4/08新たな情報とJAXAの見解 http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/files/20160408_hitomi.pdf ・3/26午前3時過ぎにRWによる姿勢制御マヌーバ。正常に終了したと推定。 ・その後に姿勢制御異常(太陽が補足出来ない状態)が発生。原因は不明 ・その後何らかの理由により本体が回転し、周期が3秒未満となる。 周期が3秒未満の高速回転が可能なのはRCSの誤噴射のみ。 RCSは通常は使用しないが、セーフモードに入った後に姿勢を太陽指向に する際に噴射するシーケンスとなっている。 RCSは電源が落ちると噴射を停止する。 ・本体が破損し、何らかの物体が分離 ・その後回転周期が5.2秒に落ち着く。 ■物体の数 JAXAでは4つの物体を光学観測で確認、うち1つをひとみ本体と推定(ID 41442) すばるでも観測を実施。(pdf資料に画像あり) ■壊れやすい部位 太陽電池のパドル部分x2と、進展式光学ベンチ(EOB) ただし、5.2秒周期では壊れない。3秒程度になると壊れる可能性。 現在は5.2秒周期の回転だが、壊れた結果回転が落ちた(壊れる前は高速回転してた)可能性もある。 太陽電池パネルが壊れる際は、先端から脱落する。 ただし、異常後にも通信できたことから、6つのパネルのうち少なくとも1つ以上は残っていると推定。 ■調査の観点 以下の3点を中心に調査を継続。 ・姿勢を崩した理由 ・複数に分離した理由 ・通信が途絶えた理由 ■観測続行の可能性 ・6枚の太陽電池パネル(左右3枚ずつ)のうち3枚が残存していれば観測は可能 ・EOBがもげていても、のこりの観測装置での観測は可能 防衛省のガメラレーダーやBMD対応イージスによる観測はおこなわないの?
ひとみちゃんバラバラ殺人事件 しかし、ゾンビ化したひとみちゃんは永遠の軌道に入って地球を周回しながら人類をX線で焼き尽くすのだ。 JAXAはひとみちゃんを成仏させてあの世に送るために宇宙飛行士を送ることにした。 まずは、しくじっても死んでいいようなダメ人間を2ちゃんねるで募集したのだ。 ・・・続く
すばる望遠鏡の写真は、赤いぼんやりした姿しか映ってない。 地球側にある大きな望遠鏡で見るんだから、細部までしっかり見れると思ってた。 googleEarthで見ると止まってる車でもはっきり見れるのにね、 すばる望遠鏡って米国の監視衛星の解像度より劣るの?
すばるは、無限遠点にしかピントあわせられないとか 天体観測では、無限遠点以外にピントあわせる必要が無いからな 上空数百キロの物体にピントあわせられる能力のある天体望遠鏡じゃないと 精密な撮影は無理でしょう
>>7 まあ、多分ない。 観測するたびに破片の数が増えてる状態。 太陽パネルがバラバラになったのかな? それならもうだめだな アストロEUみたいにひとみ2を考える時が来ている
CORSAの時は、メーカーさんが 「早く次のを打上げましょう!」 って、プロマを勇気付けてたとかなんとか。
早く次へいった方が良いんじゃね? 原因解明は必要だとは思うが
原因を有る程度特定できるまで、次は無いと思うけどね。 闇雲に上げたところで同じミスしてどうするよ?って言われたら終わりだし。
クリーンルームで組み立てる理由が分かった気がする…
クリーンルームに穴あいてて朝鮮菌が付いちゃったの 原因は火病なの
ASTRO-Eはあくまでロケットの事故だったから 衛星はそのまま作れて ASTRO-E II 実現できたんだよな 今回は衛星の問題だから 現金究明出来ずに作り直すわけにはいかんな
今にして思えばのぞみものぞみ2にさっさと切り替えておけばよかった あかつきは例外中の例外
個人的な意見としては、”ひとみ”は諦めた方が良いんじゃないかな・・・
EOBもげても観測かのうなのは初耳だなぁ にしてもデブリが否定される前にこれは韓国人のデブリだの中国のデブリのせいだの喚いてたバカウヨの謝罪会見まだ?
超汚染人に2.7tのゴミ上げる能力なんかない 100kぐらでしょ
すばるって近距離にピント合わせて周回衛星みたいなのを追尾できる能力あるんだな。 深宇宙以深の天文専用だと思っていた。
ISSならパネルの線まで解像する写真が得られるんだからひとみの形状も見えるはずだがな 日本はそういう観測はしないんだな 米軍はそんな専門施設まであるのに
>>32 軌道要素がはっきりしてるなら、アマチュアが何とかしてくれるかも・・・ しかし、ISSと”ひとみ”じゃ、サイズが違うしな・・・ >>31 無限遠にピント合わせると、1,000km程度ではピンボケなの? 被写界深度(写真鑑賞用の基準だから本来的に意味が薄いけど)はどのくらいなんだろ。 現実の解像度と、1,000kmにフォーカスできた場合の解像度と、必要な解像度の比較が出来ればイメージできそう。 >>34 カセグレン焦点使ったとして、焦点距離100m、F12.2らしい。これで1000km先の1mが0.1mm。 ピントを無限遠から1000kmにすると、同じ光学系で10mm焦点が延びる? これくらい調整可能な気もするが、できなかったとすれば10/12.2=0.8mmくらいボケることになるな。被写体の8m相当だから、ぼけぼけ。 ただ、補償光学が使えない場合のすばる解像度は0.6秒角=1000km先の2.9mみたいなので、大差ない? 追尾の方が大変そう。 >>35 その条件で、許容錯乱円を可視光の波長程度に置いて被写界深度を計算してみたけど、月以遠にフォーカスを合わせないと無限遠でピンボケになるんだな。 すばる望遠鏡て、やっぱりスケールが違うな。 すばるが観測中に写野の中を流れた流星写真見たけどどれもピンボケだった
>>36 なんかだらだらと書いてるが 観測装置はHyper Suprime-Camとあるから主焦点だね 主焦点か。それなら焦点距離は16mくらいでぼけも1/6だけど、 衛星像も1/6なので、結局同じことだな。 広視野でないと視野に入れるの大変ってことかな。
次のスバルの改修があれば、無限遠以外の低空の衛星等の物体も 追尾できるような改修が入ったりして 軌道要素入力すれば自動的に追尾してフォーカスもあわせることができるような
>>41 たぶんすでにピントあわせはできるのでは? 撮れてるということはピント合わせできてるということかと。 >>41 あ、ごめん、軌道要素から自動追尾と自動フォーカスのはなしか。 原因はスタートラッカ(STT)なのか、慣性基準装置(IRU)なのか
太陽パネルがもげたんならもう観測は無理だな 即座に同型機を打ち上げるべき アストロE2の時みたいに
この手のソフトウェアによる損害は、欧米のロケットでも過去にありました。 日本では、最初のX線観測衛星となったCORSAを搭載したロケットが、 コネクタのノイズにより、設定値の極性が反転して、ロケット上段が 明後日の方向へ飛翔したため自爆処理したケースが有る。 それから40年経った今でも、ソフトウェアの以上動作は恐ろしい。 ちなみにアメリカはロケット事故を教訓にして、プログラム言語Adaが登場し、 スペースシャトルや宇宙ステーションの記述言語として使われた。 今回のケースは文法エラーでないけど、今後どの様な開発に変わるのか興味深い。
>>45 を読んで目が点に・・・いやいやいや確かにシナリオとして筋は通っているけどにわかに信じがたいw 穴のある設計に不用意な運用で大事故に・・・ってほぼあかつきの二の舞じゃないか というかスラスタ制御のパラメータを変更した後に問題なく制御できることを確認していないってどうなっているんだよ ISASは万が一誤った値を上げていたらヤバイとか考えないのか? >>46 どちらも正常だと思う。システムの設計が良くない。過去にISASが作った三軸姿勢制御の宇宙機が同じ設計だったとしたら 今まで“予定外にSTTの追尾が外れる→IRUに誤差蓄積→姿勢異常”が起きなかったのは運が良かっただけかと >>49 このシナリオが正しければソフトウェアに問題はないと思う。スラスタ制御時のゲインの設定でもミスったんだろう あのさあ… 何でこんなことしたの? ___ rュ,―― 、 r" ヽ、 , - ─‐- 、 ‖| / f ヤ / 韓 /~ \ ‖ ヽ__/ ! rイ /  ̄ </ > \ x線の起源は韓国ニダ〜w ‖ ヽ /ソ / < \ > 、_) ヽ ‖ __ イ二二二ニト、_ < (__ノ / > || / /ヽ  ̄ / || ./ ! / ハ、  ̄ ~\ _ ||_ / | 〈_ ハ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / __/〈 ! /\_ \ / ヽ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ Y ヽ__ノ / ―――| | |――──────―― | | |
自立モードを信頼してヘンなコマンドを送らなければ…
いやぁ、あかつきのはしゃーないでしょ ああいう事象を知らなかったんだから最初の1回は不可避だと思う でも今回のは普通に防げたと思うんだけど… 姿勢制御のためのデータが揃わなかったけど半端なまま始めちゃえ! 途中から補正データは来たけどなんか今把握してるデータと乖離が大きいから 無視してそのまま続けちゃえ! ってことでしょ?酷くない?これ
あかつきが噴射ミスで一時通信出来なくなったのが20日、 ひとみに間違ったコマンドを送信したのが28日 この前後の噴射プログラムに何があったんだ
>>54 ハードウェアの不備なんて大なり小なりある物だし、それを致命的な事態に発展させないのも運用の仕事 「知らなかったからしゃーない」ですましていたら、はやぶさなんて不備だらけだったし途中で見捨てられて 帰還していないぞ。叩ける石橋は叩いて安全を確認するべきだろう。類似の前例があるならなおさらだ この失敗を奇貨として、新たな研究が出来ればオッケー。 X線天文学の先生は悲惨だけど、本人が死んだわけじゃないから、 人生を再設計すりゃ良かろう。 学者バカが赤色思想に染まって、 自民を叩き、盲目的に民主党政権を喜んだものの、 「仕分け」「事業仕分け」で研究所や各種施設が潰され アルバイトに墜ちた賢い先生様が多数発生した 2010年頃に比べりゃ何てことは無い
CORSA打上失敗の時は大変だったってね。 プロマ(あ、当時はそう言わなかったのかな?)があまりにもガックリと 来てるので、 「自殺されるとまずい、絶対に一人にするな!」 なんて指令が飛んだとか・・・ 打上スタッフもガックリ来てるので、 「よしお前ら、ちょっと来い。 家で一杯飲もう!」 と言ってくれた地元の漁師さんがいたとか。。。
悪いけど今回のはマスコミに税金の無駄と言われても反論しようがない。 応援してるけどミスを庇うのは違うかな。
総理が外遊するたびに兆円単位で海外にバラ蒔く方がよっぽど無駄だと思うぜ。
http://www.asahi.com/special/timeline/20160212-astro-h/?sort=asc とJAXAのページより 2016年2月10日(水)16時30分twitter 打ち上げ日時、12日午後5時45分に決定 2016年2月14日(日)13時14分twitter 17日午後5時45分に再設定 2016年2月17日(水)18時00分 打ち上げ成功 2016年2月17日(水)20時14分 【打ち上げ動画】衛星は「ひとみ」と命名 平成28(2016)年2月17日17時45分00秒(日本標準時)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機で打上げられた X線天文衛星(ASTRO-H)の電波を、同日19時40分に内之浦局で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認しました。 X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)のクリティカル運用期間の終了について 平成28年2月29日 X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)について、冷却システムの立上げ、 軟X線分光検出器(SXS :Soft X-ray Spectrometer)の試験動作、伸展式光学ベンチ(EOB :Extensible Optical Bench)の伸展など、 重要なシーケンスが正常に実施されたことを確認しました。これによりクリティカル運用期間(※1)を終了します。 2016年3月27日(日)20時32分 通信できない状態に 2016年3月27日(日)23時54分twitter ひとみの周辺に5個の物体 2016年4月8日(金) 遠心力で壊れた可能性 回転を確認 なんか運用の意識が観測装置にばっか入ってた感じだな まあ軌道を普通に回らせるだけの事に今更しくじるとは 思わなかったんだろうが
>>60 >「知らなかったからしゃーない」ですましていたら、はやぶさなんて不備だらけだったし途中で見捨てられて >帰還していないぞ。 「しゃーない」ってのは単にそれが起こったことはやむを得ないって意味であって その後頑張るのは当たり前じゃん おれがいつ「“しゃーない”ですませて放置しとけ」って話をしたよ 勝手にリカバリーの話と混ぜこぜにすんじゃねーよ エラーは想定外で起こるんだからその想定外の数値を感知したら収束するよーなプログラム組めよな 全くの独立したシステムでさ
今回のは収束するはずが人為ミスで吹っ飛ばしちゃったわけだし、 どんな行き届いたシステム組んでも運用でミスったら無理でしょ
こうのとりで同じことやったら もう相手にされなくなるな
X線天文学は過去に論文を多く出せるから、後継機を作らない訳に行かないからなあ。 小柴教授のノーベル賞も、X線やニュートリノによる天体観測の成果で貰っている。 ※X線天文学の小田教授が存命だったら、小柴さんの代わりに貰っていたという話も有るぐらいなので。 ※で、ニュートリノ関連は別の年に表彰されただろうという憶測。 ※そんな訳で邪険に出来ない X線天文衛星が起こしたトラブルだけど、 その影響で、割を食うのはどの分野やら。 不景気な話
>>50 今回の場合テストしたらその時点でさようならの可能性もあっただろうし(^^;) こういう観測衛星って、シミュレータみたいなのはないの? 現在のプログラムと設定データを入れれば実際の挙動が試せるような物。 >>69 異常を収束させる部分が異常だった、んだよね。 セーフホールド的な感じで、どんなモードでも、大きな異常動作があれば 通信以外の全ての動作とめて何もしないで膝を抱えてくるくる回って 待機する様な、そういう仕組みはなかったのかな。 あったけど素人が思い至らないような問題で働かなかったのか。 >>74 正直なところ、「上げてみないと分からない」というのが本当では? 一連のシーケンスだって、ワンチップコンピュータならともかく、サーキットトレーサーで事前にシュミレーション したようには思えないし、だからこそ、今回のようなことになったんだと思うしね。 データの極性間違えたか、あるいは全然別の軸にデータ入れちゃったんだろうね。 うん、俺のロボでもしょっちゅうやって話だわ。
ほんと不思議でしょうがないんだけど、 自分の位置とか姿勢とか回転とかを認識するシステムって こんな変な感じにするのが本当に効率良いの? もっと単純で間違えないような方式があるんじゃないの?
