https://www.recordchina.co.jp/b863713-s0-c30-d0058.html
2020年12月28日、韓国・毎日経済は「外国人がコロナ終息後もソウルを訪れたくない理由」と題する記事を掲載した。
記事はまず、「コロナ終息後にソウルを訪れたいと考えている外国人は多い」とし、「ソウル観光財団の最近のオンライン調査では、外国人回答者の94%がコロナ終息後にソウル旅行をしたい考えを示した」と説明している。
一方で、記事は「ソウルを訪れる計画はない」と答えた外国人が挙げた理由にも注目している。調査結果によると、1位は「安全でないから」、2位は「韓国より他の国に行きたいから」、3位は「費用の負担が大きいため」だったという。
ソウルの「物価の高さ」はコロナ以前から多くの外国人の訪問を妨げる要因になっていたという。同じ調査で、外国人がコロナ以前にソウルを訪問しなかった理由は1位が「訪問意思はあったが機会がなかった」、2位が「その他」、そして3位が「ソウル旅行の費用が非常に高いため」だったという。
今回の調査はソウル観光財団が9月18日から10月23日まで、ソウル観光公式ウェブサイトで6カ国語圏(韓国語、英語、日本語、中国語簡体字、中国語繁体字、ロシア語)の計2784人を対象に行われたという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「コロナと同じくらい恐ろしいPM2.5の危険濃度が世界トップレベルの国に来てお金を使いたいとは思わないだろう」「今日のソウルの空を見て。外国人が来たいと思うわけない」「韓国国民は慣れているから北朝鮮の存在を忘れて暮らしているけど、韓国についてよく知らない外国人が『南北に分かれた唯一の休戦国だから危険だ』と考えるのは当然のこと」など、安全でないと思われる理由として「PA2.5」と「北朝鮮問題」を指摘する声が上がっている。
その他「ソウルは物価が高いのに、観光名所は少ない」「韓国の物価の高さは認める」「観光するなら韓国より日本や中国、東南アジアの方がいいよね」との声も。
一方で「94%が来たいと考えているのだから、来たくない理由にスポットライトを当てて落ち込む必要はない」「正直、6%の意見はどうでもいい」「物価は東南アジアよりは高いけど、日本よりは低いよ」などと主張する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)