もし事実なら、衝撃的な話だ。三権の長である細田博之衆院議長(78)に、認知症のような症状が時々出ているというのだ。「スポーツニッポン」の人気コラム「政界 噂の(秘)日誌」(3月1日付)が、<細田議長「非公開懇談」の訳>とのタイトルで報じている。
細田議長は、旧統一教会との“関係”について、いまだに国民に説明しようとしない。1月24日、ようやく非公開の“懇談”に応じ、議長公邸に呼んだ与野党議員に「安倍氏は大昔から関係が深い。こちらは最近だから」とコメントした、とされている。
なぜ、非公開だったのか、「政界 噂の(秘)日誌」は、こう解説している。
<ある党の国対幹部は「何を話し出すか分からない」と声を潜める。本人が自覚しているかは定かではないが、認知症のような症状が時々出ているという><国会の記者クラブが求める会見にも応じない。公の場で一問一答のやりとりに耐えられないからだろう>
■国会衛視も徹底ガードの不可解行動
気になるのは、細田議長を警護する国会衛視の対応ぶりだ。なぜか、記者が議長に近づくことを拒んでいるのだ。CBCテレビの国会担当記者が“異変続出の取材現場”を詳細にリポートしている。
記者が細田議長に質問しかけた瞬間、2人の衛視が記者の前で壁をつくったり、記者の前に突然割り込んで前をふさいでくるという。まるで細田議長に話させないようにしているかのようだ。
やはり、細田議長の身の上に異変が起きているのだろうか。細田事務所はこう答えた。
「認知症ということは、まったくありません。なぜ、スポーツニッポンの記事が出たのか知りたいくらいです」
細田議長本人が、国民の前で語らないため、「政界 噂の(秘)日誌」が指摘するように認知症のような症状が時々出るのかどうかは不明だが、耳が遠く、他人とコミュニケーションがうまく取れていない可能性はある。細田事務所によると、「補聴器をつけたり、つけなかったり」だという。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
■記者会見を開き疑念を払拭すべき
「過去には、体力の衰えから国会の開会式のリハーサルで、玉座から後ろ向きに階段を下りる“右進退左”の所作がうまくできないため、辞任した議長もいます。細田議長は、疑念を払拭するためにも、国民の前で時間を制限せず、会見すべきです。院の権威を保つために会見はしないという理屈らしいですが、院の権威を保つためにも会見をすべきです」
会見をすれば、疑念を持たれることもないのではないか。
日刊ゲンダイ
3/3(金) 13:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/1857ebecb0bc615ddd3d945306097238d6ed6133