世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体からアフリカのモザンビークへ派遣され、現地に中学・高校を開校した日本人女性に対し、外務省が「外務大臣表彰」を授与していたことが26日、明らかになった。当時の外相は河野太郎消費者担当相。衆院外務委員会で共産党の穀田恵二氏が指摘し、外務省の担当者が認めた。
穀田氏は、2019年度外務大臣表彰を受けたモザンビーク太陽中学校・高校の理事長は、教団の関連団体「世界平和女性連合」の派遣員だと指摘した。
これに対し、外務省の担当者は理事長を表彰したことを認め、「長年の教育・医療関連活動はモザンビークからも評価されていたことに鑑みて表彰した」と説明。「学校運営にあたり女性連合から支援も受けていると認識している」と述べた。女性連合と教団の関連については、「モザンビークの(日本)大使館に確認したところ、おそらく当時の担当者は認識していただろうということだった。しかし、(外務省)本省として認識していなかった。現地から本省に報告がなかった」とした。
穀田氏が「海外の宣教活動に…
朝日新聞
2022/10/26 19:07
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQBV64SCQBVUTFK00Q.html
穀田氏は、2019年度外務大臣表彰を受けたモザンビーク太陽中学校・高校の理事長は、教団の関連団体「世界平和女性連合」の派遣員だと指摘した。
これに対し、外務省の担当者は理事長を表彰したことを認め、「長年の教育・医療関連活動はモザンビークからも評価されていたことに鑑みて表彰した」と説明。「学校運営にあたり女性連合から支援も受けていると認識している」と述べた。女性連合と教団の関連については、「モザンビークの(日本)大使館に確認したところ、おそらく当時の担当者は認識していただろうということだった。しかし、(外務省)本省として認識していなかった。現地から本省に報告がなかった」とした。
穀田氏が「海外の宣教活動に…
朝日新聞
2022/10/26 19:07
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQBV64SCQBVUTFK00Q.html