米軍のタンク投棄 “日米地位協定の改定必要”共産 志位委員長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211202/k10013371861000.html
2021年12月2日 19時06分
青森県のアメリカ軍三沢基地に所属する戦闘機が飛行中に燃料タンク2個を投棄し、このうち1個が住宅地の近くに落下したことについて、共産党の志位委員長は強く抗議するとともに、警察の捜査が及ぶよう日米地位協定の改定が必要だという認識を示しました。
30日、青森空港に緊急着陸したアメリカ軍三沢基地のF16戦闘機は、着陸前に燃料タンク2個を投棄し、このうち1個が青森県深浦町の住宅地の近くに落下しました。
これについて、共産党の志位委員長は記者会見で「落下地点は最寄りの住宅から、わずか20メートルほどの距離だった。住人は一歩間違えれば家がつぶれて死んでいたと話している。深刻な重大事故を起こしたことに強く抗議したい」と述べました。
そのうえで「日米地位協定の壁があり、こういう事故が起こっても、日本の警察の捜査が及ばない。日米地位協定の抜本改定を強く求めたい」と述べました。