角速度センサー、本質的に誤差がつきまとい、誤差の修正手段としてスタートラッカーが唯一の手段(普段は太陽センサーは使わない?)のに、誤差が大きくなったらスタートラッカーの方を無視するってのは・・・いいのかな? おまけにスタートラッカーを無視しても最終値がそのまま生きていて、データが来てないことをプログラムが認識できない仕組みだったってこと? その上に最後の砦セーフホールドモードに入るためのスラスタ設定が桁違いにおかしかったと・・・ 航空事故医療事故の番組とか見てるとそんな感じのそんなバナナ事故けっこうあるようだけど・・・ 実際はもっと細かい話なんだろうけどうーむ、開発環境に問題がある気もする。 人手不足とか人材不足、過酷労働条件とか
あと、地球近傍の周回衛星なんだし、あまり変な状況なら、何もしないでアラートを出して待機って感じであってほしいよね。 って、待機の手段がセーフホールドモード入りか。そこがトラブったってのもねえ。 脱出装置のようなものだから、枯れてる必要あると思うのだけど、 検証しないデータをほいほい入力更新したってのも・・・ 結果を見る限りシミュレートさえしてない(手段がない?)ってことだよね。
19日の文部省への報告も15日の記者発表と内容は同じみたいだな 早く不適切な噴射パラメーターの内容を説明して欲しい 公表するのが恥ずかしい程の間抜けなミスなので 外部の工作に偽装でもする気かと疑うぞ
リアクションホイールもなんか異常起こしてんのね トラブル重なりすぎだろ
>>79 軸間違えはありそうだな。現在値と比較検討すればおかしい事に気がつくだろうけど 書類だけで動いていた場合は事故るまで気がつかない可能性大 メーカーから来た値は正しかったけどコマンド計画を作る時にミスってZと他の軸がテレコったとか・・・ この状態で姿勢を制御しようとするととんでもない挙動になりそう >>82 STTは本質的にIRUより信頼性が低いから誤差が出た時にIRUを優先するのは間違っていない >人手不足とか人材不足、過酷労働 残念ながら全て該当します >>85 RWのあれは正常な動作 >>84 たぶん構造モデルの質量を1ケタ間違ったか EOBが凄い伸びたとかだと思うww プログラムのミスではないんじゃないかな >>87 ほんと プラスマイナス間違えました センサー反対向きに取り付けてました これぐらいの低レベルの凡ミスではないかとw 人間だからミス無しは無理なんだけど チェック体制がどうなってるのか サーボモータのエンコーダの A相とB相を反対に接続して しまったようなものかw サーボモータだったらすぐに 偏差量アラームが立って 暴走はしないのだがな
>>88 どっちもロシアだったか? プラマイ間違えて探査機の太陽電池反対に向けて 通信途絶させ、ジャイロ反対に取り付けてて打ち上げロケットを失敗したんだったかな インチ系と_系を間違えたのはなんだっけ? 凡ミスやらかしちゃったリストに入りそうなのか(´・ω・`)
ヤード・ポンド法とメートル法間違えた人って、その後どうなったんだろうか
CORSAを搭載したM-3Cも、 予期せぬ設定値の+/-反転で落ちました。 1976(40年前)
失敗事例データベースに載ってるようなことをグダグダと書いて 俺は知ってるぞと自慢したいのかな
ひとみの自殺事例も、まず間違いなく 失敗事例データベースに新たに登録されるね 実に不名誉な事で、JAXAの汚名挽回の実績となりました。
早く人工知能が進化してシステムを入力したらミスを見つけてくれるような時代になればいいな 人間じゃいつまで経ってもミスる
工学的な限界を知る人がもうほとんどいないのかもしれないな 川口元PMもロケットを一機明後日の方向に飛ばしているけど そのときの経験が検証の限界を見極めるのに役立っているって 言っているし 知る人がいないなら書類で管理するしかないけどそれが出来るだけの 人も予算もないと・・・
ISAS方式が限界に来てるんでしょう 小規模であるが故に、特別な事をしなくても 機体や計画の全容・情報を参加メンバーの全員が ある程度共有しえたのだけども、そうした 方法がプロジェクトの大規模化について行けてない のぞみの失敗やはぶさの壊れぶりなどで、そうした ことが言われることもあったが、いよいよ顕著化し てきたのかもしれない この様子だどSPICAがかなり心配
>>104 > これらを「人為ミス」といった言葉で切り捨てるのは簡単だが、それは精神論に過ぎるだろう。 > そのような結果に至った原因を掘り下げなければならない。 専門家としてはそうだろうけど、世論が許さんだろうなぁ。。。 焦ることないだろうになんでわざわざUSCの可視終わるタイミングで姿勢変更したのか
>>104 宇宙研方式は属人的だからね。良くも悪くも人次第。システム的な防御は厚くないから人が不用意なことをすると 大事に発展しやすい その記事に対していくつか反論 1.24時間運用をしていてMSPの1可視目で気がついたとしてもスラスタのパラメータが不適切だった以上救えた可能性は高くないと思う 立て直そうとスラスタによる姿勢制御に変更した次の可視では分解していそう 2.300億円を投入したビッグプロジェクトと書いているがプロジェクトの規模としてはM-Vクラス(すざくなど)と変わらない あかつきやはやぶさ2も同程度の予算だし。相模原のプロジェクトで常時24時間運用したことはないはず 3.24時間運用をするには運用機材一式を別途用意する必要があり、部屋の用意からしなくちゃならない 相模原の実績としてはかぐやがあるけど500億円級のプロジェクトだな >>106 暗黙の圧力「観測時間を確保しろー」 自分はあかつきの事故の遠因にもこれがあると思っている >>107 運用側の無理解はもういかんともしがたい気がする・・・ 悲しいけどISAS系の衛星の悲劇は未来永劫なくならんね 運用と言ったら運用局自体不足しているからな 深宇宙Ku局ですらはやぶさ2が既成事実を作ってようやく動き出した有様だし 海外の深宇宙局なんて夢のまた夢だ。かぐやの24時間運用ですら出たとこ勝負だし
予算が潤沢とは言わないけど 今の日本で300億円の予算は大きいよね。 明らかに防げたミスで衛星を失ったんだから 当然責任問題は出るし、これを甘く許すのは逆によくない。
今回の制御方法が実績のあるものなのか気になる ノウハウとして共有化されていたのなら他のプロジェクトでも 今後も起こり得るし失敗データベースで共有されているなら回避できるだろうが 歴代プロジェクト間でノウハウが伝わっていなければ組織としては病んでしまってる
理学の先生「予算増えているし面倒なことはメーカーがやってくれる」 メーカー「こんな低予算で隅から隅まで面倒は見られない」 な予感がしなくもない
せめて切れ目の少ないテレメトリの受信ぐらいはなんとか出来無いかな あと、ひとみはNASAやESAとも協力していることから DSNやESTRACKの活用も考えられた筈
今以上に可視を増やそうとしたらだいちみたいに衛星間通信しかないんじゃないか? あまり意味があるとは思えないけど
DRTS3つか4つくらい上げて可視カバーできるようにしてほしいとは思う
諸外国でもたかが数百億程度の予算でそこまでやっているミッションはないのでは
中継機能と撮影機能を持ったμSATをランデブーとかw イオンエンジンでランデブーはちょっと無理かな。
過去50年に渡り、NASAよりどれだけ安く成果を出せるか? という呪いのような目標に向って機能を絞り、少ない人員で 小型軽量の科学衛星を打ち上げて来た宇宙研。 しかし、過去の実績を次の成果に繋げるためには 衛星の大型化高機能化が必須で、最初に掲げた単純軽量+限界集落が足枷になる。 これもまた呪縛。 そして、日本の乏しい科学研究の中ではこれでも宇宙関連予算は 優遇されているという現実があり、予算増額も困難。 どうするのやら
はい運用断念です 1500からの会見はお通夜だな このスレもじき腐海に沈む…
素人が考えても奇跡的に通信が回復しても バラバラになるほどの力が加わって 残った精密な観測機器が無事であるはずもなく 本来の目的が果たせない 自己破壊の原因は地上から送ったコマンドで結論が出てる テレメトリをこれ以上調べても無駄なら管制に人員割いてコマンド送るだけ予算の無駄だからな
X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)の今後の運用に関する記者会見 日 時 : 平成28(2016)年4月28日(木) 15:00-16:00 登壇者 : JAXA 理事・宇宙科学研究所長 常田 佐久 (つねた さく) JAXA 宇宙科学研究所 宇宙科学プログラムディレクタ 久保田 孝 (くぼた たかし) JAXA 追跡ネットワーク技術センター長 原田 力 (はらだ ちから) VIDEO 太陽電池パドル全損 電波は別衛星 この1ヶ月は。。。
記者会見で常田理事の口から正式に運用断念の報告 残念です・・・ 太陽電池が全部取れてしまったのでは復旧は無理 しかしこれを詳しく精査し今後の教訓として早い時期にアストロH2を期待したい
この期に及んで不適切なパラメーターの内容を発表出来ないのか 生放送ではどう説明しているんだ? 見てる人教えてくれ
最近の日本の大企業で起きている、不祥事問題と繋がるところあるんじゃないかな 組織の中で横の連携出来てるのかな
∧,,∧ (´-ω-) 生まれて間もなく亡くなられた (o o) ひとみちゃんに黙祷・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
んーん、頭悪すぎるのバカな記者の質問と、 頭良すぎてバカの疑問が分からないJAXA側の質疑が咬み合わないのって なんとかならんのかねぇ?
不適切なのは判ったから内容を知りたいんだよ!!! 記者はちゃんと質問してるのか?
>>126 早い時期ってのは厳しいだろうな。 ミスを未然に防ぐ仕組みができないと、次があげられない。 これから気をつけますとか、たるんでるぞ!では解決しない。 ASTROシリーズだけでなく、同じような運用をしている JAXAが関わる多くの衛星がストップするかも。 急がば回れ、と考えるしかないかな。 研究者はどうするかが厳しいけど・・・ 特に「はやぶさ2」と「ひさき」のスタッフにはもう指示が飛んでるだろうね 運用システムが同じだから。
少なくとも新規コマンド作成とそれをチェックする体制の見直し すでに組み込まれてるプログラムの総チェックはしないとな しないといけないんだが実際するとなるとSEが過労で余計ミスしそうw
この件は徹底的な責任追及避けられないわな 未来の為に必要だ。
記者会見、最後どうしてもといいながら質問した朝日の質問がどうでもいい内容な上に長くてうんざり
三菱製なんとちゃうのん? 自工も重工も電機も変わらんやろ。
>>146 NTスペースは東芝が撤退 NECの子会社NECスペーステクノロジーになってる 時事がパラメータの事に触れてる 送信データで確認せず=エンジン制御のプログラム−衛星ひとみ http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042801134& ;g=soc >プログラムは噴射させるエンジンの組み合わせや噴射時間などを設定する。 >人間が判読しやすい形式で書かれた後、「バイナリ」と呼ばれる形式に >変換され、衛星に送信される。 >JAXAが調べた結果、プログラムは変換前の形式で動作確認が行われていたが、 >実際に衛星に送られたバイナリでの確認をしていなかった可能性が高いことが分かった。 >>147 そうするとコンパイラ(というのか?)にバグがあるかも、ってことか? そういうプログラムって他の衛星とも共通なんじゃないか? 今まで問題が起きてないのはラッキーだっただけかね? >>147 これ記者の勘違いじゃ無いかなぁ? これに似たやり取りが記者会見であったけど、こういう内容じゃなかったような 追加取材で判明したなら別だが。。。 >>143 ISAS系の衛星の推進系はほぼ三菱重工長船が担当してるけど、 今回に限っては運用側のミスで三菱のせいではない これで日本のX線天文衛星の歴史は終わりだね これからは外国の衛星にがんばってもらいましょう。
STAP騒動のときも思ったけど記者の質問のレベル差が激しいね おーすごいとこ突っ込むなーと感心させられる記者もいれば、 答えもらったとしてどうしたいのか理解に苦しむ低レベルなのもいる ノルマで質問の数が決められてるのかもしれんが時間の浪費は勘弁してほしい
300億円が ゴミクズにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ごめん、泣きそうな人いる? 俺は泣きそうだ… あかつき、はやぶさ2に頑張ってもらうしかないか…
>>151 小型衛星や国際協力で参加しているのもある ひとみさんの悩みは、宇宙に配向衛星を保つように設計されているボード上の いくつかのシステムの一つであるその「スター・トラッカー」システムと、 発売後数週間で始まりました。 それは南大西洋異常として知られている 領域を通って、南アメリカの東海岸の上を通過するたびにスタートラッカーは、 グリッチを経験しました。
日米欧の叡智が努力して創り上げた観測機器は 不用意な運用によって引き裂かれました。 まあ、運用の皆様も日本の誇る秀才ばかりでしょうけど、 長年の合理化のし過ぎで必要な人員が確保出来ず、 取り返しの付かない事故を起こすほど困窮しているのでしょう。 麒麟も老いれば駄馬にも劣る
パネルくっつけてヒドラジン追加するだけで生き返るというのにもったいないなあ
案外「0」の数間違ったとか単純な理由かもよ? くたびれて画面の「.」が見えなくなるとか日常茶飯事だし
具体的にごちゃごちゃ言い訳しないところを見ると、 内容を明らかにするとなんじゃそりゃとあきれられるような その手のしょうもないミスだったのかもなぁ。
>>160 HSTくらい価値がある物なら修理もありだろうが・・・今やそれすらできないっぽいし。 第一声が米軍からの指摘(デプリ発生)だったと記憶しているが、人材育成に相当な問題を抱えて居そうだなぁ…。
次の日米欧のX線望遠鏡のXAOは2028年以降らしいので10年以上間が空く 前のアストロE2みたいにもう一回やるべきだな 今後10年の間にX線望遠鏡はロシアのスペクトルRGしか予定にないんだし
自滅したX線天文台の補填ための300億円は、 どの分野を殺して予算を確保するのですか?
>>166 外務省の予算削れば良いんじゃね? たいした仕事してないんだし。 日本のX線望遠鏡と言えば、今ISSにMAXIがあるけど、 あれは全天捜索用だからな・・・
SPICAとジャスミン計画に遅れが出ないことを願うばかりだ
制御系の故障時の対応の設計思想からして 根本的に見直しが必要だろうから少なからず遅れは出るでしょ それを吸収するために無理したらまたしょうもない不具合が出ちゃうよ
ひとみちゃんが くるくるパーになっちゃったと子どもと話してたら嫁がどこの娘よ? とぶち切れた
影響がほぼ無いようなプロジェクトまでとばっちりが及んだり、非現実的的な対策を要求して停滞を招くような事態にはなって欲しくないな
>>168 今の所動いてる(WG設置)のは以下の2つ FORCE (NGHXT ) 「軟X線から硬X線の広帯域を高感度で撮像分光する小型衛星計画」 PRAXyS X線偏光観測小型衛星 (ゴダード宇宙飛行センターと共同でNASAに提案 年末には二次審査の結果が出る) あとはMAXIも後継iWF-MAXIが動いていて Athenaへの協力・参加も続けている Athenaについては6月にコンソーシアム決定だそうだ ISASの宇宙開発で最高に優遇されてきたX線天文衛星の 無様な失敗で、とばっちりが無いほうが不気味てすよ。 それこそ今まで常に1番を確約されていたX線理学チームが 下克上を怖れるあまりに他グループの攻撃に走っても 不思議ではないかと。
いっそ打ち上げの確度向上に専心しますか…中身は当分の間ダメだろ
スピカはスピカで独自の理由でデザインやり直したりしてなかったか 所長はまず原因究明と対策と言っていたが、それが済んだらやはり早期に次機を上げてほしい
>>178 スピカは3.2mだったのが2.5mに縮小されたんだったな ハッブルよりも0.1m大きいだけだが何か問題でもあったんかね? どの道10年以上先の話だし今どうこういう段階でもないが SPICAは欧州の技術を取り入れてああいう形になったと 去年の相模原キャンパス公開で聞いたような気が 今年も聞いてみるか
この前の相模大野の講演で中村先生が、宇宙研は横の繋がりがあるって話してたけど はやぶさ、あかつきスタッフって、ひとみにどれ位関わっていたんだろうか
はやぶさが無事に帰還したら、即座に はやぶさの理学的成果は無いという趣旨の 怪文書が出るぐらいには横の繋がりが有るらしい。 永田くんもびっくりだ!
横のつながりと言っても、 太い細いあるだろうし 内心、悔しく思っている人 がいてもおかしくないでしょ 学者間の競争があるんだし
単純に金の問題でしょ? 予算の総枠決まってるから足の引っ張り合いになる
工学試験機はやぶさの成功で、はやぶさ2が具体化したら、 理学系の皆様は割を食うので、理学の人が焦燥に駆られて 「はやぶさの成果なんぞ意味ない!」(戻って来てもオメーの席は無いから!) と叫んだんだろ。 なお、日本の宇宙科学は、偉い学者先生()の合意が第一で、 なるべく政治と文科省は介入しない方針なので、 先生様方の多数派工作は学術的意義よりゲフングフン
理学機はミッションに支障をきたすトラブルが多すぎないか? 工学 MUSES-B アンテナの精度不良で22GHz帯の感度が大幅に低下 MUSES-C RW 2/3喪失、RCS全損、BAT損傷、中和機劣化。大幅遅延 理学 PLANET-B バルブの開放不良で漂流。運用断念 ASTRO-EII ガス抜き不良で冷却剤全損。XRS運用不能 SOLER-B Xバンドダウンリンク喪失。ダウンリンク帯域大幅減 PLANET-C バルブの開放不良でOME喪失。大幅遅延 ASTRO-G アンテナの精度不足を解決できず。計画中止 ASTRO-H SHモード時のRCSパラメータの設定ミスで全損 理学でトラブルを抱えながらも予定どおりにミッションを終えたのってASTRO-Fくらいか? MUSES-Cのトラブルは2年くらいでぶっ壊れたRWに起因しているところが大きいし
その辺のゴタゴタについては はやぶさ2出発時に 色々な人のインタビューで言われていたなあ
>>188 MUSES-Cに弾丸発射コマンド誤りの疑い、という今回のひとみに近いものがなかったっけ? RW1台運用で世界初挑戦という環境で大変というのはあるけど。 >>190 付け加えるなら 1.帰還開始が迫っていて後がなかった 2.DH、管制系も小惑星近傍の複雑な運用に対して十二分な機能を持っているとは言い難かった あの時の反省からはやぶさ2は滞在期間が大幅に伸ばされた あとMUSES-Cのは不適切なコマンドの混入、ASTRO-Hは不適切なテーブルのアップロード 前者は管制の運用で防止可能だけど、後者はコマンド計画あたりで対処しないと防止できない 初物をテストする試験工学衛星が少ないってのもあるよなあ。 運用方法不備の洗い出しや熟練者を増やすことにも役立つと思うし。 高額な観測機器はしょうがないとしても、衛星基本機能(スラスタ・姿勢制御・電源など)に ピギーバック的にこけても痛みが少ない安価な観測プロジェクトのっけてテストしてほしいところ。 はやぶさのように、超最先端のテストだけではいかんのでは。 そんな予算はないというのが理由なのだろうけど・・・急がば回れ・・・
DESTINYが落選してSLIMが選定されたことが現状を表している気がするな 直接理学に貢献しないミッションは通らないのだろう。ソーラー電力セイルもズルズル伸びているし
研究者は一生に一度であろう 自らの研究に数百億円もの予算を使えるチャンスのためなら 悪魔にだって魂を売るだろうし 怪文書くらいあってもおかしくないし ひとみの失敗を喜んでる人もいるかもよ。
この衛星、色んな天体に向けて姿勢変更たくさんするわけでしょ。 回転状態も検出できず、ホイールの補正も効かなくなり、挙句の果てに ジェットで修正しようとしたらテーブルのパラメータがもともと 違っていたなんて、そもそもまともな運用ができる状態じゃないよな。 JAXAの衛星は初歩的な人為的ともいえるミスが多すぎる。 シミュレートとか十分にやっているんかね。
むしろ、複雑怪奇な条件下で発生した事故を バカちょんにも分かるように易しく書いた 書類がJAXAから出てきた。 あの書類と記者会見で分かったような気になるのは 事故を解析したスタッフが優秀なんではないかい?
