国民民主党は8日の拡大総務会で、山尾志桜里衆院議員(愛知7区)の入党を承認した。
党勢がふるわない同党にとって貴重な戦力となるが、山尾氏は3月に立憲民主党を「風通しが良くない」と離党したばかりで、
野党連携には波乱要因になりそうだ。
山尾氏は6月16日、平野博文幹事長に入党届を提出した。
ただ、山尾氏は地元支持者らとの関係が悪化していることから党内に受け入れへの慎重論があり、調整に時間を要していた。
このため選挙区の変更が取り沙汰されており、
平野氏は総務会後「(選挙区は)全く白紙だ。決めたことには従っていただく」と記者団に語った。
山尾氏は憲法をライフワークとしており、入党届を提出した直後の記者会見では
「(国民は)憲法議論を前に進めていこうとするところが象徴的だ」と語っている。
玉木雄一郎代表とも親しく、玉木氏は8日の記者会見で「得意分野で十分に力を発揮してもらいたい」と期待感を示した。
一方で離党の経緯から、立民との関係は良好とはいえない。憲法へのスタンスをめぐり、立民や共産とのあつれきが強まる可能性もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/20b59db54289158341b795bb02a37c7588e19119
国民と共同会派を組む立憲の枝野幸男代表は「入党を認めれば会派解消だ」と周囲に語るなど反発していた経緯もあり、
共同会派内であつれきが生じる可能性もある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070801071&g=pol
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