみに、Zaif自体もさまざまなトラブルが発生しており、「Zaifで一瞬で8000万円が消滅した」や「Zaifの取引履歴の計算が合わない」など、利用者が困惑する事態に発展している。