経験不足だけど全衛星でクリティカルエラー発生しまくりじゃあちょっとね…
SLIMは自分の認識だと工学衛星だと思ってる >>192 筑波側でやってるSDSシリーズを活用出来無いかな 人員の交流にも繋がるし イプシロンにもマイクロサット以下のが相乗り 可能な様に改良が施されるという話もあったはずなんで その辺りも利用してほしいな SLIMは工学機だけどミッション期間が短いから耐久性は要求されないし、運用の検証や改善に関する貢献も限定的じゃね
>>188 LUNAR-Aのこともたまには思い出してあげてください JAXAは失敗を成功物語にすり替えるのが上手すぎ はやぶさだって、ばい菌サイズの石を持ち帰って、成功物語に変えた 計画通りに達成出来ないのは失敗だ 責任者はごまかさないで、責任とれ みんなの責任でにげるな
責任取らない組織に、予算を与えるな 余りにも粗末な技術力だ トップは何してる
どっかの誰かのブログを荒らしてたのは 同一人物だったって話もあったねえw
英語圏で言うところのInternet-Trollだな
>>201 いや、隼初代は工学試験衛星ってのもあったし。 二代目やPlanetシリーズはそうもいかんけど、そもそも日本の惑星探査機は成功が少なすき。 まだまだちょっとでも成功したら大喜びの段階だろ。 ひとみとかみどりとかは・・・厳しいかな。 宇宙技術自体が大変といっても。 >>192 天文衛星は、姿勢の要求精度の他、観測対象をしょっちゅう変えるので、 姿勢制御系への負荷が大きい(Hubble 望遠鏡もモーメンタムホイールを何回変えたことか) >観測天体数は、 >ASTRO-D/あすか 2000回/8年 >ASTRO-E2/すざく 3200回/10年 >だそうだ。 これに対応する、試験工学衛星は結構大変じゃないか? (部品単位では、飛行実証可能だが、システム全体としてちゃんと機能するかどうかは、 やはり小型の天文衛星として運用してみないと) MUSES-B 「はるか」も MUSES-C 「はやぶさ」もここまで高頻度に姿勢変更してないし。 DESTINY もイオンエンジン使ったラグランジュ点への飛行実証が主で、 姿勢制御系に重心置いてない。 別の観点では、商業衛星の多くの経験が行かせない(静止衛星はこんなに姿勢変更しないし、 低軌道の通信衛星でも同じ。) 「ひとみ」の姿勢制御系のようなトラブルを洗い出すためには、 似たような要求仕様の(小型でも良い)天文衛星で経験積み重ねるしか無いんじゃないか。 (見当違いかもしれないが、nano-JASMINE とか) >>207 >「ひとみ」の姿勢制御系のようなトラブル って何のことを示しているんだ? 1機で全天を見るのでは無く、幾つかで分担すれば良いのに。 一番楽なパートに試作機を上げて、より難易度の高い範囲に改良点を反映して行けば良い。
>>207 要旨はわかるけど、今回の瞳トラブルはそこではないからなー(耐久性不足ではない) >>201 ばい菌サイズの石でサイエンスで特集組まれ 2011年科学技術の10大トピックス 2位にも選ばれている >>206 さんの言うように工学試験機でもあるし 失敗として括るのは疑問だね >>209 そんな無駄なやり方には予算はつかんだろう 観測精度の均質化もそうだしX線から電波にかけての天文衛星の実績でも 全天走査は重要な項目だもんね、全天を浅くまたは一点集中は初期段階で終わった話 >>208 直接的には STT のノイズだけど、 STT がロストした後、IRU の方を優先して、 再び STT が正常なデータを吐いても無視しつづけたような 姿勢制御系のアルゴリズムの問題。 加えて太陽センサーのデータを使ってなかったこと (精度は劣るが、異常回転しているかどうかの判別には使えた) スラスターのパラメータ再設定でのミスは、より致命的とは言えるけど、 地上運用系の問題なので衛星打ち上げなくとも改善は出来そうなものだが >>213 横からです STTは天体の精密示準用と割り切ってIRUと1度も位置がずれると星図参照で位置を 求めてるでしょうから更新も遅く例え正常なデータでも信頼性では切り捨てでも 変ではないと思います、まあアルゴリズムとしては道に迷った登山者がパニクり ジタバタして自滅したような傍目にもお粗末な感じです それと太陽センサーですが記者レク資料では30度以内で正常を示すようにかかれてます 日が当たってるか影かがわかる程度でしょう、異常回転かの判断に温度分布、発電量変化と 随分と間接的なデータを使ってますので太陽センサーがなんらかで使えなかったとした方が 順当でないでしょうか >>214 流石に、30度では太陽センサー以前に、 太陽電池の出力異常や衛星の温度の異常で感知できる範囲 というか、姿勢異常が起きてスラスターを吹くまでに3回テレメトリーを受信しているんだが、 その段階のデータで姿勢異常の他、太陽電池の出力異常は報告されている。 粗太陽センサーの精度は5度程度(ASTRO-H 他の資料で確認)。 この程度は無いと、衛星初期の太陽電池展開にすら使えない。 >>214 あと、IRU は角加速度や角速度を精密に求めるものだが、 角度は生データを積分して出すので、時間が立つほど誤差が蓄積する。 なので、角度については STT で補正するんだが、 今回のような事態では、1時間に約20度回転していたので、 STT どころか租太陽センサーや、もっと感度の低い磁気センサーデすら わかったはず。 ただ、姿勢異常が検知できても、その段階でセーフホールドモードに 入ろうとするだろうから、スラスターのパラメータ再設定でのミス に引っかかって自滅してしまっただろうけど。 (その意味では、ひとみの事故では地上運用系の問題が最も深刻) なんて言うか、リミッター的な思想が無かったのがな・・・ スラスタ噴射のコマンドを受けても加速度や角速度が閾値を超えたら止めるとか、 帰還制御してるのに誤差が減少していかないなら何かが異常として中止するとか、 産業機器では当たり前にやっているようなことが行われていないことに驚き。 産業機器だとユーザーが自分の不始末で壊しておいて不良品だのお前らの責任だのと 賠償問題に発展しかねないので、メーカー側は自衛のためバカ避けはじめ 間違った使い方をしても壊れたり壊したりしないよう徹底的に保護機能、安全機能を 組み込んであるものだけど、宇宙研相手ではきっとそんなことはなかったのでしょうね。 メーカーにとっては良く言えば善良、悪く言えばヌルい客であったのかなぁと。
はやぶさが帰還できたのはイオンエンジンに予備回路のダイオードが追加されていたからだろう?
この間の相模大野で行われた講演の中村先生の話で あかつきが2月20日〜21日に一時通信が出来なくなった原因は 人間が送ったデータの誤りを、あかつき自身が「ん?おかしな数値送ってきたぞ!?」 と判断してセーフモードに入ったって話だった。 ひとみはそういう判断装置が上手く働かなったのかな?
>>218 その問題はちと難しい? そもそも今回セーフホールド入りのためのスラスタ噴射は、センサ値が 信用ならないとかでおかしなことになったときに登場するものだよね。 それをまたセンサで監視するのは難しいのかも知れない。 射出座席に計器をつけるようなものなのでは。 でもって今回は射出座席の火薬量を一桁間違えた的なエラー。 最後の砦なのだから、地上試験やシミュレーションで確認した枯れた値を絶対不変にするとかが必要だったのでは。 展開前と展開後でパラメータを地上から変更しなきゃ行けない仕組み、これをなくせる可能性はなかったか? どのような展開状態でもとりあえずこの噴射すればセーフホールドモードと言える状態になれる、ような仕組みはできなかったか? そういうことは思った。 あと、実際はどうったか知らないけど、予算と緩いスペース要件の地上設備と、 質量制限、スペース制限、消費電力などが厳しい宇宙機と同列にはできないかもしれない。 安全装置をどこまで積めるのか。 >>219 のいうダイオード1本も、最軽量で効果を上げる仕組みを考え抜いたものだし、 それでさえ最後の最後まで揉めたような話も聞いたし。 國仲先生は「最後の最後で『ダイオード入れます』と川口先生に言いました」とおっしゃってるけど 川口先生は「(それは)覚えてない」とおっしゃってるだよなあ 成功したからいいようなものの 致命的失敗の元になる可能性もあったわけで 色々考えさせる話だ
>>220 セーフモード自体にも設定データ監視かぁ。 変更できる以上は必要なのかもな。 ただ、想定外の対応をせざるを得ないとき、邪魔になることもあるかも。 >>219 燃料のキセノンを多めに積んでたのもある 最近は、姿勢制御をイオンエンジンでおこなう衛星が増えてる イオンエンジンなら、暴走しても、機体が分解する回転数になるまでにLGAで通信できれば、 対策をうてる可能性が高いのでは? 化学エンジンなら強力なのであっという間に機体が分解する回転数まで上がる
>>218 宇宙研の衛星プロジェクトはとにかく金がないから あんまり冗長とか信頼性の面を重視してないだけかと メーカー側ももらうお金以上の義理や責任を果たす必要ないし そういうケアをする提案をしたとしてもそもそも却下されるし >>222 あのバイパスダイオードはシステムとしては必須ではない中和機用の電源故障に 対応するために入れた物。クロス運転を想定して入れた物ではないらしい@西山先生談 万が一ダイオードが壊れても即致命的な事態にはならないという判断もあったのだろう >>224 MUSES-Cは可能な限り燃料を詰めてあげているんだよね 不要になったからと燃料を下ろしたPLANET-Cとは対照的だ >>229 そういうこと言ってるんじゃなくて、そもそも冗長性とか信頼性とかを 軽視する風土・文化だっていう根源的なことを言っているのです 一言に冗長化と言ってもどこまで求めるかで実装も変わってくるよ。機能の維持のみを求めた場合ASTRO-Hの 設計でも間違っているとは言えない。異常対応も考慮した場合は不足している部分も目に付くけど 300億円程度のプロジェクトでHTV並みの完璧なオンボードによる異常対応を求めるのは酷だとは思う
それはそのとおりですね、予算が少ないから全てには手が回らないし 現状の予算枠の中でやるならプロジェクトの数を減らして 1機あたりの予算規模を増やすしかないけど、 それはそれで内部の抵抗が厳しいでしょうし、難しいですね
>>230 冗長性が信頼性向上につながるとは限らないことを指摘したまで。 あと、今回のミスで一番致命的なのは地上の運用側が送ったスラスターの制御パラメータの 再設定だが、 これは衛星のハード面での冗長化では対処できない。 通常モード時にコマンドミスって暴走しても、 本来セーフホールドモードになれば復帰するはず そのためにセーフホールドモードがあるんだから ところがセーフホールドモードでも暴走したって欠陥があったからな
>>236 あ、失礼、打ち上げ前ですか。 H-2A打ち上げで重石を必要とするくらいなのに、何で軽量化したんだろ? 残燃料多すぎるとかえって軌道投入が大変とかあったのかな? はやぶさの場合は比推力から倍積んでも高々+30kgなのと、残燃料でもうひとつミッションできるメリットあったというのもありかな。 >>237 その辺の理由は自分も興味があります。他惑星のオービターに成功してないことを考えれば ミッション成立性が確保できる限りマージンを大きく持つべきだと思いますし MUSES-Cの実績を元にはやぶさ2が推進剤を少なめにして打ち上げたのとは状況が違うと思いますし >>238 確かにねえ。 最初からH-IIA用に開発してたならともかく、 Μ-X用に開発した状態からわざわざ変更・減量したのはちょっと不思議。 なんだけど、 現状(2006年) 提案時(2001年) 探査機ドライ質量 312.5kg 328.5kg 軌道•姿勢制御燃料質量 187.0kg 318.5kg 探査機総質量 499.5kg 647.0kg これみると、 打ち上げ時ペイロードは同じ(重石の方を減らす)とすれば、H-IIAの打ち上げには影響なし。 だけど、打ち上げロケット切り離し後自力で惑星間軌道に入ったり地球スイングバイに使う分が要らなくなるので、まんま130kg重いまま軌道投入することになる。 ドライ質量軽減をひいても114kg増、ドライ質量300kg強の探査機にはすごい重石。 増えた燃料でΔVは足りても、質量に対する推力不足で軌道投入の難易度がかえって上がるとか、メインスラスタ噴射時間増加によるリスク上昇とか、軌道投入計画があまりに大きくて大変とかあったのかも。 送信前に校閲しなかったのかね? 複数で唱和するなり方法は有るだろ!
どんなにチェックしても「このプログラムにはバグがありません」と言い切れるプログラマはいないだろう
>>239 金星軌道投入の際 燃料の分の(慣性)質量の分も噴射なきゃいけなくなるから 噴射時間増えるからなあ クリティカルな局面は短い方がいい たらればだが 重いままなら 金星軌道投入失敗の時にもっと違う人工惑星軌道に入っていただろうなあ >>239 満タンにしなくとも数十kg多めに積んで、IKAROSをその分軽くして増えた分は 出来るだけ金星に近い惑星空間でテストをかねてある程度の時間吹かすような 軌道計画にすれば良かったと思う。後出しだけど 過去に非可視中のΔVで苦杯をなめさせられているのだから、そのくらい慎重であって 良いのでは >>244 金星に近くはないが、惑星間空間でのメインスラスターの試験噴射はやっていたようだ。 金星探査機「あかつき」の軌道制御の実施結果について 平成22年7月6日 宇宙航空研究開発機構 www.jaxa.jp/press/2010/07/20100706_akatsuki_j.html >>245 その試験噴射は噴射時間が短すぎて調圧系の健全性を確認できていない >>246 それは結果論とも言えるのでは。 惑星周回軌道投入に匹敵する噴射を行うとなると、 もう相乗り衛星をトン単位にするか2段目噴射時間減らして、原案通りH-2Aでは 地球周回軌道入りだけして、惑星間空間投入もメインスラスターにさせるとか、 金星での減速スイングバイ以前に減速噴射くらいしかない。 前者は結果論だが時期が早すぎて今回の塩詰まり異常は見つからなかっただろうし、 後者は必要燃料相当増加しそう。 そもそも非可視を回避するメリットはどれだけあるのか。 結果論だけど、今回のあかつきの場合は慌てて姿勢制御やり直して 再噴射してもだめだったわけで。 仮に再噴射が可能な故障だったとしても、 軌道突入直前の長い試験噴射で今回の事象が起こったとして、 現象の確認と対案が軌道投入やり直しに間に合うのだろうか? のぞみの地球スイングバイと異なり、通信タイムラグもある。 結局今回のあかつきみたいに数周後再挑戦になるのでは。 ひとみに話を戻すと、セーフホールドモード入りの噴射も不可視期間の自動噴射であるわけだよね。 周回衛星の場合は、とりあえず太陽電池+バッテリーで何もしないで漂うだけにして、 一定期間コマンドが受信できない場合だけ、バッテリー残量があるうちにセーフホールド入り 噴射とかのほうが安全なのかな?とも思ったけど、 セーフホールド入りが危険だったというのも結果論だし、 今回の事故原因を考えると、手動で姿勢制御し直すのはもっと危険だったろうな。 結局トラブルを事前予想して原因になる問題を予めつぶすしかないのかな。 >>247 PLANET-Cの運用で自分が問題だと思っているのは打ち上げ後半年間調圧系の健全性を確認せずにVOI-1を実施したこと 調圧系の健全性を確認するだけなら何百秒も吹かす必要はなく数十秒もあれば十分だろう。その分の燃料を積む余裕は あったはずだし、そのような軌道を計画することも出来たはず なにより不測の調圧不良でPLANET-Bを明後日の方向に飛ばしてしまった反省が生きている運用にはとても思えない 現物を確認せずに「大丈夫」と判断したが故の事故に見えるんだよね。そしてASTRO-Hもその節があることは否定できないはず >>248 なるほど。別に軌道投入と同等の噴射をするわけでなく、 できる限りで噴射テストを兼ねた軌道修正を組み込み、 得られる情報から何か分かった可能性はあるという感じ? 今回のような異常はそれでも難しかったかも知れないが 他の想定外異常は事前検知して救えるかも知れないし、 そのように考えて計画しなきゃいけない。 7月の噴射で十分であると考えたところが問題なんでしょうか。 できるチェックは可能な限り全部行うことが重要ということか。 >>247 ひとみの話追記 報道読み直してみたら、パラメータから読み取れる異常が起こってから セーフホールド噴射が起こるまでかなりの時間があった。 その間まったく可視がなかったわけではない(異常パラメータ得られている) けど、国外通信所からの通信をリアルタイム監視していないので実質可視でない 状態で放置があったんですね。見ていれば、スラスタ噴射ではなくセンサ値の解釈変更で なんとかなったかもしれない。 できない事情があるかも知れませんが、やっぱりここは問題なので>>247 後半も撤回。 あかつきは唯一の新規開発要素であるセラミックスラスタで不具合が起きてしまったわけだけど 予算不足で地上試験ができなかったんだよね
>>250 え? あかつきに組み込んだ状態での燃焼試験という意味か? JAXAと国立天文台は統合して新組織作ったほうがいい。 国立天文台はハワイの巨大望遠鏡稼働に向けて海外勤務の職員の給料をほぼ倍にあげたところ。 戦力外職員に法外な給料あげている。
>>252 国の機関の国立天文台は定員が決まられているし給料も他の公務員と同じ 各プロジェクト(スバルもその一つ)ごとに非常勤職員を採用するようになってるようです 残念なことにまだ日本では非常勤職員はパートのオバちゃん扱いなので有能な人が プロジェクト毎に参集してとはなっていない 編集中に送信してしまった・・・orz VOI-1の1ヶ月前に異常が確認されたとして実施できうる選択肢は 1.予定どおりのタイミングでブローダウンによりVOI-1を実施する ただしブローダウンによる試験はしていない or する時間もないのでバクチか 2.軌道修正を行い金星をスイングバイし数年後の再会合を目指す こっちの方がリスクは少なそうだけど、運用期間が伸びる分機材寿命との相談になる ASTRO-HでMSP/MGN局可視中もリアルタイム運用していれば救えた可能性は 個人的に懐疑的です。NECの姿勢系の技術者が詰めていて即姿勢異常の原因に 気がつきコマンドを立案・送信出来ればそのタイミングでは救えたかもしれませんが 試験観測期間中にそのようなサポートは期待できないでしょう また復旧運用中に太陽補足モードを使用してしまえば分解してしまうわけですし(多分)
>>188 こうやってみると 突貫工事でつくったイカちゃんの素晴らしさ が際立ってくるなwww >>229 設計と材料(品質)と運用のうち 一番弱いところで壊れるという これまた鉄板なやつですね >>260 目的がしっかりしたイカロスは強い。 一方で日本のX線天文学は世界一を目指して 邁進してきたが、2002年のノーベル物理学賞どは 小柴さんと同時受賞出来ず、米国のジャコーニ博士が X線天文学で選定された以降は大きな目標を失いつつも、 コストとリスクの急速な肥大化ががが。 ∧___∧ / / / / ⊂( ・∀・) 、,Jし // パン (几と ノ ) て.彡⌒ ミ //'|ヽソ 彡 Y⌒Y( ´;ω;`) ←アレン /ノ / | \ 彡 l r Y i| ヽ/、/ヽ/ ヽ/ U__|:_|j
>>270 止める術ないから回転してる。 落下は某所でシミュレートを見せてもらったが、でかいのだと数十年単位だとさ。 500km以上あったなそういえば 案外この高さだと10年は放っといてもいいんだっけ ハッブルが落ちるのも何十年とかの単位だし
>>273 本来は運用停止時に、簡単に落ちてこない900kmくらいの軌道にあげたりするんだっけ? 低軌道だから多分制動をかけて大気圏に落とすんじゃないかな 例によって南太平洋の何もない所へ
軌道上げて長期間彷徨うより、 軌道下げてさっさと落ちてくれるほうがいい 低軌道 デブリ発生は多いがどんどん落下するのでデブリの影響は少ない 中軌道 デブリが落下しないのでどんどんデブリが増えて、デブリ同士の衝突でさらにデブリ増加 高軌道 デブリ密度が低いのでデブリの影響は少ない(静止軌道のぞく)
中軌道で有用な場所こそデブリが邪魔でどうしようもない
大きな炭素繊維で出来た網を打ち上げて、回収できないものかね?
