https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200429-01663228-sspa-soci
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い東京都に緊急事態宣言が出されたのが4月7日。その2日後の4月9日に、高井崇志衆議院議員が歌舞伎町のセクキャバを訪れていたことが発覚した。報道を受け、立憲民主党は4月15日に高井議員を除籍処分とした。高井議員の行動は、国会議員としての自覚に著しく欠け、除籍処分は自業自得と言わざるを得ないが、一方で、一連の報道によって心に深い傷を負い、仕事も失い、今後の生活の見通しも立たなくなってしまった女性がいる。高井議員が訪れたセクキャバで接客を担当したA嬢だ。
⇒【写真】A嬢と週刊誌にネタを売った男性とのLINE。男性側の言い分が…
一部報道では、A嬢本人が週刊誌に情報をリークしたのではないかとも邪推されているが、本人は「私は週刊誌にリークしたりしてないです。信頼していた友達に勝手にリークされたんです」と全否定。「SNSには『どうせ本人がカネに困ってネタを売ったんだろ』と好き勝手なことを書かれるし、お店にはいづらくなって仕事も辞めなきゃいけなくなってしまったし、通っている専門学校の学費もこのままじゃ払えない。明日の生活もどうなるかわからない状態で、夜も眠れません」と苦境を吐露する。本稿では、報道を受けて生活が一変してしまったA嬢の悲痛な訴えを伝えていく。
友達が5万円で週刊誌にネタをリークした
A嬢がまず一番に訴えたいのは、自分が情報をリークしたわけではないということだ。
「よくLINEをしている友達に、『お客さんに国会議員がいて驚いた』と伝えたのは確かです。お客さんの個人情報を第三者に伝えている時点で、情報管理が甘かった点は反省していますが、でも、『今日はこんなお客さんが来た』とか、『ヤバいLINEが来た』とか、スクショも含めて友達と送り合ったりなんて、みんなやってることじゃないですか。
高井さんが来店した後日に週刊誌の記者の人がお店の前で待ち伏せしていて、話を聞かせてくれって言われて。それで友達に問い合わせたら『タイムリーでちょっとお小遣いになりそうかなぁて思っちゃったから! まずかったかなぁ?』『自粛してて暇すぎてストレス溜まってて発散しちゃった』って。信頼していた友達に裏切られたのがとてもショックだったし、高井さんは優しくていいお客さんだったから、こんなことになってしまって悲しかった。その友人とはもちろん絶縁しました」
「記事にはしないから」と言われバリアンで取材を受けた
友人だった男性のリークによって週刊誌から直撃取材を受けたA嬢は「記事にはしないから話を聞かせてほしい」という言葉を信じ、記者の取材に応じたという。
「お店の前で待ち伏せされて、話を聞かせてほしいと言って、断っても帰ってくれなくて。正直、いきなり待ち伏せされて、ストーカーみたいで怖かったです。『おいしいもの奢ってあげるから』とか『(君は政治のことをわかっていないから)政治について教えてあげるから』とか、すごくバカにされてるんだなってことはよくわかりました。取材中も私の言うことを鼻で笑ったりしてたし。
それで、営業自粛でお店もどこもやってないから、近くのバリアン(ラブホテル)に行くことになりました。男性の記者と密室で2人きり、しかもラブホで話をするのはすごく怖かったんですけど、断れる空気ではなかったのと、『高井さんに迷惑をかけたくない、記事になるのを防ぎたい』という思いでついていきました。
でも結局『これは国会議員として許されないし、記事にすべき話だから。記事にするから』って言われて。私は話が違うと思って、言い争いになって、そのままとっくみあいみたくなったんです。密室だったし、怖かったから『警察に通報しますよ!』と言ったけど、『帰らせないよ』と言われて……。『記事にしない』なんて言葉を信じてついてったのがバカだったんですね」
(略)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い東京都に緊急事態宣言が出されたのが4月7日。その2日後の4月9日に、高井崇志衆議院議員が歌舞伎町のセクキャバを訪れていたことが発覚した。報道を受け、立憲民主党は4月15日に高井議員を除籍処分とした。高井議員の行動は、国会議員としての自覚に著しく欠け、除籍処分は自業自得と言わざるを得ないが、一方で、一連の報道によって心に深い傷を負い、仕事も失い、今後の生活の見通しも立たなくなってしまった女性がいる。高井議員が訪れたセクキャバで接客を担当したA嬢だ。
⇒【写真】A嬢と週刊誌にネタを売った男性とのLINE。男性側の言い分が…
一部報道では、A嬢本人が週刊誌に情報をリークしたのではないかとも邪推されているが、本人は「私は週刊誌にリークしたりしてないです。信頼していた友達に勝手にリークされたんです」と全否定。「SNSには『どうせ本人がカネに困ってネタを売ったんだろ』と好き勝手なことを書かれるし、お店にはいづらくなって仕事も辞めなきゃいけなくなってしまったし、通っている専門学校の学費もこのままじゃ払えない。明日の生活もどうなるかわからない状態で、夜も眠れません」と苦境を吐露する。本稿では、報道を受けて生活が一変してしまったA嬢の悲痛な訴えを伝えていく。
友達が5万円で週刊誌にネタをリークした
A嬢がまず一番に訴えたいのは、自分が情報をリークしたわけではないということだ。
「よくLINEをしている友達に、『お客さんに国会議員がいて驚いた』と伝えたのは確かです。お客さんの個人情報を第三者に伝えている時点で、情報管理が甘かった点は反省していますが、でも、『今日はこんなお客さんが来た』とか、『ヤバいLINEが来た』とか、スクショも含めて友達と送り合ったりなんて、みんなやってることじゃないですか。
高井さんが来店した後日に週刊誌の記者の人がお店の前で待ち伏せしていて、話を聞かせてくれって言われて。それで友達に問い合わせたら『タイムリーでちょっとお小遣いになりそうかなぁて思っちゃったから! まずかったかなぁ?』『自粛してて暇すぎてストレス溜まってて発散しちゃった』って。信頼していた友達に裏切られたのがとてもショックだったし、高井さんは優しくていいお客さんだったから、こんなことになってしまって悲しかった。その友人とはもちろん絶縁しました」
「記事にはしないから」と言われバリアンで取材を受けた
友人だった男性のリークによって週刊誌から直撃取材を受けたA嬢は「記事にはしないから話を聞かせてほしい」という言葉を信じ、記者の取材に応じたという。
「お店の前で待ち伏せされて、話を聞かせてほしいと言って、断っても帰ってくれなくて。正直、いきなり待ち伏せされて、ストーカーみたいで怖かったです。『おいしいもの奢ってあげるから』とか『(君は政治のことをわかっていないから)政治について教えてあげるから』とか、すごくバカにされてるんだなってことはよくわかりました。取材中も私の言うことを鼻で笑ったりしてたし。
それで、営業自粛でお店もどこもやってないから、近くのバリアン(ラブホテル)に行くことになりました。男性の記者と密室で2人きり、しかもラブホで話をするのはすごく怖かったんですけど、断れる空気ではなかったのと、『高井さんに迷惑をかけたくない、記事になるのを防ぎたい』という思いでついていきました。
でも結局『これは国会議員として許されないし、記事にすべき話だから。記事にするから』って言われて。私は話が違うと思って、言い争いになって、そのままとっくみあいみたくなったんです。密室だったし、怖かったから『警察に通報しますよ!』と言ったけど、『帰らせないよ』と言われて……。『記事にしない』なんて言葉を信じてついてったのがバカだったんですね」
(略)