「組織的隠蔽を認めるべきだ」――厚生労働省の「毎月勤労統計」や「賃金構造基本統計」など統計不正問題で、厚労省内部からついに自らの非を認める“白旗”が揚がった。
厚労省の特別監察委員会(樋口美雄委員長=労働政策研究・研修機構理事長)は、22日公表の中間報告で「組織的な関与や隠蔽はなかった」としていた。しかし、30日の会合で、委員から「複数の職員が不正を認識しながら長期的に放置してきた。組織的な隠蔽があったと認めるべきだ」との発言が飛び出したという。
野党の試算では、昨年の実質賃金の伸び率はマイナスだったという。
これでもまだ安倍首相は「アベノミクス偽装ではない」と言い張るのか。
日刊ゲンダイ
2019/01/31 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/246576
厚労省の特別監察委員会(樋口美雄委員長=労働政策研究・研修機構理事長)は、22日公表の中間報告で「組織的な関与や隠蔽はなかった」としていた。しかし、30日の会合で、委員から「複数の職員が不正を認識しながら長期的に放置してきた。組織的な隠蔽があったと認めるべきだ」との発言が飛び出したという。
野党の試算では、昨年の実質賃金の伸び率はマイナスだったという。
これでもまだ安倍首相は「アベノミクス偽装ではない」と言い張るのか。
日刊ゲンダイ
2019/01/31 14:50
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