軌道の相対速度じゃ炭素繊維でもちぎれて新たなデブリ作っちゃうのがオチでは。
デブリ対策の標的にするのはいいかもしれんね 制御出来ないのがデブリの問題なのだから
本気で回収しようとしたらスペースシャトルがいる ただし打ち上げ費用だけで1000億円ほど
回収である必要ななく、早く落ちるようにすればいいんだよな。 大きいモノならタコとかテザーとか減速のためのものをくっつけるとか レーザーぶち当てて炙るとかもあったな。
どっちみちタコとかテザーを取り付けるためには人間が行くか 特別な衛星を 開発し打ち上げなきゃいけない 100億200億では済まないだろうね レーザーも大気圏を通して600キロ先でトン単位を溶かせるくらい出力が大きくて 収束率のいい物を開発するとなると同じ
できればこれからの新規打ち上げ衛星はそういう減速装置搭載義務とかになればいいね。 燃料減速以外で、軽量確実ないい方法が見つかれば、だけど。
>>286 記事のやり方は要はポップコーンだね 軌道速度を落として高度を下げ空気抵抗でデブリの寿命を短くする 延べ何万回打てるレーザーの信頼性が問題だな 後武器として使われないため誰が管理するか揉めそうw レーザーは表面を炙るだけで蒸発の反動を発生できたらいいみたいだからそこまでバカ出力はいらんはず
>>289 数センチのデブリならね 2トン以上あるひとみの話のつもりだったから 制御できない今除去するには大変と言ってる 制御スラスターの燃料が残ってるかもしれないものをレーザーなんかで 打てない 不適切なテーブルが上がってしまった経緯はまだ発表できないのか?
>>274 逸れた分、原子炉やRTG積んだ落とせない衛星限定だったような。 なんか出てきたが トドメさした、行列式、負の値は正に戻して入力しろって マニュアル無いと無理ゲー。 しかも、パラメータ打ち込み、初めての人だったっぽいし。 正の値しか入れちゃダメならアプリ側で負の値は弾かないと。 アプリの設計思想がなってない。
負の値が紛れ込んだから、マイナス方向への制御の際に、 マイナス×マイナスでプラス方向になってしまうという、、、 で、マイナス方向に制御をかければかけるほど、 どんどん増速していってしまうという、、、 これのミスは、結構早期に分かってたんじゃないかなあ
プラスマイナス間違えましたか ロシアのセンサー反対に取り付けてましたレベルだなぁ 基本的な事過ぎてチェック対象にすらなってなかったのかな?
あー報告書読むとシミュレーションするとかしましたとかの運用手順や 責任者をはっきり決めてなかったんだな これは技術力関係ないな まさに日本的な組織運用の問題
これは辛いですね・・・ いくら素人向けアプリじゃ無いといっても、担当者変更や新人でもなんとかなるような仕組みは必要だよな。 作った人に想像力が無いのか、時間がなかったのか・・・ その上そんな重要なパラメータを再検する仕組みがなかったのか・・・ みんな重要だから難しいのだろうけど、それならみんな再検する仕組みがいる 2度3度チェックしてもすり抜ける事故はいくらでもあるから、 事故起こさないI/Fと常識によるチェックの両輪が必要なんだな やってることが高度で扱ってる物が高価ではあるが、どこも一緒なんだな
パラメーター作成時にプラスマイナスの修正する事を作成ツール作成者がちゃんと マニュアル化してなくて 作成者も未訓練だった 作られたパラメーターをシミュレーションにかける重要性を把握してなかった シミュレーションにかけられたか最終的な確認をJAXAがしなかった どこかひとつまともだったら修正出来てたろうに 酷いな
後 アームを伸ばしてから一度も噴射テストしてなかったのもあるな
これ、ツールから出力されたパラメータの '−' 負号を、手動で取って、 次のツールに入力するっていう手順が属人的すぎるって話か? 「当該2ツールは、JAXAによる「運用ツール化すべき対象」となっておらず、いずれも開 発試験時に設計を熟知した開発者が使用する開発ツールをそのまま活用」 ってことは、確立された運用ツールでは無いのは明らか。 てことは、このツールを使った限りは運用時に検算(?)は必須と考えるのが常識的と思うが それすらしなかったと。。。 開発→運用とフェーズが変わった時にはありがちな理系あるあるな気もするが、 運用スタッフ個人というより、マネージメント体制については擁護のしようもないな...
指示しっぱなしで結果見ない・聞かない無責任体質 これが何段にも直列に積み重なった結果がこれだよ
よほど特殊でその衛星独自の機能とか、最新機能なら分かるけど、 これ、各軸中心に必要なモーメント与えるのに各スラスタをどれだけ噴けばいいか計算する式の係数を求めるソフトの一部ですよね。 どの宇宙機にも必要そうな汎用っぽい計算がいまだに「運用ツール化すべき対象」じゃないというのはよくわからない。 機種依存の部分を喰わせたらいつも同じソフトで計算できる的なのは難しいのでしょうか。 あと、手入力に頼っているのもどうなんだろ。 誤入力防止でテキストに落として確認後読み込ませ、読み込まれた状況を表示させ再チェックするくらいのことしてもいい気がするが。
報告書読み終わった。個人的に驚いたのは宇宙機に上げる件のテーブルを運用部隊で作っていたという点 万が一にも誤ってはいけないテーブルのはず。金払ってでもメーカーのAOCS担当に作ってもらうべき物じゃないのか・・・ >>303 ,304 多分理学側は宇宙研時代のノリだったのだろう。宇宙研時代はサブである工学の先生がメーカーとの 間に入って上手く調整してくれていたってことじゃないかな pdf読むと、ホウ、レン、ソウ、が出来て無かった。みたいなとっても低いレベルの問題なんですけど・・・
小型科学衛星ミッションとかlこのままやらせて本当に大丈夫なのか心配になってくる
今上がってる衛星も作ってる衛星も全部だよ 全部たまたま動いてるだけだと思った方がいい 検証漏れチェックすらしてないんだから
ほんとあやしいなぁ。 些細なミスで簡単にあっちゃいけない状態にできてしまう。 衛星全体が、人はミスをするという前提を欠いた機械になってる。 自動車とか民生品の開発経験豊富な人を加えるべきだな。
つーかフル冗長謳っておいてスタートラッカがいきなり片肺運用、しかもそれが定常状態 正しく動いても動かなくても扱いは参考値。エラー吐いて観測止まると怒られるから とかもう色々トチ狂ってて泣ける
工学側から指摘があって然るべきなんだけど ここの所の理学偏重なのも効いているんだろうか
はっぱりな俺が指摘したとおりだ やっとで誰が責任とって懲戒処分受けるんだ?
>>314 これだと人工衛星の情報データベースと制御計画からコマンド作成がなされる、 XMLでやりとりするっぽいけど、今回単独ツールでRCS駆動マトリクスを生成し それをコマンド作成ツールに手打ちで移してるみたいだし、別じゃないかな。 >ASTRO-Hプロジェクトでは、単体試験での使用例もあるが、GSTOSプロジェクトとしては未対応 という記載もある。 これが導入されていたら一部の問題は回避できたかも。 たとえるなら、自動車でハンドルを右に切れば右に曲がるようにプログラムしてたのを、 パラメーターミスでハンドルを右に切れば左に曲がるようにやってしまいました って感じだよな
>>311 自動車みたいな量産物は発売前に試作車をテストコースや公道はしらせてテストするが、 宇宙機みたいな単品物はテストができないからな 自動車の開発経験者をつれてきてどうにかなる問題ではないかと ここまで詳細な報告書をJAXAで公開したことは褒めて良い
>>319 単品物でもテストはする、宇宙機も単体結合や総合試験はあるよ よくここまで詳細に出したと思う 次はこれからどうしていくかを真剣に考えるフェーズ チェックシステム辺りはマニュアルを用意しないといけなくなるかもなぁ ISASにとって良い善後策がとられる事を願う
だね。失敗したのでもうお終いです、では何も残らない。 ではどうすればよかったのか、これからどうしていくべきなのかをきっちり出して その上で進んでいかないと本当にひとみにかかったお金も人員も全部無駄になってしまう
>>321 >>323 それは、常田さんだからだろうな。 一緒に仕事をした人にはわかると思うが、妥協をしない人。 恐いのはこれで日本のX線観測が停滞してしまうこと のぞみの後、火星探査の二の足を踏んでいるうちにインドに先を越された 反省も大事だが、改善策が取れたらいつまでも自重していないで次期衛星を上げてほしい
反省と分析がなければまた繰り返すだけですからね。 なにがどうなってるんだ!という問いにストレートに答えた報告書は確かにいい。 問題はこの後どうするかですが、 まず、予算がない、時間も無い(一番じゃなきゃだめ)→あちこち手抜き→トラブルで遅れる→さらに慌てる の悪循環を断ち切る必要がある。 予算を増やしてしっかり必要なことができる態勢をとること、 その態勢がとれない間は理学の要求がどうであっても、駄目な物はだめとコントロールする人をたてる 予算がそうそう増えるとは思えないので、痛みも伴う事になると思う。 他国に先を越されていく分野も増えるだろうと思う。 その間、研究者は海外のプロジェクトに参加活躍できるよう、 研究が途切れないような支援が必要なのかと思う。 この分野の学会ってどんな感じかわからんので、可能かどうかわからんけど。
>>327 決まってる予算の範囲でできる事をやる、ってのも大事だよ チャレンジすればワンチャンある、で華々しい成果を夢見てリスクは深く考えない残念な意識を変えないと 潤沢な予算で更なる無謀なチャレンジして結局やらかすよ こうして日本の技術力=国力がさらに削がれ衰えていくのか
>>329 ここは国民の意識の問題だな。 はやぶさみたいに無謀な(9割褒め言葉だが)チャレンジでしか燃え上がらない日本国民では予算増額は望み薄。 淡々と理学工学ともに成果を上げているのを静かに誇るような空気が出てくればと思うのだが。 だからここは立ち後れが出ても、国民の理解を得られるように改革が必要。 そうでないとトラブルを繰り返しつつ信頼を失った日本の宇宙利用は国民から見放されて壊滅に向かう。 実際アメリカで、”-(ハイフン、もしくはマイナス記号)”を プログラムに入れ忘れたせいで、落っこちたロケットがあるわけでして・・・
責任をとる人は必要になるかもしれんけど、犯人はいらないわな。
X線天文に限った話じゃないけどM-V以降の理学ミッションが進んできた精密探査路線が正しかったのか振り返るべきなんだろうな 世界一線級の成果=世界一線級の観測機器とは限らないだろう。予算が増えない中ででかい&重い&複雑&高価な 宇宙機を開発し打ち上げることが進むべき道なのかは考えて欲しい 赤外線天文も太陽観測も精密探査路線を突っ走っているし心配だ
犯人は、マネジメントを怠った人だね そういう立場にある方には徹底的に責任を取ってもらおう カタチは問わないけどな M浦はしたり顔のクズ
管理者様方の責任回避のためカタチを取り繕うだけの書類仕事が 現場に大量に降ってきて、現場はそれに忙殺され実質はさらに酷いことになる。 これがこの国のいつものオチ。
犯人は、お前だ! ∧,,∧ (`・ω・ ) (⌒)o つ し⌒J
2001年に亡くなられた小田稔先生を霊界通信で呼び出して相談する。いやマジで。 小田先生はノーベル賞寸前で亡くなられた人なので、 その功績を何としても宇宙研が引き継ぎたいのは判るけど、 焦るあまりに、無理に無理を重ねてないかい?
大型・高性能化する衛星に、今までのISAS方式じゃ 通用しなくなったって事なのだから、小田先生呼び出し ても解決しないよ せっかく小型はイプシロン、中型・大型はH2Aという 流れも出来たのだし、少なくともH2Aで打ち上げる ような衛星は筑波方式の良いところを取り入れていく というのが良いのじゃないかな マネジメントについては筑波側のほうが長けてるし (SPICAだったら間に合うか?) 改革に必要ならJPLから人呼んでもいいだろうね そういえばJPLは理学と工学どちらがプロマネ やること多いんだろうか
夏の相模原キャンパス公開でひとみの講演やって欲しい つーか、やらないとダメだと思う
>>339 たぶんこの結果になるんだろうなぁ 専用ツールなんか作ってると開発期間延びるだけだから 運用でカバーした方が早く衛星が仕上がるのだが どうせマニュアル作成がさらに厚くなって誰も読まないものに進化するに一票 M-V時代の200億がH-IIAで300億に増えたけどその増分はロケット代と書類作成代らしいしね
>>352 H-IIAが100億でM-Vが75億でロケット分の差額が25億として、 書類仕事で75億増えるとか筑波方式への皮肉やネタにしても盛りすぎ セーフホールドモードさえちゃんとしてたら通常モードで多少しくじっても問題ない セーフホールドモードと通常モードでパラメータも別にして、 通常アップデートするのは通常モードのパラメータだけにすればいいのに
>>354 筑波のミッションにいくらかかっているか知らない人? メーカーが机上計算で作った初期パラメーターとの差分くらい確認しろよって感じだね
運用計画それ自体がないのに手順の内容言っても無駄よ 全部その場の思いつきでやってるって事なんだから
お、明日10時からの会見をネコビデオさんが中継するぞ
M-3SII-8を糧にMUSES-CやIKAROSの成果がある ASTRO-Hを糧に十数年後、NASAが悔しがるような成果を上げられるだろうか
かなりぶっちゃけた報告書だな 要はJAXAには大規模なプロジェクトを運用する実力がないと言ってる ないならないなりに慎重に進めればいいのに観測優先で安全面は置き去り 観測優先の仕様にしろと言ってあとはメーカー任せ 責任者も決まってないってw
「ネタは上がってんだぜ」 「正直にゲロった方がお前さんの身のためだぜ」 と言われて、 「へぇ観念しやした、包み隠さずお話しますダンナ」 みたいな
宇宙科学研究所のプロジェクトの決定は 先生方の多数決で決まるから、派閥の数だけ 確保しておけば次も何とかなる。 そしてボロボロなのは他の派閥も同じだから、 敢えて隠しごとをする必要も無い。
>>364 JAXAが、っていうかISASは、でしょ 筑波系のPMをISASプロジェクトに回すのは さすがに拒否反応が強くてできないんでしょ >>367 ISASの理学はだろ。ただし工学も危なくなってきているのは確か 最近の工学ミッションは理学に媚びた提案が増えているけどこれは良くない兆候だ あんまりこう言う話はしたくないが これでもう少し工学側の力が強まればと 思うね
宇宙科学シンポジウムの講演を聴いていても素人目にも「そりゃ無謀だろjk」的な理学ミッション提案が平気で 出るんだよな。理想が高いのは結構だけど実現性が軽視されすぎているように思う 火星や金星のオービターすらまともに回せないのに火星や木星にトンクラスの探査オービターとか 大型ソーラー電力セイルより実現性が薄いと思うよ
運用と観測、責任者を分離=衛星「ひとみ」失敗で対策−JAXA >試験観測中に破損し、運用を断念したX線天文衛星「ひとみ」について、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、「プロジェクトが複雑、大型化し、 従来の方法では管理が行き届かなくなった」として、今後、JAXAで科学探査を 担う宇宙科学研究所の衛星開発に関しては、運用と科学的成果の責任者を 明確に分離するなどの再発防止策をまとめた。同日、文部科学省で開かれ た専門家調査委員会に報告した。 JAXAは失敗の背景要因として、宇宙研が計画全体を取りまとめて設計、 運用を行う従来の方式の中で、役割や責任の分担が不明確になっていたと 報告。安全な運用と、最先端の科学成果を求める要望との間で、結果的に 安全性への配慮が不足していたと分析した。 今後の対策として、ひとみでは同一人物が務めていたプロジェクトマネジャー (PM)と、科学成果に責任を持つ主任研究者(PI)を明確に分離。設計や製造、 運用に関しても、メーカーや運用委託業者との役割や責任の分担を明確に した上で、技術仕様や不具合に関する記録、運用手順などの文書化を 徹底するとした。(2016/05/31-11:44) http://www.jiji.com/jc/article?k=2016053100287& ;g=soc X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」異常事象調査報告書A改訂等について http://www.jaxa.jp/press/2016/05/20160531_hitomi_j.html >>372 なんだこのJBpressの記事 IT的センス?w わざわざ難しく書かなくてもいいんだよ 最初に日本のIT叩きをしてGoogle持ち上げるっていうことをするために、 ひとみを出汁につかった意味不明な記事だね Googleのサーバ1つとんでも衛星は墜落しないからな
重箱の隅をつつき全てを否定する輩は学問板にいるべきではない
ひとみは破棄されたなら積んでいる機器は 拾ったもんが貰って良いかな?
A改訂の84ページにしれっと書いてあるけど、 「加えて、PMとPIの兼務、ISAS組織運営業務や大学院教育等の責務を果たす故のPM業務専任化の不徹底など、」 この部分は大学もほとんど変わらなくて、マネジメントも資金調達も成果発表も全て中途半端になってる研究室がちらほら 最近のとりあえず競争的資金にして、雑務も先生に押しつければいいやという学術界の風潮をなんとかしないとマジでヤバいぞ
雑務が出来ない先生(研究者)が悪い。 研究費から秘書を雇え。マネジメントの問題。 とはいえ、他人より優れた神童のまま大人になった先生が 人を使う事には抵抗感が有るのだろう。
過ぎたことではあるけどPLANET-Cが事故った時にこのレベルの調査・報告が行われていればASTRO-Hの事故はなかったかもな
コマンドミスってのは初代はやぶさでサンプル取得失敗したときだっけ?
>379 あかつきは実績あるはやぶさの構造の 小型で頑丈な筐体で作られているので、 まず壊れないし、運用での実績も豊富。 今回の事故は、H-IIA打ち上げて設計した(相模原)初の大きな科学衛星に、 予算の許す限り巨大な望遠鏡を搭載した悲劇でしょう。 新しい構造なのに、望遠鏡の拡張と向上に予算を集中して 必要な安全検証を幾重にもケチったのが祟った。 もしかすると過去に運用した大きな「かぐや(500億円)」と 同じ手順で安全設計していたら生き残れたかもしれない。 しかし予算を300億円に抑える為に、望遠鏡を小さくする必要も有るだろうから、 誰かがタイムマシンで戻ったとしても、当時の設計陣の説得は無理じゃないか?
