https://anonymous-post.mobi/archives/21238
「人工呼吸器が足りない」「助けられない命に涙」医療崩壊に瀕するイタリアの医師の悲痛な叫び
「新型コロナのピークは1〜2カ月でやって来る」
[ロンドン発]新型コロナウイルスの流行で感染者1万149人、死者631人に達し、10日から全国的に個人の移動制限を発動したイタリアが悲鳴を上げています。新型コロナウイルスによる肺炎の重症・重篤患者に必要な人工呼吸器が圧倒的に不足しているからです。
イタリア北部ミラノ近郊ベルガモにある病院の集中治療室(ICU)で働くダニエル・マッキーニ医師。フェイスブックで自らの経験を共有し、大きな反響を呼んでいます。マッキーニ医師は心肺蘇生法を担当しています。
2月24日
「インフルエンザウイルスは5カ月でピークに達しますが、新型コロナウイルスは1〜2カ月しかかかりません。仮に2カ月としてもICUでの治療が必要な人が約30万人発生すると想定されます。ICUのベッド数は4000人分しかないのです。無駄な理由で緊急救命室に来ないで下さい」
3月7日
「長い間考えました。今、医療現場の最前線にいる私たちに起きていることを書くかどうか。黙っているのは責任を果たしたことには全くならないと感じました」「新型コロナウイルスのパンデミックで私たちが経験していることを医師ではない皆さんに伝えようと思います」
「パニックを作ってはならないことは理解していますが、スポーツジムに行けない、サッカーの試合ができないと不平を言っている人にも医療現場で起きている現実を知ってもらいたいのです」
「これは悪質なインフルエンザでは済まない」
「私自身も先週、敵がまだ影に隠れていた病院全体の再編成を見て驚きました。ベッドが増やされ、ICUには感染防止用のコンテナが持ち込まれたのです」
「今ここで起きている全ての急激な変化は病院に超現実的な沈黙と空虚をもたらしました。私たちはまだそれを理解していません。私を含め多くの人がどんな獰猛(どうもう)さが訪れのかもはっきりとは分からないのです」
「1週間前にPCR検査の結果を待っていた夜の電話を今でも覚えています。考えてみると陽性になるかもしれない1つの症例に不安を覚えるのはほとんどばかげており、不当にも思えます。しかし今、私は何が起きているのかを目撃しているのです」
「状況は劇的という他ありません。他に言葉が思い浮かびません。文字通り戦争が勃発し、戦闘は昼夜を通して続いています。もう、この新型コロナウイルスを悪質なインフルエンザだというのは止めましょう」
「この2年間で私はベルガモの人々が理由もなく緊急救命室に来ないということを理解しました。彼らは今回も正しく行動しています。彼らは熱があったら他の人にうつすのを避けるため外出せずに7〜10日間自宅で待機して下さいという指示に全て従っています」
続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200311-00167272/
(略)
「人工呼吸器が足りない」「助けられない命に涙」医療崩壊に瀕するイタリアの医師の悲痛な叫び
「新型コロナのピークは1〜2カ月でやって来る」
[ロンドン発]新型コロナウイルスの流行で感染者1万149人、死者631人に達し、10日から全国的に個人の移動制限を発動したイタリアが悲鳴を上げています。新型コロナウイルスによる肺炎の重症・重篤患者に必要な人工呼吸器が圧倒的に不足しているからです。
イタリア北部ミラノ近郊ベルガモにある病院の集中治療室(ICU)で働くダニエル・マッキーニ医師。フェイスブックで自らの経験を共有し、大きな反響を呼んでいます。マッキーニ医師は心肺蘇生法を担当しています。
2月24日
「インフルエンザウイルスは5カ月でピークに達しますが、新型コロナウイルスは1〜2カ月しかかかりません。仮に2カ月としてもICUでの治療が必要な人が約30万人発生すると想定されます。ICUのベッド数は4000人分しかないのです。無駄な理由で緊急救命室に来ないで下さい」
3月7日
「長い間考えました。今、医療現場の最前線にいる私たちに起きていることを書くかどうか。黙っているのは責任を果たしたことには全くならないと感じました」「新型コロナウイルスのパンデミックで私たちが経験していることを医師ではない皆さんに伝えようと思います」
「パニックを作ってはならないことは理解していますが、スポーツジムに行けない、サッカーの試合ができないと不平を言っている人にも医療現場で起きている現実を知ってもらいたいのです」
「これは悪質なインフルエンザでは済まない」
「私自身も先週、敵がまだ影に隠れていた病院全体の再編成を見て驚きました。ベッドが増やされ、ICUには感染防止用のコンテナが持ち込まれたのです」
「今ここで起きている全ての急激な変化は病院に超現実的な沈黙と空虚をもたらしました。私たちはまだそれを理解していません。私を含め多くの人がどんな獰猛(どうもう)さが訪れのかもはっきりとは分からないのです」
「1週間前にPCR検査の結果を待っていた夜の電話を今でも覚えています。考えてみると陽性になるかもしれない1つの症例に不安を覚えるのはほとんどばかげており、不当にも思えます。しかし今、私は何が起きているのかを目撃しているのです」
「状況は劇的という他ありません。他に言葉が思い浮かびません。文字通り戦争が勃発し、戦闘は昼夜を通して続いています。もう、この新型コロナウイルスを悪質なインフルエンザだというのは止めましょう」
「この2年間で私はベルガモの人々が理由もなく緊急救命室に来ないということを理解しました。彼らは今回も正しく行動しています。彼らは熱があったら他の人にうつすのを避けるため外出せずに7〜10日間自宅で待機して下さいという指示に全て従っています」
続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200311-00167272/
(略)