福田事務次官のセクハラ疑惑に揺れる財務省の麻生大臣。外遊先のワシントンでは、笑顔で次々と外交日程をこなしましたが、記者からはやはり、この質問がでました。
Q.福田次官のセクハラ問題について、伺います?
「最初にG7(G20)の説明からした方がいいんじゃないか」(麻生太郎財務相)
そして、女性社員がセクハラを受けたとして、テレビ朝日から抗議文を提出されたことについて問われると・・・
「もう少し大きな字で書いてもらった方が、見やすいなと思った程度に見ました」(麻生太郎財務相)
麻生大臣はこう言い放ちつつ、「会社としての正式な抗議だからしっかりうけとめなければならない」と話しました。
しかし・・・
「もう本人(被害女性)が、名乗り出ておられるんだから、本人の声入れられてもおかしくないんじゃないかなと思いますけどね。どうして出ていないのか、よく分かりませんけど。(福田次官は)仕事ぶり見ても、遜色ありませんし、この一件をもって本人が全否定されるべきではない」(麻生太郎財務相)
麻生大臣はこう述べたうえで、自身の進退については、「考えていない」と述べました。
一方、20日、財務省には一様に黒い服装をした野党の女性議員らが。
「私たちはセクハラを泣き寝入りするような社会には絶対しません!Me too!!」(立憲民主党 尾辻かな子衆院議員)
アメリカで広がるセクハラ告発運動「#MeToo」のプラカードを掲げ、シンボルとなった黒い服装に身を包み、財務省に抗議に訪れたのです。しかし、その直前、野党議員らは政務三役への面会を求めたものの拒否されたため、財務省内は一時、騒然となりました。
Q.女性本人から、話を聞くつもりか?
「テレ朝には伝えました」(財務省 矢野康治官房長)
財務省は、テレビ朝日側に「納得いただけるやり方で話を伺いたい」と調査への協力を依頼したことを明らかにしました。これに対し、テレビ朝日側は、「慎重に検討していく」としています。
TBSニュース
2時間前
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3347691.html