>>381 そんなレベルの話ではない。PLANET-CもASTRO-Hも運用次第で回避できた事故だ PLANET-CのVOI-1運用が不測のバルブの閉塞に対して備えられていたようには見えない そこを掘り下げるとASTRO-Hと同じとこに行き着くと思う >382 飲み屋でクダ巻いている 酔い潰れたオッサンのレベル
>>383 便所の落書きからずいぶんと出世したもんだ でも、はやぶさとあかつきの感動が、今回の件で少し変わってしまったのもあるなあ もっと上手くやれてたんじゃないかと
はやぶさは別格 独自に開発したイオンエンジンで、世界初の軌道を使って、だれも行ったことのない星に ランデブーし、誰もやったことがない運用をして、地球に帰ってくる 日本どころか世界中どこにも参考できるノウハウはない状態で挑んだミッションだもの 何事もなく進むはずがない。特にシステム面のノウハウはゼロだったからな。出来すぎだよ 程度の差はアレ従前のノウハウを使えたあかつきやひとみとは決定的に違う
あかつきのはハード的な問題で 設計・製作時の問題が大きいと思う 運用で上手く故障をかわせたか疑問 ひとみは確かにハードの問題も 有るのだけれども、運用面でしっかり やっていれば、少なくとも セーフホールドにちゃんと入れた筈で 掘り下げれば同じ所に行き着くと 自分は考えないかな あかつきを例に出すなら、金星周回に入った後の 通信途絶の方だろう
・機械は故障する ・人間はミスをする これを前提条件に含めていないミッションは少なくない確率で事故るな ちゃんと管理されていれば多少の故障やミス程度では大事に至らないよ まぁこれを理解出来る日本人は少ないけどね
なぜ「日本人」と括るのか解らん 凡ミスでプロジェクトの危機だなんて話 洋の東西問わず転がってるのに
日本人は特にそういう傾向が強いからでしょう 失敗したときに100%失敗しないようにしろとか 無知な記事を平気で書く阿呆記者も悪い
成功率100%なんてものを求めたら限りなく予算・人員が増殖して逆にプロジェクトが破たんする アメリカが1000億掛けるような科学衛星プロジェクトを3分の1くらいの予算規模で打ち上げる体制で出来る範囲で 信頼性向上を目指せばいい 信頼性が90%から99%に上がったけど予算も5倍になりましたみたいなアホなことすれば トータルの効率が低下する
大きいプロジェクトの遂行能力ないんだから仕方ないじゃん
>>394 それが有人プロジェクトなんだろうなあ。それすら100%に遙かに劣る。 過去の生還率は1回のミッションあたり98%くらいらしいし。 川口氏の著書を理解出来ない人が少なくないからな これはシステム工学の不理解に他ならない
この国ではあらゆる問題は非システマチックかつ唯一の方法で解決されます。 「下っ端が一所懸命がんばる」
減給とか普通の会社かよ 研究発機関なら新しいミッションを立ち上げてきっちり成功させる事で穴埋めするべきだろ
処分はあくまでも「厳重注意」であって「減給」ではない。 給料の10%は辞退するだけ。
これで社会的には一区切りついた 組織のトップ三人が自らペナルティを課したのなら、それ以上の償い行為とやらは必要無いだろう あとの改革は免責の上で内部で行うべき事 次の計画では嫌でもそこにマスコミが注目するだろうから、やらざるを得ないだろうし
>>402 組織の仕組みがアレで起こったことなら、現場に責任は押しつけられないでしょ。 命令違反やあからさまな怠慢や故意の妨害なら別だけど。 まあ当事者は精神病んじゃいそうだな、むしろ支援が必要かと。 >>406 一研究員、作業員ならともかく、部課長PMが上からの指示がないと 「必須作業の手順書がありませんでした。作成するように指示もしませんでした。だって組織からそうしろって言われてなかったんだもん 「シミュレータでのチェックを頼んだつもりだったけどしてなかったみたいです。確認もしませんでした。だってそういう組織だもん 「興味があるのは観測結果だけです。その他は業者まかせ。組織のみんなも同じだよ ってなことになるのか、、、 >>407 まあ結局のとこその辺の仕組みすら未整備だったって組織そのものの問題だからね 処罰しろとか責任とれとは言わないけど、こんな組織に数百億のプロジェクトをまかせて大丈夫かと思う いまどき、誤入力したパラメータを未検証のまま本番投入して死亡なんて三流SIでもやらんよ
そりゃSI屋は、影響分析を提出→承認を得て変更作業開始、変更点と試験結果を提出→承認を得て実機投入とかやってるもの 必要な判子の数にビビる。実作業より承認待ちの時間のほうが長いなんてのはザラ
アポロだったかSTSだったかISSだったか忘れたが、 ビッグプロジェクトはロケットよりはるかに重い書類の重さで飛ぶって話もあったな。
まあここでは書類以前の問題か。 後付けなら素人でもあれこれ言える問題をプロが事前に想定できないのはまずい。 それをする余裕を与えない、確認もしない上も。
ISASに、十分な金が無いのが問題かな・・・ 的川先生は、 「1割で良いですから〜」 とか言ってるようだけど、ちゃんとした結果が欲しいなら 十分な金が必要なんだろうな。
このタイプは予算増やしたらその分成果目標も増やしてやらかす そもそも問題があるって認識がないんだから、問題ない部分にわざわざ無駄金は使わないよ
次の時には羮に懲りて膾を吹くにならないといいが とりあえず現場関係者の人達にはお疲れ様と言いたい
>>414 今回の件、金があったら回避できたかなあ 要は「人も時間も足りないのでいろいろすっ飛ばしたら地雷踏みました!」でしょ 増員したら解決する問題でもないと思う 金がある、もしくは金に見合ったプロジェクト数に制限するのが可能なら少なくとも人と時間問題はいくらか緩和できたのでは。 いろんな分野に平等に充分な成果がえられるようになんて考えるとプロジェクト制限は無理ゲーっぽいですけど。
>>417 業者側は「指示は文書で出してほしい。口頭なら録音させてほしい」「受け入れ試験をやってほしい」 「作業時は立ち会ってほしい」と言い出すんじゃないかって気がしてる >>420 指示を文書で出すのはあたりまえだし受け入れ試験も当然 ISAS側から積極的に進めるべき課題 つーかASTRO-H異常事象調査報告書に書いてあるだろ ”はやぶさ”のイオンエンジンに追加装備したダイオード、あれは 文書化されてたんですかね・・・
1年分でも観測できてればなあ あまりにも早過ぎる死 セーフホールドのパラ間違ってたから今回無事でもいずれだめだっったのかな それとも数値ミスに気づくか
>>422 不適切な業務進行も、問題が露見までは黙認される(または不適切と認識されない)もんだからね >>424 他のプロジェクトが「うちは問題ないのに、ひとみのせいで面倒な書類仕事が増えた」と思わなきゃいいけど >>418 根本的な思想や文化の問題はあるとはいえ 増員・予算増がないと解決する可能性すらなくなる 定例会見によると NASAやESAは、JAXAがASTRO-Hの後継計画を検討した場合には、今回と同様に再び共同参加をする可能性はあると連絡しているそうだ 今を乗り越えて、ぜひ次を目指してくれ
どこかに書かれていた気がするんだけどMUSES-Cは理学機器に対して一切譲歩しなかったらしいね >>418 バスは筑波が作る、ミッションは宇宙研で作る。運用は筑波。これなら大丈夫だろう 倍額どころではすまないと思うけど。ミッション系はSELENEより大変そうだけどw >>422 宇宙研研究者とメーカー担当者間で確認の上実装されているから問題ないんじゃない? 日本人の大好きな古き良き伝統だろ。 旧日本軍開発の秘密兵器からして「(作った)技術者がいるときは動く」だったそうじゃないか。
>>427 全くそのとおりなんだけど、今までの文化に慣れてると反発もあるだろうなと アイデアをひらめいても、改修仕様を書いてきて、指示書書いてきて、書類に誤字があったので差し戻し、 ハンコ押す人が理解できないので却下、とかね ESAやJPLはどうしてるんだろうね ミッションだけじゃなく運用もやってるけど
× アイデアをひらめいて ○ ただの思いつき 業者はこれに振り回され疲弊する 紙に書かせることは深く考える機会になっていいことだ
ISASは 一を聞いて十を知る天才・秀才が動かす前提で天文台衛星の運用も観測計画も作られていた。 危うくても天才秀才にとってはそれが当たり前だから、凡人がアレコレ言っても始まらない。 だだし、これからもISASが天才秀才である為には、大型化した衛星バス側やH-IIAに関する知識も、 仕様書レベルではなく、総てを知り尽くした生き字引が求められるわけで、今回の事故でそれが露呈した。 たとえ天才であろうが、1人の人間に扱える容量では無いのでないかい?
>>428 ありがたいことだね。 ともかく色々なことがあるだろうけど、 いい方向で今後に繋がることを願うのみだ 今回の上層部の給与自主返納と厳重注意、 なんか『科学のチャレンジ失敗で処分なんておかしい!』 とか喚いてるのがいっぱいいるんだけど、 そういうやつろくに報告書読んでないよな。 きちんと読んで理解してるやつほど 今回のミスがだらしなくそして組織の問題であることを 理解して処分に納得してる感じ。 プロマネ以下現場には責任とらせず 上層部の謝罪と給与自主返納、 これ以上ないベストなやり方したよ。 300億円を防げたイージーミスで失ったんだもん。 この程度で世間が許してくれたらやすいものだ。
>>438 そもそもの運用計画それ自体がテキトーだったわけで・・・ 一番うまくいくやり方 JAXA「よきにはからえ」 業者「ありがたきしあわせ」
「(見合うお金がないけどお前の責任で不具合起こさずに)よきにはからえ」が現実
いろいろ税金払うけど、宇宙に使って欲しい人は宇宙関連に払うとかできるようにしてほしいわ 金持ちじゃないから個別にたくさん寄付は難しい
国民から集めた税金をなるべく適切に使うように、 国民から選ばれた議員がおりまする。 専門性の高い財務官僚がおりまする。
>>437 そういう人らは「科学者=国益を担う有能な人材=特権階級」という見方をしてるんだなあと感じた 極端に叩かれまくったH2ロケット失敗の頃はひどかった。 その後はやぶさのフィーバーで世論は極端に手ぬるくなり 変に科学を聖域のようにする空気が生まれたせいで 今回のひとみのミスすら処分はおかしいと勘違いする人が多いんだよね。 何を成してどんなミスをしたのか 個別に評価しないとアカン。
>>447 今回の件で、これは単なる失敗、処分自体おかしい と主張する人って多いの? このスレでは、現場も処分しろって人はいても処分自体やりすぎなんて言う人はほとんどいないように思えるが。 >>415 複数ミスが重なったのは不幸だけど、想定不可能・回避不可能ではないミス自体は不幸と言っちゃいけない。 >>448 多いかどうかわからんけど、Twitterとかもう落ちたけどニュー速のスレでちらほら見たな >>437 この件でISASを擁護する人の書き込みで「萎縮」って言葉をよく見るんだけど、現場の雰囲気はどうなんだろ 「怒られるのが怖いからなにもしない!」とかになってんのかねw (そもそも「未検証のデータを実機投入するのはやめよう」は萎縮と言わないと思うが) >>447 ミスというより、やるべきことをやらなかった怠慢だと思う >>450 だからこそ現場ではなく上が責任とった形にしたと思うんだけどね。 現場は改善にいそしめと。 限られた予算時間で少ないプロジェクトになりそうなので、研究者は苦しい? JAXAの事故後の速やかな調査と詳細の発表、 現場には責任負わせず(さすがにプロマネは謝罪してたけど) 上層部の謝罪と自主返納まで一気にやったのは とてもいい対処法だったよね。 世論が許せば同型の後継機が欲しいね…
>>453 ”CORSA”打上失敗の時は、 「早く次のを打上げましょう!」 と、関係メーカーがみんなで声を上げてくれたとか・・・ まぁあの時は、ロケットに不具合があっただけで 衛星は問題なかったんだけどさ。 「プロマを一人にするな、自殺するかも知れん・・・」 なんて命令が飛び交ったり、 なじみの漁師さんがプロマを含む関係者捕まえて 「ちょっと俺んち来い、一杯のもう」 なんて事があったとか、今じゃ考えられない事です。 >>454 打ち上げ失敗時のペイロードや衛星本体不具合時の観測機器は、巻き込まれた被害者だからねえ…… ミスの多い奴はどんなに注意してもミスをする 首にするのが一番いい
人はミスをするということを前提にしないシステムはいつか破綻する
幼少の頃より一を聞いて十を知る神童と褒められて来た天才秀才の 能力を殺さずに間違えをカバーするシステム構築は凡人には無理。 それこそ、天才の皆様が(宇宙研の前進の)東大生産研に立ち戻って なんとかして下さい。 宇宙科学の研究? 恒久的なシステム構築後でしょ。
次は100rpmで回転しても問題ないように衛星の強度を上げればいいよ そうすれば前回みたいな事態がおこっても問題なし
不具合をひとつ直せばそれが原因になって別の不具合がふたつ増える これが世の常
軌道上で分解したエックス線天文衛星「ひとみ」の代替機の打ち上げを宇宙航空研究開発機構(JAXA)が検討していることが21日、政府関係者への取材で分かった。 主力ロケットH2Aの後継機となるH3ロケットに搭載し、2020年代前半の打ち上げを目指す。 ブラックホールなどに焦点を当てた新しい宇宙研究を停滞させないため、開発期間が短い、ほぼ同型機での再挑戦となる。 関係者によると、代替機は全長14メートル、重さ2・7トン、エックス線望遠鏡4台とガンマ線検出器2台を搭載したひとみの基本設計を踏襲する。 運用を断念したエックス線天文衛星「ひとみ」の想像図(JAXA・池下章裕氏提供) http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016062101002174.html (2016年6月22日 05時41分) 予算とれる程度の信頼を業務改善で勝ち取れることを祈る
メーカー潰したとしてメーカー無しにどうやって作るんですかね・・・
さっさとあげたらまたさっさと壊れる と納税者は考える。 「運用ミスに関する貴重なデータが得られました。運用について改善策も立てました。」 「次は壊れません、期待してください。」 と言ったら生卵で許・・・そんなの投げちゃいけませんw
設計思想が性能ガン振り安定性軽視でしたって報告書出したのにそれと同じもの作っちゃダメだろ
運用方法改善の方は時間かかるんでない? たぶん観測衛星作り直しよりそっちのほうが。 設計思想についてはそれほど大きな問題なさそうなので小改良くらいでいけそう。 ただし改良部分の検証をきちんとやるのにも時間かかりそう。
設計思想の問題があるのはソフトだろ。ハードは同じ物でいいわ。
衛星ソフトウェアは衛星のうちでしょ。 できるだけハードは変えずにソフトウェアを合わせる方式にするだろうけど、 ソフトウェアや運用の見直し過程でハードウェアの小変更が必要になることもあるだろうし。
>>468 >と言ったら生卵で許・・・そんなの投げちゃいけませんw 後でスタッフが美味しくいただけば無問題 >>473 受け取り方がダメなら、鮮度の良い生卵も台無しだよ。 >>471 セーフホールドのパラメータ変更は、ハードの設計思想をソフトで尻ぬぐいさせようとしたもんだろ ミッション中に宇宙機の質量特性が変化するミッションはそれなりにあるだろ
太陽電池の開閉 燃料の減少 これはどの衛星でも当たり前のように特性が変化するね 今回のはこれにさらにベンチ伸縮がくわわった でも事前にメーカーがシミュレーションして出した結果と、実際にスラスター噴射して観測結果をもとに補正した結果に あまり差異があればおかしいとおもうのが普通だろうが
ベンチみたいなのは過去にもあったしね。 かぐやにも長く伸びる磁気計があった気が。 セーフホールドモードパラメータを変更する必要があるのが問題ではなく、 ろくに検証せずにアップロードするのが問題なんだと思う。 アップロードデータまで組み上がった状態で仮想衛星にアップロードして それに対していろいろシミュレーションできるようになってないといかんのかなと 全部とはいかんかもしれんケド、何回もないセーフホールドモード設定は検証必要な物かなと思う。
>>478 思うに、数値として目にするのはパラメータ生成テーブル出力が最後なのかも。 それ以降は送信バイナリーデータの塊で、噴射数値自体は見えない状態かも。 その上に、そもそもシミュレーションでの値を照合する手順がなかった(手元にもない?)とか、 照合したとしてもパラメータ生成テーブル出力数値自体は間違ってなかったわけで、それやっても防げない。 手入力で移さねばならないことと、絶対値に直して入力するという文書化されてない手順を要した仕様が問題化と。 手打ちを介さずにデータを移す仕組みと、そのデータと予定値と比べ解離があれば警告する仕組みが必要なのかな。 たぶんデータ移行を自動化しても、パラメータ生成テーブル入力の方に手打ちの入力があるだろうし。 >>480 今回の手入力に介して言えば、 絶対値に直して入力が必要なのに負値のまま出力した(確認時正負が必要ならしょうがないが) そもそも負値をあっさり受け入れた(たぶん正の補数に解釈された?)のが大きな問題か・・・ はやぶさ2も数十kgの質量を分離するから姿勢制御系パラメータの調整が必要だろうな >>479 かぐやは子衛星2個の分離に磁気系のマストとレーダーサウンダーのアンテナが伸びる 愛称はひとみ2になるかなあ でも失敗したやつの2にするのかどうか、今度こそと言う意味ではありえるなあ
上げること自体はもう決まったの? カネ無くて流れそう。
>>484 みどりII・・・ 失敗したやつの名前を引き継いで大成功した探査機・観測機って何があるんだろう? マリナーやパイオニアみたいに屍の山の上に成功を築いたようなシリーズもあるけどw H-IIAに最適化した最初の衛星は、技術試験衛星(muses改めhiiases?)まで待って、 衛星本体に興味の薄い理学系はASTRO-E3をそのまま上げていれば良かったんだな。 ASTRO-E2(すざく)もX線カロリーメータの不具合で 期待された成果を挙げられ無かったのだし。 X線カロリーメータは1990年代から準備して、初観測が2020年代以降が確定。累積費用も1000億円超。 整備新幹線かエジプトのピラミット並みに悠長なお話になってきた。
2号機を作るのは結構だけど理学の先生方は今回の問題を理解し反省しているのか? 工学軽視に起因すると思われるインシデントはしばしば起きているんだしハインリッヒの法則に見えるんだけどな 宇宙理学委員会から改革しないと同じ事を繰り返すと思うんだが
おもにミッション機器やそれを使った研究を担当するような理学の先生は担当部門が違うから大して関係ないだろ そもそも組織でやってるんだし りんご農家が、とれたリンゴを運ぶトラックの信頼性を心配してもしょうがない
りんご農家が、運送業者に無茶言って限りある予算でたくさん押しつけ 過積載やブラック企業化を招いている図のような
農協の全件を握ったリンゴ農家が運送業者どころか卸売市場にまで好き勝手言った結果腐ったリンゴが顧客に届いたの図
工学軽視というか、箱物に予算使い切って運用軽視って感じのような 限りある予算をどう割り振るかについてコントロールする人・組織が必要かなあ
でもポスト臼田ははやぶさ2で既成事実を作ってようやく動き出した有様だけどな しかもはやぶさ2には間に合わないというオチ付き はやぶさ2にKa帯を載せた人は凄いけど理学の先生にそこまで出来る人はおるまい
試験観測中だけで今までにない抜群のデータが取れていて、論文がnatureに掲載された つくづくもったいない・・・ 直すべき所は直して代替機を早目に上げようぜ
もう一回やるとして、支援業者はそのままでいいのかとか、CI誰にすんのかとか、 PMそのままでいいのかとか……
ヒューマンエラーでおしゃか・・・ほんともったいない 高精度な観測衛星なのに・・・
理学側の人は「いい衛星だったのに運用に壊された」と思ってるんだろうか。
思ってたとして、口どころか態度に出ただけでクビだろうな
PIはそう思っていても良いけどそれより上が思っていたら大問題だな
ひとみ2は2020年台前半か… 10年かかるのかね
「ひとみ」後継機 観測機器など基本設計はそのままに、事故再発を防ぐ対策をした上で、4年後の2020年打ち上げを目指し開発したい意向をJAXAが表明 ぎりぎりの間隔かな
ひとみ2は今度は性能アップはそこそこに安全性にガン振りするのかなあ 今回の事がなければまた性能重視だったんだろうけど
ASTRO-Hだってハード的にはだいぶ安全性に振ってるだろ 肝心のソフト・運用面が自爆モード実装してたりいきなり片系止めて運用してたりと色々トチ狂ってたけど
>>514 確かに! 言われて本当に納得 そして、性能は時間+お金なんだろうか MUSES-CなんてハードウェアはASTRO-H以上に問題含みだったけど 勝負所以外は安全全振りの運用で帰還させたしな 今や相模原にもそういうメリハリのきいたリーダーがいないんだろうな
はやぶさは時間的余裕があったんだねきっと ひとみも時間さえあればいくらでも修正できたはずなんだ・・・
まあ時間的余裕ないタイミングをわざわざ選んだからなぁ
時間がないのは不運じゃない故意だ 川口先生はトークショーや自身の本で急がば回れって的なことを言っているよね
それならば今度は姿勢制御だけは、なにがあっても完全になるといいね・・・
宇宙に上がった後は遅かれ早かれ壊れるのだから、 姿勢制御装置は、その殆どの期間が不完全な状態で運用される宿命。 逆に言えば、今回の事故発生は初期段階をクリアしたばかりだったので、 ひとみの装置は完全に動作中、かつパラメーター指定の バグも無し、全て正常! という幻想が招いた全喪失。
おめでとうございます。 いつもより多く回っております!
