国の税金を使い、首相が主催する「桜を見る会」前日に、安倍晋三首相の後援会が開いた夕食会をめぐり、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、会に出席した首相や妻昭恵氏の立場について「ゲストみたいなものだったのではないか」との認識を示した。
菅氏は21日の会見で、首相夫妻は夕食会で飲食をしておらず、会費は支払っていないと説明していた。22日の会見では、立食パーティー形式であれば飲食の有無にかかわらず会費を支払う必要性があるかどうか改めて問われた。
これに対し、菅氏は「首相および夫人は乾杯を除いて飲食を行っておらず、会費は発生していない」と述べ、一転して「乾杯」に限っては飲食があったことを認めた。
会費をめぐっては、専門家から未払いであれば法律違反にあたる可能性があるとの指摘が出ている。
朝日新聞
2019/11/22 13:00
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