アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事に絡んで、沖縄防衛局は、埋め立て予定海域から移植したサンゴの1群体が死んだことを明らかにしました。
これは沖縄防衛局が、9日、那覇市内で開かれた移設工事の環境対策に関する国の有識者委員会の会合で報告しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐっては、絶滅のおそれがある希少な「オキナワハマサンゴ」、9群体が埋め立て予定海域で見つかり、防衛局が去年、県の許可を得て別の場所に移植しました。
防衛局によりますと、このうちの1群体が先月、死んでいるのが確認されたということです。
死んだ原因について、防衛局は、移植先で特異な水質や海流の流れの変化は確認されていないことなどから、移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられるとしています。
また、防衛局は、別の1群体がことし7月の台風5号の高波の影響で消失したほか、もう1群体は部分死の場所が広がっていることを報告しました。
防衛局では死んだサンゴも含めて引き続き状況を観察していくことにしています。
NHKニュース
09月09日 18時22分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190909/5090007714.html
これは沖縄防衛局が、9日、那覇市内で開かれた移設工事の環境対策に関する国の有識者委員会の会合で報告しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐっては、絶滅のおそれがある希少な「オキナワハマサンゴ」、9群体が埋め立て予定海域で見つかり、防衛局が去年、県の許可を得て別の場所に移植しました。
防衛局によりますと、このうちの1群体が先月、死んでいるのが確認されたということです。
死んだ原因について、防衛局は、移植先で特異な水質や海流の流れの変化は確認されていないことなどから、移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられるとしています。
また、防衛局は、別の1群体がことし7月の台風5号の高波の影響で消失したほか、もう1群体は部分死の場所が広がっていることを報告しました。
防衛局では死んだサンゴも含めて引き続き状況を観察していくことにしています。
NHKニュース
09月09日 18時22分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190909/5090007714.html