>>524 貴様・・・絶対に許さんぞひとみを愚弄する行為は とはいったものの言われてもしょうがない >>508 分光計みたいなもんだから、分解能が普通の望遠鏡より劣るのはしょうがないんだろうな。 他の分解能が優れた観測衛星のデータとつきあわせて研究するんだろうか。 高分解能望遠鏡も併せ持てばいいんだろうけど、予算や質量の都合があるんだろうか。 >>521 特に1回しかないスラスタパラメータの入れ替えに時間をかけなかったのは悔やまれるね。 それを検討する時間、検討できる人を育てて割り当てる時間自体がなかったのだろうけど。 ぶっちゃけ機体はそのまんまで 運用マニュアルの拡充だけで打ち上げて構わないくらい 機体は完成してたお。
>>526 バス弄る行為って認識がないままテキトーに進めた結果なんだし 時間がないってよりただの雑な仕事の結果だろ パラメータ変更は必ず行われる事だったにもかかわらず 手順の検討・準備が不十分だった。報告書には >EOB伸展直後の質量特性変化に関するパラメータ変更運用については、 >運用調整会の場では議論されず、運用を規定する文書に記載されていなかった とある。議論無し・記載も無しでは、時間有る無しをミスの理由にしては ならないと思う
打ち上げ前から切替後のパラメータも入力しといてコマンド一発で切り替えってわけにはいかんのかな 打ち上げてみないとわからない要素がないと算出できなかったりするのん?
>>529 あの体制だと、手順書があったところで「時間がない」という理由で手順書通りにやらないこともありうるからなあ 「手順書通りにやっていたら間に合わない」という時に「今回はあきらめて次の機会を待とう」となるか 「手順を省略してでも間に合わせよう」となるかは職場(?)文化の違いがよく出ると思う >>530 事前シミュが不可能だったら打ち上げ直後の初期パラメータも軌道上でないと決められない事になっちまう >>532 だよねえ なんであらかじめ2通りのパラメータを持たせとかなかったのかな ソフトの設計ミス? 記憶容量カツカツ? >>529 >>531 なるほど。 時間が無いんだろう、と根拠もなく言うのはだめですね。 しなかったことを淡々と評価して改善するべきか。 >>533 現物あわせしたいという希望があるんだろうけど(特にスラスタ出力特性)、そういうこといったら展開前のパラメータはどうする?になるしね。 試験噴射→姿勢変化取得からパラメータ計算→設定の流れを自動化して誤りが入る余地を減らすことが必要だと思う。 手入力論外だと思う。 その上で、自動化も当然プログラムミスがあり得るだろうから、検算や事前シミュと乖離した値でないかチェックも。 >>533 従来からそうやっていただけかと >>534 自動化しすぎると人は確認作業をしなくなるから簡単じゃない >>535 もちろん他の方法による確認作業を要所に入れることを守るのが条件だけど・・・ それがむずかしいのが人間・組織だろうが、乗り越えなければ税金使うことはできないと思う・・・ 発表された次機ひとみ計画のpdf読むと、これでもかの安全対策が書いてあるから少し安心した。 この失敗を絶対ムダにしないで欲しい。
安全第一だけど、今度は逆に新しい物や技術を試しにくい空気になってしまわないか心配
>>538 X線天文衛星の次期計画としては日本と欧州しかないのか 後継機、軟X線中心と言うことは硬X線は載せないのかな あの長い尻尾みたいなEOBが特徴的で良かったのに
安全、安全連呼しまくる ↓ 工学機がよりいっそう飛ばなくなる ↓ さらに工学が弱体化 ↓ また理学機がマネージメントエラーでアボーンする そもそも今回の事故と新しい技術とか手法とか全然関係ないからな
こうやって再発防止策が骨抜きにされていくのであった
まだ記憶に新しいし、もう同じ失敗は出来ないのはわかっているだろう
>>542 軟X線中心というだけで、ASTRO-Hと同様XHIは載せるのかな 広範囲波長域での高感度観測ができるというのが特徴らしいので、やっぱり載せるのではないかな。 予定外の予算請求で、超緊縮予算にするためとか、 まさかベンチ伸長後パラメータ書き換えミスが最終的な事故原因になったから ベンチ自体をなくすなんてことはしないだろうし、設計し直しでよけい予算かかると思うけど・・・・ それよりひとみの画像分解像低すぎw もっと予算つぎ込めよ
普通に考えれば中型の枠一つを潰してひとみ2を作るんだろ ソーラー電力セイルあたりが吹っ飛びそうだな
>>549 だから、性能のトレードオフなんだって。 画像分解能と、X線分解能とかの どの辺を重要視するかなんでしょ? >>550 そこも重要な問題やね 枠が潰れるっていうのは 小型のX線望遠鏡の話も出ているし そっちに注力するの手なんだけどな というか現状の予算枠の組み方では限界があることが露呈したんだから ひとみ2号機の件がなくても恒常的に枠減らして 1機あたりの予算増やす方針にしないといかんでしょ
ひとみ2の打ち上げはH2のラストを飾るかH3の初陣を飾るか
>>555 >H3の初陣 お偉方、記者団が見守る中で大爆発ですね。判ります H3が出来ていても、まずペイロードの安全第一で手堅くH-IIAだと思う
でもH-IIAよりH3がコスト安いことになってるんだよね。 手堅くしかも安く行くなら・・・海外打ち上げ手段という可能性はないかな? 今回は失敗できない特別事情ということで。
H-IIAは2023年に退役らしい その間はH3と選択できるんだろうけどどうなることやら
「ひとみの後継機2020年に計画」報道より その前に修理ロボット作れないのか? 太陽光パネルプラスアルファ、外れているだけなんだろう? 修理ロボット作って打ち上げ、修理完了後は国際宇宙ステーションあたりに待機させておけばいい。 日本のロボット技術の進展にも寄与するはずだが。
>>561 ヒーターも止まってるし太陽光もデタラメに浴びてるから全機器全損してると思った方がいい となると交換パーツは機体一式だね。修理ロボ載せずに打ち上げた方が軽いね >>561 そもそも今まで無人で衛星修理したことなかったような。 有人のHST修理にしても故障した部分・修正したい部分を特定してそれを新しいものに換装するだけ。 コネクターが外れるように壊れてるならまだしも、おそらく取り付け部位がねじ切れるように壊れてるだろうから、宇宙空間で溶接したり板金したりする状態ではないかと。 太陽電池パネルが外れているだけだったとしてもロボットで修理できるもんじゃなさそう。 有人だって厳しいかも。 くっつければなんとかなる程度ならいいけど あちこちガタガタだったら無駄になっちゃうしなあ 経験値はつくだろうけど
精密光学機器だからなあ。 固定状態でロケット打ち上げ振動には耐えても、 稼働状態で3rpmで振り回して無事とも思えないしな。
ASTRO-Hを修理するくらいなら新たに作って打ち上げた方が安くて確実だよな 不明点多数だったMUSES-C回収ならまだ判らないでもないけど
やっぱあれだな、いっそのこと月の裏側にでもX線天文台設置する方がいいんでない?
宇宙用原子炉か・・・まだ技術残ってるかな? X線天文台が使用目的だとγ線や中性子を完全遮蔽せんといかんからちょっと大変かも。 離して月面に埋めればいいかな? 14日は太陽出てるから巨大蓄電池の方がいい気もする。
>>571 観測器にノイズ乗らんかな? というか、月面裏にX線望遠鏡置くメリットって、何? 重力歪み、半球見えない、地球との通信に中継衛星いる、など。地球周回でよくね? どーせ金使うなら月面基地ぐらい作れや 月面なら極に置いてやれば日照も通信も問題なし 氷もあるかもしれんし
あまり難しい事に予算を付けても技術者が足りません。 文科省の衛星設計は限られた予算で世界一の観測性能を求めて 望遠鏡を限界まで大きくし、トドメに安全軽視の運用で全喪失。 世界一だとプレゼンしないと予算がでないのであろうか?
>>573 月面に永久日照地はない。 条件のいいところで多少高いところに太陽電池掲げればいけるかもしれない。 地球との通信については秤動が激しい月ではやはり高いアンテナ掲げないと通信は途絶しがちかと。 そこまでやってなんのメリットがあるかわからん。 全天の半分は不可視になるし、軌道上に打ち上げるのに比べてメリットがあるわけでもなし。 月軌道まで打ち上げて軟着陸する苦労は大きいし。普通に高め低軌道に打ち上げればよろしいかと。 月面で建築材料作れるような遠い未来まではお預けでしょう。 >>575 アルマみたいな広く展開する干渉計なら 硬い月面に置く意味はあるかもね。 大気や電離層の影響あるそうだし。 単独の望遠鏡だと意味あるかな? 月ー地球系で、月の向こう側にあるラグランジュ点(ジオン公国のあった場所だよ)の 周囲を回る軌道に通信衛星を置けば、月の裏側から地球への通信も大丈夫。 って話を聞いた事がある。
ILON(月面天測望遠鏡)計画ってのが 国立天文台が計画していたはず 今も動いてるのかな
ソーラーセイルの話が出ていたけど、ひとみ2を作ると言うことは消されるプロジェクトがあるということかな。中の人は心穏やかではいられないか。
日本国政府はとても寛容ですので、研究者の良心を尊重し、多数決で出した方針を採用します。 「仕分け」「事業仕分け」みたいな政治パフォーマンスは原則として行わない。 だから、X線天文学のように圧倒的多数グループを形成すれば怖いもの無し。 >>583 氏の様な書きかたも躊躇せず。 衛星は開発に費用がかかるので、 設計をそのまま使いまわして打ち上げれば開発費用を削減で来て低コスト化が可能 アメリカとか同じ衛星を2基製造したりするよね 2機目は開発費がいらないから低コストなので2機製造、 1機目に問題が起これば作りかけorつくりおわった2機目を改修して打ち上げ
言い出した本人が率先して行動しなければ 誰も動かない >>586 >>585 それだと予算が取れないからって無駄に大型化したり 新規開発要素を入れてきたのが過去の悪しき伝統だったからね 近年になってようやくDS2000とかASNAROとか、 バスは共通化しようという流れになってきてはいるが・・・ >>585 NASAも2機作るのはやめた 日本に比べたら潤沢だけど 向こうなりに予算繰りは大変なのよ >>586 費用に触れないと言うことは、前回の費用と大差ないと言うことでしょう。 国民には設計使い回しで安くなると言うイメージだけ振りまいておくと。 上がらないままだと300億が本当に無駄になる 再び300億かけても上げて観測成果が出れば人類の知的財産が増える 金はかける時かける処にはかけないと先細りになるぜ
SXSのアメリカの担当者のインタビュー載ってたね 予備で作るのはいいけどさすがに次は成功してくれない限りは 載せないみたな普通の話だった。個別の問題修正ではなくて 全体を俯瞰した対応策みたいのができればという話のよう。 1回目アボン、2回目ヘリウム喪失、3回目高速回転アボン こう繰り返すと、慈悲深いNASAの人も (^^; ってなるみたいよ
>>592 それはさすがに傲慢な物言いかと。 分野によって質的な差はあるにしても、日本以外でもX線観測衛星の製作打上げは可能。 日本の観測機器を他国の衛星に載せる選択肢もある。 ここで問題なのは、日本という国が宇宙探査について国際貢献を続けるかどうかと言うことでしょう。 個人的には続けて欲しいけど、それには必要な予算、再発防止策についてごまかしなく国民に理解してもらう必要がある。 委託とかが成立するのは過去に実績がある国だから データの優先権は衛星を作った国にある
●科学の進歩のため ●日本国のため ○日本人のX線天文学者のため 例えば大きな事故やテロで日本のX線天文学者が激減し、 多数派でなくなった時点で、4号機を打ち上げる必要は無くなる。 逆にX線天文学者が常に多数派であれば、300億円で揚げ続け、 10号機になろうとオッケーです。
なぜX線天文学が他の分野にくらべてここまで優遇されてるのかはわからないな 地上からは観測できないってのはあるが、 他にも科学や工学の分野で衛星が必要な分野はたくさんあるだろうに
エックス線天文は日本が先駆けで最先端だから 予算が無い中で宇宙先進国なアメリカやヨーロッパ・ロシアと渡り合うには1つでも強味がないと相手にされないのよ 他国に開発を委ねるとか甘いよ
>>599 何言ってもそれに国民政治家官僚が納得してokしなきゃダメ。 まぁ、今は各国で競い合うよりは分担/協力し合う時代。 で、X線天文学は日本の担当。 だから対外的な約束はなるべく守るように努力すべきでしょう。 そうしないと外国のプロジェクトに日本人研究者が入れて貰えなくなるし、、
しょーもないミスではあったが、あれで全部放り投げたらもっと恥ずかしいからな
日本のX線天文学は、以前はノーベル物理学賞候補だった。 で、ノーベル賞級の研究と裏付け予算が最優先で出ていた。 残念ながら小田さんの死去により、ニュートリノ(天文学)の 小柴さんとの同時受賞は幻となる。 そして、ノーベル賞を逃してからも、予算規模は変わらず、 それなのに、3機連続して爆破や不具合でマトモな成果を出せずにいる。 まさにヘタリア喜劇。 小田稔も生き返って助走つけて殴るレベル。 何しろセンセ方は小田稔の弔い合戦名目で 玩具を要求しているわけで。
>>601 そっちは理由になるな。give & take、日本はX線天文学分野でgiveしていたから他の分野で他国の観測機のデータを使わせてもらえる。 どっちも科学には貢献できるけど、giveなしでは全部なくなる ポスターは7枚で、うち2枚が事故に関する内容(中身は報告書の抜粋と思われる)だった
海外メディアだとまた打ち上げるなら協力するかどうしようか という論調のようなんだけど、日本としては再挑戦は承認されそうなのかな?
お試し観測期間の1ヶ月分だけでも論文10本は書けるってよ あのグラフの尖ったピーク見たら、もしこれで定常観測に移行していたら・・・と期待しちゃうだろ
1ヶ月出来ただけでもよしとするか せめて1年動いてれば…と考えてしまうか どっちにしろ無念
今の理学グループに予算内で世界一線級の成果を出せる能力があるのだろうか? X線も、赤外線も、太陽もでかくすることしか考えていないよね。予算が増えない上に 複雑なミッションに向いていないマネージメント手法では、そもそも出来ないことを やろうとしているんじゃないかと思えてくる
>>609 文科省の馳大臣は再挑戦に前向きな発言していたような 相模原の特別公開で話聞いてきたけど、 中の人の理学でも工学でもない苦労とかがな…
お試し一か月でも万が一のことも先読みして 最重要な観測もやっていたのかな?
