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2024/06/19(水) 09:05:48.38ID:FvXJ4J4v9◇ ◇ ◇
よほど学歴詐称疑惑を追及するフリー記者を「排除」したいのか、小池知事は18日午前、異例のオンライン会見で公約を発表。「保育料無償化の拡大」「無痛分娩への助成」など出産・子育て支援の「チルドレンファースト」を掲げた。
一方、蓮舫参院議員も同じ日に公約発表をブツけた。少子化対策は「貧困家庭の支援拡充」を強調するなど小池知事とは対照的で「7つの約束」を打ち出した。8年前の初当選時に小池知事が公約に掲げ、ほぼ達成ゼロの「7つのゼロ」を意識したもので、大量の樹木伐採が批判を浴びる明治神宮外苑再開発については「立ち止まる」と明記した。
故・坂本龍一さんら著名人や専門家から反対の声が広がる外苑再開発こそ小池・自民接近の象徴であり、「萩生田百合子」の最大の弱み。その見直しは古い癒着・利権政治に切り込む「一丁目一番地」となる。
追い風も吹いている。しんぶん赤旗は15日、外苑再開発を担う三井不動産のグループ2社に、都庁幹部OB14人が天下りしていると1面で報道。うち8人が再開発事業を所管する都市整備局出身で、局長級は「特任参与」、部課長級は「参与」「参事」などの役職で厚遇されているという。
三井不動産Gは東京五輪を呼び水に、外苑再開発や選手村(現・晴海フラッグ)の整備を主導。都は広大な都有地を近隣地価の9割引きで叩き売り、晴海フラッグは今や投機マンションと化す。いわくつきの売買契約を締結したのは、就任直後の小池知事だった。
ほかにも三井不動産は築地市場跡地や日比谷公園など都心の大型再開発プロジェクトを相次いで受注。いずれも小池肝いり事業で「東京大改革」ならぬ「東京大開発」で大いに潤う利害関係企業に、所管部局の元幹部が天下り。小池都政8年で癒着の横行は加速した。
天敵の森元首相まで連なる「ブラックボックス」
小池知事は外苑再開発に反対する都民・国民の声には聞く耳なし。逆に「ネガティブキャンペーン、プロパガンダ」だと非難したこともある。萩生田氏も暗躍し、落選中の2012年に都市整備局幹部と面会。都の内部文書には「森元首相から『調整してくれ』と言われている」「いまの機会しかここの整備はできない」と森元首相の手先となり、外苑再開発を猛プッシュした会談記録が残されている。
「萩生田百合子」の先には森元首相の姿も浮かび上がる。外苑再開発の利権を巡り、小池知事は間接的に天敵同士の森元首相と手を握ったも同然だ。
「萩生田百合子」の名付け親である淑徳大大学院客員教授の金子勝氏(財政学)が言う。
「大手メディアは、小池知事が自民の抱きつきに困惑しているように報じますが、実情は一心同体。利害関係は完全に一致しています。8年前に小池知事は自民党都連を『ブラックボックス』と批判しましたが、旧統一教会とはズブズブ、裏金問題で役職停止中なのに都連会長の継続を許された萩生田氏こそ『歩くブラックボックス』です。『萩生田百合子』の利権構造こそが、都知事選の一大争点です」
小池知事は「AIゆりこ」の相方に「AIこういち」を出演させるべきだ。
日刊ゲンダイ
24/06/19 06:00
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