https://anonymous-post.mobi/archives/885
25日告示の鹿児島県知事選に再選をめざして立候補を表明している現職の三反園(みたぞの)訓(さとし)氏(62)が先月から今月にかけ、県内自治体の複数の首長に電話して選挙について触れていた。首長の1人は朝日新聞の取材に「地元の公共事業を引き合いに、集票協力を求められた」と批判。三反園氏は22日、「(集票依頼の)意図はなかった」と釈明した。
この件をめぐり、21日付の地元紙・南日本新聞は、複数の首長が今月、三反園氏から電話を受け、県事業を引き合いに知事選への協力を求められたと報じた。
首長の1人は朝日新聞の取材に対し、14日に三反園氏から電話があり、地元から要望があった事業を複数挙げた上で「票をまとめて協力してください」と言われたという。この首長は「『市町村ごとに(票の)数が分かる』とも言われた。県事業を絡めた集票依頼で、威圧と受け止めた」と話した。
この他、複数の首長が5月以降、三反園氏から電話で「出馬するのでよろしく」「頼りにしている」と知事選に関して呼び掛けられたと取材に答えた。知事選には22日時点で、過去最多の7人が立候補を表明している。
三反園氏は22日の記者会見で、複数の首長に電話をしたことを認めた。一方、「これまでの取り組みについて思いを伝えた」と集票依頼の意図を否定したが、「相手方がそう思い、誤解されたなら心からおわびする」と述べた。
公職選挙法は、告示前の選挙運動や、立候補予定者による当選目的の利益誘導を禁じている。(奥村智司)
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN6Q72CRN6QTLTB00H.html
7月12日投開票の鹿児島県知事選を巡り、南日本新聞の取材に対し、複数の首長に電話で集票を依頼したことを否定した三反園訓知事は21日、一転して電話を掛けたことを認めた。
集票の意図はなかったと弁明し、「相手方(首長)が誤解し、そう受け止めたなら反省しおわびしたい」と陳謝した。
南日本新聞は県内の複数の首長から、「再選を目指す三反園知事が地元要望の県事業などを持ち出し、選挙の協力を求めてきた」との証言を得た。
21日付で記事を掲載した。
三反園氏は21日、鹿児島市の知事公舎前で報道陣に対し、「(南日本新聞の取材に)電話をしていないとは言っていない」と主張。
「自分の思いを伝えるために」電話を掛けたとした。
首長側が反発している「(地元が)要望した事業はちゃんとやる」「(選挙後に)市町村別の得票は分かる」など、具体的な発言については「覚えていない」と述べた。
南日本新聞は20日、同市のホテル1階で会見を終えた三反園氏に取材を申し入れた。
三反園氏は急に走りだし、次の用件がある2階の会場へ階段を駆け上がった。
この間に電話や集票依頼について「してない。ありえない」などと答え、取材を振り切った。
【20日の三反園訓知事と本紙記者のやり取りの音声データは次の通り】
−知事が首長に票の取りまとめを依頼したという話があります。
「してない。してない。ありえない」
−電話はしたのですか。
「いえいえ」
−電話もしていない?
「いや、そんなことしないですよ。投票依頼なんかしてないですよ」
−一切していないのですね。
「投票依頼なんかしてない」
南日本新聞
https://373news.com/_news/topic.php?topicid=219&storyid=121331
(略)
25日告示の鹿児島県知事選に再選をめざして立候補を表明している現職の三反園(みたぞの)訓(さとし)氏(62)が先月から今月にかけ、県内自治体の複数の首長に電話して選挙について触れていた。首長の1人は朝日新聞の取材に「地元の公共事業を引き合いに、集票協力を求められた」と批判。三反園氏は22日、「(集票依頼の)意図はなかった」と釈明した。
この件をめぐり、21日付の地元紙・南日本新聞は、複数の首長が今月、三反園氏から電話を受け、県事業を引き合いに知事選への協力を求められたと報じた。
首長の1人は朝日新聞の取材に対し、14日に三反園氏から電話があり、地元から要望があった事業を複数挙げた上で「票をまとめて協力してください」と言われたという。この首長は「『市町村ごとに(票の)数が分かる』とも言われた。県事業を絡めた集票依頼で、威圧と受け止めた」と話した。
この他、複数の首長が5月以降、三反園氏から電話で「出馬するのでよろしく」「頼りにしている」と知事選に関して呼び掛けられたと取材に答えた。知事選には22日時点で、過去最多の7人が立候補を表明している。
三反園氏は22日の記者会見で、複数の首長に電話をしたことを認めた。一方、「これまでの取り組みについて思いを伝えた」と集票依頼の意図を否定したが、「相手方がそう思い、誤解されたなら心からおわびする」と述べた。
公職選挙法は、告示前の選挙運動や、立候補予定者による当選目的の利益誘導を禁じている。(奥村智司)
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN6Q72CRN6QTLTB00H.html
7月12日投開票の鹿児島県知事選を巡り、南日本新聞の取材に対し、複数の首長に電話で集票を依頼したことを否定した三反園訓知事は21日、一転して電話を掛けたことを認めた。
集票の意図はなかったと弁明し、「相手方(首長)が誤解し、そう受け止めたなら反省しおわびしたい」と陳謝した。
南日本新聞は県内の複数の首長から、「再選を目指す三反園知事が地元要望の県事業などを持ち出し、選挙の協力を求めてきた」との証言を得た。
21日付で記事を掲載した。
三反園氏は21日、鹿児島市の知事公舎前で報道陣に対し、「(南日本新聞の取材に)電話をしていないとは言っていない」と主張。
「自分の思いを伝えるために」電話を掛けたとした。
首長側が反発している「(地元が)要望した事業はちゃんとやる」「(選挙後に)市町村別の得票は分かる」など、具体的な発言については「覚えていない」と述べた。
南日本新聞は20日、同市のホテル1階で会見を終えた三反園氏に取材を申し入れた。
三反園氏は急に走りだし、次の用件がある2階の会場へ階段を駆け上がった。
この間に電話や集票依頼について「してない。ありえない」などと答え、取材を振り切った。
【20日の三反園訓知事と本紙記者のやり取りの音声データは次の通り】
−知事が首長に票の取りまとめを依頼したという話があります。
「してない。してない。ありえない」
−電話はしたのですか。
「いえいえ」
−電話もしていない?
「いや、そんなことしないですよ。投票依頼なんかしてないですよ」
−一切していないのですね。
「投票依頼なんかしてない」
南日本新聞
https://373news.com/_news/topic.php?topicid=219&storyid=121331
(略)