>>612 でかくする理由が理学上明確ならいいんじゃない?予算に見合うかどうかは重要だけど。 お試し期間で成果発表できたのは幸いだな。再打ち上げのアピールはしやすくなったのではないかな。 >>615 ペルセウス座銀河団とかは地球から比較的近く、以前から他の衛星(チャンドラ衛星等)も観測していた注目の場所らしい それでいままでにない高性能さで、それまで見てもよくわからなかった事が精細にわかった >>612 一線級の成果を出そうとしたら大型化しないと無理 マネージメント手法が追い付いていないというのは、確かにそうだろうな >>616 いくら理学上意義があっても開発・運用出来なかったら意味が無くないか? 惑星の理学グループも現実が見えていない節があるな。JMOやらMELOSやら 数トンクラスの探査機を提案していたけど、0.5トンの探査機をとなりの惑星へ 送り込めない状況で良くそんなことが言えるなと 「日本の技術でそれを作って運用出来るのか?」と言う視点が完全に抜け落ち ているように思うよ >>618 過去の宇宙研は小型で世界一線級の成果を上げてきたわけだが・・・ ハッブルみたいに改修しながら数十年できたらいいのに
>>620 安全性と経済性を確立できなかったSTSと人手による修理でなんとかかんとか、だからねえ。 更新しながらいけるのはISSの暴露プラットフォームとかかな。 こうのとりの暴露部にくっつけてもってく? 振動が問題になりそうだけど。 >>623 はやぶさ2(600kg)やSOLAR-C A案(1,200kg)では世界一線級の成果を得られないと? >>502 とりあえず理学の人間が欲望のままにプロジェクトを振り回すと 全ておじゃんになるので>>427 には運用の責任者から外しますと書いてあるねww > 直近のプロジェクトですと、今年度打ち上げ予定のジオスペース探査衛星(ERG)ですが、 >プロジェクトマネージャには、宇宙機システムのプロジェクトマネジメントに特化するよう指示し、 >サイエンス成果の創出に責任を持つ別の責任者をアサインし、職務を明確に区別するよう、体制の再構築を指示しました。 >それに加えて、地球観測衛星などを開発している第一宇宙技術部門のメンバを含む全社横断チームにより、 >ERGの開発や運用準備について、総点検を実施し、ERGを射場(内之浦)へ輸送する前に結論を出すということで、8月末を目途に答えを出す予定です。 まぁ、問題点がちゃんと認識されてるようなら もう一度ひとみ作っても特別問題ないな
今の理学ミッションのコアメンバーに理学の要求に対してブレーキをかけられる人が全くいない気がするんだよな SPICAも予算不足を理由にグダグダだしなぁ そういえば特別公開のSPICAブースで「こんな格好でどこに衛星アダプタを付けるんだ?」って聞いたら 判らないって帰ってきたw バスの成立性を棚上げして検討しているならかなり問題だと思うんだが
ハッタリ勝負になってるところあるよな。 また似た失敗しそう。
>>619 今回の問題やあかつき問題(燃料逆流の方)なんか500kgでも数トンでも同じことじゃん。 衛星の大きさに無関係。 小さい安価な衛星で実績積んでから高額なプロジェクトはやれっていうなら・・・ これまでそのようにやってるじゃん。 可能な限り安全な運用してるかどうかだけが問題。 >>629 予算不足→過大な理学要求→ミッション重視・バス軽視→事故発生 あかつきのOME破損もこの節がある。のぞみの反省を活かした安全な運用とは言えないだろう >>630 因果関係をわかってないな この節とか曖昧な言葉で無視やりまとめているだけだろ >>631 例のバルブの健全性が最後に確認されたのは打ち上げ直後に調圧モードに移行した時 以降VOI-1の噴射まで一度も健全性を確認していない。この状態で調圧系は正常であり 安全にVOI-1が実施できると判断されたわけだ これがのぞみの反省を活かした安全な運用か? >>632 あかつきを打ち上げてからの運用で、 仮にバルブにアンモニア塩が固着しているのが 判明しても、VOI-1で打つ手は無いのだな。 過去には逆流蒸気で配管が爆発したと思われる 宇宙機も複数有ったわけで、生存していただけでも 儲けもの。 実液使った検証を予算不足理由にして端折って 筑波の方から本当に大丈夫なのか心配の声が上がったりしたのも華麗にスルーして 結果あのザマなので正直運用以前の問題
とりあえず、理学系は、今後ミッション・サイエンスとバス・運用系は分離されるんだろうね ミッション・サイエンス系責任者と、バス・運用系責任者の2人体制
分離しつつ連携もしないとまた違う問題が起こる可能性もあるだろうな まあ実際にやってみながら追々改善していくしかないだろう 直近はERG衛星の運用からだったか
>>633 事前にわかっていればブローダウンモード+OMEでVOI-1を実施するなり RCSでVOI-1を実施するなり出来ただろ これらの実施で調圧モード+OMEより燃料を多く消費したとしても OME喪失&数年漂流よりは遙かにマシだろう 煽りだと思うけどブローダウンによる周回軌道投入もRCSによる周回軌道投入ものぞみで検討されていた運用だからな
識者いわく「のぞみで検討されていた」 で、500Nスラスタをそんなイレギュラーな方法を採用し、 ぶっつけ本番の金星軌道投入というリスクを冒すのは リスクと考えていないご高説なのが凄いな。 糾弾ごっこ遊び?
ちなみにかぐやもOME使用不能時用にRCSによる周回軌道投入が準備されていたからね のぞみに関しては恐るべき旅路に書いてある。かぐやはISASニュースやプロジェクト報告書に 書いてある
スレが伸びてるから見に来たらなんだか話が明後日の方向に飛んでいってるな なんだこれ
>>523 というか初期段階の立ち上げに十分な時間を取らないで 学者さんがさっさと観測を始めちゃったせいで失敗したのだが 可視領域で動作チェックする体制にしとくだけで防げた事故だったなぁ あかつきの場合は経験の不足もあると思うのだけどね どの辺りが妥当なのかの線引きが
怠惰が招いた凡ミス こういうことを起こした個人および組織は何度も同じ間違いを繰り返す 一生治らない
システム全体を横断的に理解している人ってのはどれくらいいたんだろうね どうしても人員リソースが限られると たとえば観測機器A,b,c,dとあって、aの開発担当でaだけはすべて理解してる 人というのはいるのだろうけど、aもbもcもdもすべて統合した理解を 持って、全体の仕組みを幅広く理解できているプロというのはいたんだろうか どうしても大型衛星だと自分はa担当ですからほかのところは知りません みたいなことになってしまうと思うのだけども
無責任ではなく、本当に全体を把握するのは困難だろうからなあ・・・
>>648 システムエンジニアにあたるポジションだけどひとみに関してはいなかったな いれば記者会見で説明しているはずだし 偶然かもしれないが 1回目は打ち上げ失敗、2回目はガス漏れ、 3回目は高速回転で自壊 こうなるとさすがに次は同じ失敗はしないけど、今度は全く違う部分が 壊れる可能性もゼロじゃないのだからそこまで考えないとね。
軟X線分光器での観測計画は、 結果として1000億円超と20年超の大プロジェクトになる予定だ。 NASAも羨むレベルを超えて、エジプトの大ピラミッドに匹敵する事業に成長した。 未来には平成三大バカ査定の候補だな。 ちな昭和三大バカ査定は大和型戦艦2艦・伊勢湾堤防・青函トンネル・整備新幹線その他色々。
>>652 ひりゅう/すざくのガス排気不良はマネージメントエラーだし広義にはひとみと同じ 問題を起こしたのがミッション側だったので致命的にならなかっただけ ASTRO-Eは打ち上げの失敗 なんでかんでも一緒くたにすれば良いという話じゃ無い
>>643 新体制だとどうなるのかだよね 「観測はじめていいか?」「待て」「まだか?」「まだだ」「はやくしてくれ」「急かしてまた衛星壊させる気か?」(業者、間でおろおろ) みたいにならなきゃいいけど ま、のど元すぎれば「昔は自由にできて良かった」となるよ
>>648 どこで読んだか忘れたけど、ISASでは技術者は特定のプロジェクトに所属するのではなく、全プロジェクトに助っ人として入るという記事を見た覚えがある あかりの指向観測モードとか非可視で姿勢変更繰り返さなきゃならないのはわかるけど、 今回の件を見るに姿勢変更後の監視体制や運用方針なんてろくに整えてないから これまでの観測衛星でもたまたま事故が起きなかっただけ、相当幸運だったんだね
>>661 過去のM-3SIIやM-Vで打ち上げたX線天文台衛星程度の小型機ならば、 無茶な機動をしても壊れなかっただけ。 過去にもパラメータ指定の失敗で推進剤を無駄に使ったケースもある。 衛星が小さく頑強なら、推進剤の無駄だけで助かるわけ。 今回のひとみは、H-IIAサイズで設計される初の天文台衛星で宇宙研最大サイズで、 理学側の要求である望遠鏡の大型化に注力し、過去の中型衛星で実績のある 機材を中心に、多少新型部品を加えて手堅くまとめた筈だった。 でも、新型機材が不具合を出したのと、大型衛星では 初めての実装だったのを甘く見た(実績を過信した)のが喪失になる。 過去の実績を過信する(過信させる)のは、論文を何本も書いている偉い人の気の緩み。 仮に再度打ち上げられたとして、その、ひとみ2は 回転しないような設計にするのか、もしくは設計自体改善されて 超高速回転になっても絶対壊れないくらい頑丈に作りこむのか どちら何だろう 大型衛星だと回転しても壊れないように作るのは無理なのかな?
強度は重量との兼ね合いとなるし それはランチャーの性能とも係わってくる 早い話、再設計が必要になるようなリスクは取らないと考える
強度を強くするのは無理だな 運用で失敗しないようにするしか無い 将来的に衛星にカーボンナノチューブつかった構造材とかがつかわれるようになれば、 軽量でかつ丈夫なのができそうだが
宇宙機はそのままで良いよ。せいぜい姿勢制御系のゲインを低めにするくらいだけどこれは運用で対処すべき事だろう STTもそのままで良い。調整不足で機嫌の悪いSTTで事故るような運用体制では実績品を使ってもそのうち事故るわな そんなことより予算をどこからもってくるかが問題だ
>>664 仮に完璧な衛星を作れても、打ち上げ後はひたすら劣化するわけですから、 どんな衛星になろうと、運用初期から既に未知の部分が壊れている 前提で慎重に運用した方が安心安全。 結果的に衛星の健全性チェックに時間が取られるため、 XIS運用停止(3年?)までの観測の累積時間はかなり減ると思われる。 結局、今の衛星の太陽電池パネルの取付強化くらいしか改善点は無いと思う。 予算も抑えなくちゃなりませんし。 初めの1ヶ月は正常に動作していたのだし、ひとみの設計自体に問題はなかったと思う あれだけ異常急回転したらどんな機体でも壊れるわ 改善点はコマンドチェック等の運用内容だろ
ガラス工芸みたいなものかな こういう衛星って。 精密がゆえに下手にぶんまわすと壊れると
>>664 今回のケースだと自壊による機能停止でスラスタが止まった訳だから 頑丈にしてもその分高速回転して機能停止、もしくは超高速回転したまま燃料切れで結局全損 システムエンジニアリング(=システム工学)について記述されている記事って少ないよね 野田さんの位しか知らないわ。途中で途切れているのが凄く残念
昔と違って宇宙に対する理解が深まっているのか知らないけど すぐに予備を作って打ち上げる感じになりそうだね これがはやぶさが帰ってくる前とかだと、宇宙ブームは今みたいに 盛り上がってないから予算獲得も仮にできるとしても何年もかかってたかも。
>>664 あの図体で20rpm以上の回転に対応といってもなあ・・・ 回転方向によっては、重心から遠い光学ベンチ先端なんかは半径10m、4.5Gくらいいきそうだぞ。 精密機器でなくても壊れる気がする。 ましてや軽量化が必要な宇宙機。 >>674 そもそも20rpmに対応しても自壊モードは継続するから更に加速するわけで・・・ >>675 確かに。 どんなに丈夫に作っても、燃料切れかコマンド設定値か破壊まで突っ走るんだろうな。 運良く途中で発見して停められても、始まった回転を止める燃料がいるし。 やるべきことは、そうならないようにする運用+極端値をはねて再検をうながす仕組みかなあ。 概算要求に予算がつきました! 2020年再打ち上げということで満額回答ではないでしょうか!!
プロジェクト上層部に管理(SE)の重要性を理解している人が全くいなかった件に 対する対策はどうするんだ?書類がない以前の問題だと思うんだけど
火星探査機のぞみ の頃は失敗しても再挑戦するというという風潮ではなくて たたかれてそれで終了という感じだったが、はやぶさが無事帰還して以後 今度は逆に異常なほど寛容になった風潮が興味部会 天文衛星ひとみだって失敗が分かってからまだわずかな時間が経ってないのに もう代替計画が動きだしてるし 日本ってのは両極端に思考が動く国なのね。
のぞみの失敗とは無関係。 X線天文学マフィアは日本の宇宙科学で最大勢力なので、 先生達の多数決を取れば必ず1番になる。 今までもロケットの失敗でCORSA-b, ASTRO-E2と2機の代替機を手当して、他の分野が割を食っている実績あり。 M-Vの失敗時の荷物がASTRO-Eでなかったら、 失敗ロケットとの連帯責任にされて、 代替機は作られなかったと思うぞ。
もともと宇宙関連は左翼が多いマスコミの目の敵にされてたからね 以前は失敗したら○億円が無駄に!とか鬼の首を取ったように叩き、 一方で成功してもさらっと流すのが常だった はやぶさが結果的にお涙頂戴の日本人好みのストーリーになったおかげで 以前のことは何もなかったかように手のひらを返してマスコミが絶賛するようになった はやぶさが何一つ不具合なく完璧にミッション遂行できてたら きっと何も変わってなかったと思うと複雑
ハレー彗星接近の際は、その話題性もあってそれなりに注目されていた気がするんだが
じゃあ今度は予算600億円用意して 2台体制でやってほしい。どちらか壊れても1台は生きているみたいな 冗長性あるし 2台で同時に観測したらシナジー効果もありそうだし。
アフリカに3年で3兆円投資するなら、こっちにその2%ぐらい投資しろよ。
日本の官僚は、科学者グループからの要望を 現実的な範囲外で予算化するだけ。 大学や宇宙研の先生になって多数派グループに 属せば使いたい放題ですがな。 今回だって300億円を、望遠鏡の充実の1点賭けで ドンと使って、そのまま自壊させたのだし。 で、次の機械を手当して貰えるなんて至れり尽くせり。 ではなかろうか。
>>684 寛容になったんじゃなくて、失敗を批判した人を叩くようになっただけだよ 2020年か 硬X線は外すんか…尻尾無しの外観に?
