政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(44、参院議員)は3日、東京都内で記者会見し、参院選で比例区から立候補することを表明した。前回2013年の参院選では東京選挙区から立候補して当選した。山本氏は「6年前と同じ1議席でいいのか、私は納得がいかない。1議席をより増やせるという市民の力を示していく必要がある。目標議席は5。政党要件をクリアしたい」と述べた。
また山本氏は、比例区で個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」を活用することも表明。1位に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏(61)、2位に重度障害のある木村英子氏(54)を充てる。
れいわの擁立候補者は計10人。山本、舩後、木村の3氏以外は次の通り。(いずれも新顔、敬称略)
【東京選挙区】野原善正(59)=創価学会員
【比例区】蓮池透(64)=北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長▼安冨歩(56)=東大東洋文化研究所教授▼三井義文(62)=元コンビニオーナー▼辻村千尋(51)=環境保護NGO職員▼大西恒樹(55)=元外資系銀行員▼渡辺照子(60)=元派遣労働者
朝日新聞
2019年7月3日20時17分
https://www.asahi.com/articles/ASM735RTSM73UTFK02H.html