結局の所プロジェクトマネージメントの一つ“適切な人員配置”の不備に行き着くと思うんだけど 報告書には書いていないような・・・これさえ出来ていれば書類が無かろうがクリティカルな事態に 至らなかっただろうし、出来ていなかったら書類を作っていてもダメだった可能性がある
ISAS→JAXAとなって、適切な人員配置でなければ、 衛星を運用出来なくなるのだから問題あるまい。 衛星の寿命は最初から3年と決まっており、 人員が揃わなければ観測できない決まりが出来れば、 我利我利亡者な偉い先生もビビるだろう。
人員配置に絡む問題って報告書のどこに書いてある?見あたらない気がするんだが
何がヤバイって「安全は観測に劣らず重要である」を通せる人がコアメンバーの中に一人もいなかったことだと思う そしてそのような杜撰な体制なのに衛星を喪失するまでストップが掛からなかったこと いくらNASA式で管理しようがここが改善しなきゃまた別の形で大事故を起こすだろう 逆にそういう人がいればISAS式だって衛星の喪失まで至らなかったはず
コアメンバーなんて無茶をしてデータ取って良い論文書いて出世した人ばっかりだろうしなあ
>>700 予算規模的に安全重視なんて考える余裕ない文化・環境で 育った人に過大な期待を持ってもしょうがないんじゃないかね そういうしがらみや背景によらず全てを見通せる天才・超人に 依存した組織なんてその人がいなくなった途端崩壊するだけだし 教育や訓練でそういう後継の人材を生み出せるとは思えん >>702 何を言っているんだ?先端を見る理学と現実を見る工学の2トップがプロジェクトを回す。ISAS時代には出来ていたことでしょ 新規ではない部分で慎重さを欠いて事故った相模原のプロジェクトなんてほとんど無いぞ >>703 MUSES-Bはるかは、不適切なコマンドで推進剤を大量消費。 実験前にあわや宇宙のゴミのになるところでした。 MUSES-Aひてんは、孫衛星のビーコンを地上試験でぶっ壊し、 月軌道でのビーコン運用&投入確認を諦めた。 木曽の105cmシュミットでモータ点火を確認して確認代用。 あ、はやぶさのイオンエンジンAもアレ 後2ケースはアポロ13号の推進剤タンク爆破原因と似たようなミスだな。 相模原本殿ではやざくれた地上試験が何度も繰り返されているわけで。 慎重さを欠いた事故が皆無? 冗談にしては面白い カタストロフに至らなければ経過は問わない 終わりよければ全て良しの精神だな
うっかりミスを減らすなら、その辺の作業員みたいにヒヤリ・ハット事例学習とか 指差喚呼とか安全標語の唱和とかすればいいんだよ 学者先生のプライドが許さないかもしれんけどさ
>>704 MUSES-CのイオンエンジンAって何か運用ミス絡んでいたの? >>706 医療界と似ているなあ。鉄道業界、航空業界から講師招いたりしても変わらない・・・ >>707 イオンエンジンAは、打ち上げる前から異常が有った。 しかしBCDが使える。最大3機運用だから打上Go!しました。 つまり、故障率・安全率と、貴重な打上ウィンドウを天秤に掛けた。 そして運悪くもう一台壊れたら、イトカワ到達を諦める。 ……という政治的な判断を、(被害を被る)参加チームの 全員一致で決めたのでしょう。 成功すれば美談 失敗すれば暴挙 イオンエンジンAが健常なら、バイパスダイオード云々の エピソードは必要無かったわけで…… >>707 インテリの人に「対象物の名称と状態を声に出しつつ作業をしろ(その際、規定の姿勢で対象物を指差せ)」とか 「事前に承認を受けた手順書に書かれたとおりに作業しろ(その場でどんなにいいアイデアを思いついても書かれていないことは一切やるな)」 「全員で声を合わせて標語を読み上げろ」というのはきついかもしれんねえ >>704 それらのミッションは全て最低限の仕事をこなしているでしょ エラーが起きても致命的な自体への進展を阻止できると言うことはリスクマネージメントが 行われているってことだし 人間がやる以上エラーは起きるのだからエラーが起きたかどうかは問題ではない NASA、とくにJPLの人らはどうしてるんだろうね 時々見る管制室で指さし確認までしてるようには見えんけど >>708 ルナAの件もあるし、その決定を自分は支持する 日本の場合、延期して次の機会がちゃんとあるかどうか不安だよ >>709 いや、決められたとおりにやる場合だけでいい。 新しいアイディアがでたらそれは新たに検討して新しい手順を作ればいい。 できるだけ効率よく、会議でつぶれることはないように。 小さい問題なら変更点と、それにより考えられる影響を明記しあとの人に検証とチェックポイントを伝えればいいかなと。 >>704 うーむ、スラスタA問題はそういう判断なのだからしょうがないのでは。 冗長度をどこまでとるかの決定について慎重度を欠いたというのはいいすぎかもと思う。 むしろ改変されたRWを低予算プロジェクトなどでテストできないとかが問題・・だがMUSES-C自体が低予算な工学試験衛星プロジェクトだし。 MUSES以外にはこれはあたらないけど。 だからASTRO-HやPLANET-B/Cはそれなりに問題。 ひとみをぶっ壊した件は手順書すらなかったんだから問題外だよ
とにかく日本人はシステムを考えられない種族だよね。宇宙だけじゃなくオスプレイに関する議論も 感情論かオカルトか数字厨でシステム工学や安全工学的観点で議論されている例は見たことがない
>>714 確かに。 「見たことがない」と「存在しない」の違いが分からないのもね。。 X線天文だけじゃなくX線グループ全体が観測偏重になってしまっている気がするな かぐやのXRSだって放射線被曝が増えたとはいえ高精密な民生部品てんこ盛りのHDTVより先に 力尽きているようじゃ、惑星空間へ持っていく装置として適当な設計になっていたのか疑問だ
>>717 駄目と言うわけじゃないが、もう少し粘り強さが欲しいよな・・・ って話。 つい観測機器を積みすぎて途中で壊れた、何て話を 日本の人工衛星では、よく聞く様な気がするんだ。 はやぶさやあかつきはタフな印象もあるけど あれは運用が上手いからか・・・ そもそも故障しなければってのはあったからなぁ (はやぶさは仕方ない部分もあったけどあかつきはな・・・)
「あかつき」は予算不足で実液検証端折るような体制じゃ他でどれだけケアしても結局全損してたよな ほんと安物買いの銭失いの典型例みたいな状態
「やる前から無理だと言うな!」 「後から文句言うな!」
2020年後半の欧州機まで、他国でX線天文衛星を飛ばす計画は無いって断言してたけど、 今年、支那がX線天文衛星を打ち上げる予定があるんじゃないか。 元々2015年予定がダラダラと延期して今年になったみたいだけど。 どうにもJAXAの発表はミスリードを煽る形が多すぎるな。
観測機器はイギリスと支那の共同開発ですがね。 つうか、アメリカに開発してもらった観測機器を、 ASTRO-E、-E2、-Hと3台連続して宇宙の藻屑にしちゃった日本も、 十分に当てにならん。
今回のはシステムエンジニアリングではなくてソフトウェアエンジニアリングの問題だな
JAXA「全て委託業者に任せていたら、プログラム修正時に必要な試験を行わず作業手順書も作っていなかった…」 http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1485072087/l50 1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ ff4c-/6ap)2017/01/22(日) 17:01:27.17 ID:1c3+9gwj0●?2BP(2001) 防衛通信衛星、種子島で24日午後に打ち上げ 三菱重工とJAXA 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、防衛通信衛星「きらめき2号」を搭載したH2Aロケット32号機を24日午後4時44分、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げると発表した。 きらめき2号は防衛省が自衛隊各部隊の指揮、統制や情報共有のため、運用中の民間衛星の後継機として導入する。同省が衛星運用大手、スカパーJSATの子会社に打ち上げと運用を委託し、三菱重工業が打ち上げを受注した。 同社の平嶋秀俊射場チーム長は会見で「一つ一つ確実、丁寧に作業し、成功させたい」と話した。 http://www.sankei.com/life/news/170122/lif1701220028-n1.html 「ひとみ」トラブル、誤入力後必要な試験行わず トラブルで運用を断念したX線天文衛星「ひとみ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は24日、プログラム修正時に必要な試験を行わず、作業手順書も作っていなかったことを明らかにした。 同日開かれた文部科学省の小委員会で説明した。 ひとみは3月26日未明、姿勢制御装置の不調で機体が回転を開始。本来ならエンジンが機体の姿勢を自動修正するはずだったが、コンピューターのプログラムミスで誤噴射を起こし、回転が加速した結果、太陽電池パネルが破断した。 JAXAによると、打ち上げ後の2月末にプログラムを修正する際、委託業者が一部を誤って入力。本来なら機体に送信する前に機体の動作を試験するはずだったが、委託業者が「不要」と勘違いして実施しなかった。 プログラム修正の手順書は作られておらず、作業を監督する立場だったJAXAは、試験を行ったかどうかも確認していなかった。 http://www.yomiuri.co.jp/science/20160524-OYT1T50052.html ISAS 「X線天文学は日本のお家芸だ。衛星はまかせろ!」 欧米・世界中の天文学者 「おう、頼むわ」 ↓ ASTRO-E X線天文衛星 2000年2月 M-V 4号機で打ち上げ → 姿勢制御失敗、墜落 ↓ ISAS「同じものを打ち上げます。米国が提供したXRS高精度分光器が目玉です!」 欧米・世界中の天文学者 「おう、頼むわ!失敗にくじけるな!!」 ↓ ASTRO-E2(すざく) 2005年7月 M-V 6号機で打ち上げ 翌月、液体ヘリウム流出、XRS使用不能に ↓ ISAS(JAXA) 「えー、、目玉商品は使えないですが、他の装置も素晴らしいから!」 欧米・世界中の天文学者 「・・・お、おう・・。頑張ろう」 ↓ JAXA 「最新のX線天文衛星を打ち上げます! X線天文学は日本におまかせあれ!」 欧米・世界中の天文学者 「頑張れ! 期待してるよ!!」 ↓ ASTRO-H(ひとみ)X線天文衛星 2016年2月 H2Aで打ち上げ → 翌月、通信途絶、機体破壊を確認、運用終了 原因その1:自動姿勢制御プログラムの欠陥あり。修正手順のマニュアル無し 原因その2:手動で修正した協力業者(N●C)技術者がコマンド送信ミス(数値のプラス・マイナスを入れ間違えた) ↓ JAXA 「・・・うん、また同じものを打ち上げ・・たいな。 ・・2020年には、、その、同じものを・・、よ、予算を・・」 欧米・世界中の天文学者 & 財務省 「・・・・・あのさぁ・・・」 ← 今ここ
関わってる人たちには悪いけれど はやぶさの帰還でなんとなく優しくなった 世論とマスコミに助けられてる感はある。 しかし現実としてISASはいくらなんでも トラブル多すぎではないのか。
挑戦した上の結果であれば寛容であって良いけど、慢心した結果まで寛容である必要はないと思う
同じ愛称をもつ東大 中須賀研のPRISMはまだ生きているのかな。運用終了の報はないようだけど こいつも伸びる衛星だな
はやぶさの科学的成果のすごさは言うまでもないけど、とにかく宣伝がうまくて ネットを中心に「科学の進歩に失敗はつきもの。国益のためならいくら金をつぎ込んでも惜しくない。失敗を批難するやつは野蛮人」的な 主張をする狂気のファンを発生させたのが罪
失敗したら犯人探しをして死ぬまで叩け的な姿勢もどうかと思うが
極端な意見を通すために極端な意見を叩くのはよくある話
ASTRO-Hの事故も、きらめき1号の事故も 事故を起こすと逆に儲かる仕組みができてしまっている。 事故りそうなときは黙っておこう。そうすればまた仕事が来る。 そういう世界。
ASTRO-Hが壊れなければ、次のX線天文衛星は 10年以上先だったはず。 事故ることで新たに100億円を越える受注ゲット もちろん税金です。
宇宙関係の科研費の額は今まで優遇過ぎて、近年は やや減少傾向なのだから企業は儲かりはしないぞ。 一方で、官僚や政治家は学者センセに有る事無い事を 言われると面倒なので、学者内部の多数決で プロジェクトを決定する。 結局、研究者の多いX線天文学マフィアが 多数決の主導権を握るのは仕方ない。 今回割を食っているのが、世界観の研究者を巻き込んで 2つのプランの検討を重ねていた「ひので」後継機が 遥か未来に吹っ飛んて模様。 なお、はやぶさ2に関しては、東日本大震災の特別枠 日本を元気にする予算枠からかなり補填されている。 政治家の口出しは限定的。
大型化・高コスト化する精密探査を目指してトラブっているのは自業自得でしょ 金も人も足りないのにNASA/ESAのパクリをやってちゃ上手くいかなくて当然 ASTRO-H、SPICA、SOLAR-C・・・みんな同じだ
>>733 のぞみ、あかつき、ひとみで誰か死にましたか? 今でも叩かれてますか? うわあ・・・こいつマジでやばい思考しとる しばらくネット止めた方がいいぞ
批判されたら「死ぬまで叩かれた!!!!!」と大げさに騒ぎ立てるほうがどうかと思うがね 死ぬまで叩かれた人はいるのですか? まだ誰も死んでないなら今でも叩かれ続けているのですか?
「敵」から科学を守る正義の味方があらわれたのははやぶさのころだな 批判者を人殺し呼ばわりしてでも科学は守らなくてはならない
事故の被害者は期待していたX線天文学者や 打ち上げが遠のいた他の波長の天文学者たち。 擁護してる人は誰の味方なのだろうか。
ただのJaxaファンだろう 声優を批判するとある種の人々に罵倒されるのとかわらん
まあ、今のX線天文学マフィアの行動は、 ノーベル賞確実と言われながら、医療事故で 急死したX線天文学の小田先生の弔い合戦だよねぇ。 同じ東京大学の小柴チームに世界評価で負けた。 天の運、地の利、人の質で負けたという事実。 おまけに、偉大な先達は死んじゃったから マフィアの中でブレーキ役がいない。 で、遮二無二に大型化と複雑化に突っ走って 設計事故と運用事故を続けて起こした。 事故の代用機はすぐ手配。順番待ちには並ばない。 次も事故るのでないかい?
少額ならまだしも、打ち上げ費込みで300億円超えてるし、 海外の機関にも迷惑かかってるし、 当のJAXAが減給処分出すような、事故というより不祥事だからな。 そして問題はその後の抜本的な体制改善が見えないこと。
改善や対策はしてるんじゃないの? その割にははやすぎか
どういう改善をするのか、それで十分なのか、 そういう評価委員会はあるのだけど、 議論される前に減給処分で片を付けて 数十億の予算が付き、二機目が走り出してしまった。 そもそも、ASTRO-E2のリーク問題すらまともに総括されていない。
ASTRO-Hの問題箇所があんまりに低レベルすぎて逆に改善が簡単ってのはある 組織面はもう逆に仕組みに時間かけても意味ないな。ルール決めて従えない問題児排除してを繰り返すしかない
学者先生は頭が良すぎるからのう。 我々のような日本の痴性が300億円x2=600億円の失敗をしたのではない。 馬鹿な派遣が設計ミスをし、運用ミスをしたのだ。 我々に責任は無いぞ、次の300億円を寄越せ。 ……そんなこんなで既に予算は財務省を通過している訳で。 今の国会で予算が通過すれば、あとは打上まで止まることは無い。
科学者を批判する奴はクズで非国民という流れを作ったのがはやぶさの最大の功績だが、 ひとみはそれでも庇いきれないくらいレベルが低い
そんな儲かるなら関連企業の数が減ったり しとらんと思うがの 科学衛星にいたっては企業側の持ち出しもある聞くし
>>755 理研に対する書き込み見てると そうは思えない 気分しだいなだけだろう >>758 >科学者を批判する奴はクズで非国民という流れを作ったのがはやぶさの最大の功績だが について 宇宙研方式で宇宙機を開発・運用する場合は理学の先生がリーダーの宇宙機であっても リーダーは工学系のメンバーと議論を重ねられるくらいの理解がないと話にならないはず 最近工学系に起因する事故を起こしている理学系ミッションは総じてこれが出来ていないように見える M-Vあたりからこの傾向が強くなって最近はにっちもさっちもいかなくなっている感じ このへんの意識を改革できなければマネージメント不良による事故は今後も続くだろうね
トロールってファンタジーの化け物とか鬼のたぐいだろう。
事故の直接的な原因となった社員Aは 自社に追加で200億円以上の仕事を作ったんだから神扱いだろうな。 社員Aを見習って、JAXAが見落とすような罠を仕掛けておき、 ガンガン稼ごう!
無人宇宙機は打ち上げたらあちこち壊れるばかりで、修理の手段は有りません。 最初から不完全な物が、増える異常と共に、操作禁止事項が追加されから、遅かれ早かれ動かなくなりまする。 X線天文学マフィアは、簡単に異常状態に陥るなる繊細な観測機器を宇宙に上げたがるのだから、罠など無くても自滅するのが見えているようなもの。
今回観測機器に異常出てなかったはず というかまともに観測してない 報告書見るかぎり機材よりも人的要素が大きい事故だったはずよ
ひとみ喪失は、オペレーションミスに見えて、 設計思想が致命傷になった例ですよ。 もともと理学ミッションは、最大サイズの望遠鏡を 小さな衛星に搭載するする為に、衛星バスや形状に しわ寄せが出る。 過去の衛星は、工学衛星の知見がその綱渡りを支えていたが、 今回はH-IIAのフェアリングに対応した新サイズ初の大型衛星だったので、 過去の経験則が通用しない上に、衛星の体積が増えて 様々な場面で複雑さは増えるからねぇ。 ちなみに、M-Vの初打上はMUSES-Bとして、工学試験機名目の電波天文台。 この時もコマンドミスで推進剤を吹かして、喪失の危機だった。 何とか推進剤が残ったので成果を挙げられたが。
>>760 理学系はお客さん気分、工学系はメーカーみたいな扱いと聞いたことあるな (たぶん大げさに言ってると思う) お客さん気分でやりたいなら相模原枠じゃなくて筑波枠でやるべきだな 筑波だったら宇宙機の理解が無くてもちゃんと開発・運用出来るはず もちろんその分金が必要だが回数を削るしかあるまい
>>765 設計思想、となればやはり人的要素じゃないですかね さらに言えばISASの状態も背景にあるわけで 存在しない未来を持ち出して「罠など無くても」などど 批判するのはよろしく無いなと思うですよ 金かけて安全系を用意するのはもったいない。 そんなの一人一人が注意すれば大丈夫だろ。 そんな思想で開発してる。 同じく契約書も、明記しなくても考えればわかるだろって詳細な記述無しに簡素化されてる。
打ち上げ機がM-3SIIやM-VからH-IIAに変わる事で、 今迄の制約が無くなったと同時に、宇宙機製造の 経験値もリセットされたでござる。 あかつきやはやぶさ2は、M-V仕様+αで手堅く纏めて今も運用中。 ひとみは先代のすざくの打上前から、次世代大型NeXTとして 盛上げまくって、日本の誇る痴性が注意を払った筈だが、 頓死に至る。
ひとみの事故で思ったんだが、わざと間違ったコマンドを打ち込んで他国の通信衛星や気象衛星を壊せるんじゃなかろうか。そのへんのセキュリティーは、どう対策したいるんだろう。
根本原因は単にソフトウェアのレベルが低すぎた事 もっと予算も人材もソフトウェアに投入するべきだ 対策がされているとは思えない。またやらかすぞ
メーカーは理学の先生の要求どおりのソフトウェアやパラメータを用意したまででそれ以上でもそれ以下でもない
対策なんてのは「バカヤロー 気をつけろ」で、おしまい。 これまでもそうやってきたからな。
愚者は経験に学ぶというが、 偉い先生が現役の頃は1-2人で持ち上げられるミニ衛星に 原始的なプログラムだったので、根性論で何とかなったし、 運用で失敗しても回復可能で、そう簡単には壊れなかった。 充分な観測データが得られないわけだが。 こうなると懲罰動議でX線天文衛星をイプシロン打上の 戦略小型に格下げするのが1番だよなあ。 何度失敗しても最大学閥として満額予算が降りるので、 先生に扱えない複雑な衛星を作ってしまうのが2回続いた 失敗の要因なのだし。
ここで止めるとNASAに迷惑かかります、と言えば予算は無限にわいてくる。
NASAとJAXAで共同開発するASTRO-Hの代替機XARMを今春から開始予定 XARMってなんて発音するんだ?イグザーム?エックスアーム?
軌跡を撮ってみたいのですがどのくらい暗い場所に行く必要があるのでしょうか?
心が砕けるほどの経験をしたならいいことです ガッカリすると思うけど心が動くイベントってそんなにないよ おっさんになると特に
>>663 あっちは周りのインフラ整ってるから 異常の検知も早いだろうなぁ はやぶさの時の、プログラムミスからチェック体制は変わってないってことかな?
さあねぇ。ただ、リハーサルや地形に対応する為に 何度かプログラムの書き換えを行っているけれども 機体に対して致命的なエラーは起こしていないことと 全く余裕の無い状況だったことは考慮していいと思う
ひとみの事故はすでに実績のある運用だしな。未知の運用で後がない状態だったはやぶさとは明確に違う >>789-790 メーカーの過失によって全損した例は過去にもあるけど金を払ったなんて例はあったっけ? ADEOS/ADEOS-IIなんてSAPの設計不良って話だったよな それとも報告書に書かれていない重過失でもあるのかね?報告書を読む限りではNECに 金を払うほどの過失があるように見えないが 5億払って2号機で10億ぼったくれば良い 無能JAXAは見破れんよ
はやぶさ2がクリティカル?運用を実施したらしい TI(探査機時刻)リセットを行いました| こちら「はやぶさ2」運用室 | JAXA はやぶさ2プロジェクト http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20170911/ 相変わらず慎重ですな。しかもこの記事を書いているのがミッションマネージャーの吉川先生 初代プロジェクトマネージャーとはいえ理学の先生ですらこの程度の理解はあるというのに ひとみのガバガバっぷりは同じ組織内とは思えないほど JAXAとNASA、火星探査衛星計画やX線衛星代替機開発などで協力 >具体的な協力内容としては、NASAが従来のコンポーネントを提供するパートナーという立場から、衛星システムを含むミッションレベルのパートナーへと位置づけが引き上げられることとなる。 >また、提供される主観測装置である軟X線分光検出器「SXS」がASTRO-H同様提供されるほか、地上の観測データ処理系についてJAXA/NASAが共同開発を行い、それぞれのデータセンターを通じて観測データの提供を行うことが予定されている。 https://news.nifty.com/article/technology/techall/12158-1672660/ 信用されてないw 主導権が米に握られ、成果までも先に獲られてしまうかもな これは実質、米の衛星だな 日本は金だけ出してアメリカの会社に丸投げしたほう絶対上手く行くよな。
作ったカロリーメーターを3個もゴミにされちゃそりゃねぇ・・・
しかも失敗重ねる毎に内容が低レベルになってるからなぁ
1個目 実績のあるグラファイト製ノズルが脱落(運が悪かったかしょうがない) 2個目 ガス排気不良で寒剤喪失(おいおいしっかりしてくれよ) 3個目 運用する気無しで自爆(・・・そろそろキレて良いかな?)