ドクターX、未知子が余命3カ月… 米倉「寂しい…こんな気持ちは初めて」 (1/2ページ) 2017.12.12
http://www.zakzak.co.jp/ent/news/171212/ent1712124541-n1.html 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」最終回のワンシーンより(写真/テレビ朝日)
米倉涼子(42)主演の連続ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)の最終回が14日、放送される。前回のラストで米倉演じる大門未知子が倒れるという衝撃展開を見せたが、最終回ではさらにショッキングな事実が判明する。未知子が後腹膜肉腫を患い、余命3カ月であるというのだ。
「この展開について知ったのは、今シリーズの撮影中盤だった」と話す米倉、「視聴者の方々にどう見せていくべきか悩んだ」という。米倉は「具合が悪いという予兆が見えては面白さが半減してしまう。立ち居振る舞いはあくまで元気なままにして、体形だけは細めを維持しよう」と決意。世間でも話題になっていた通常に輪をかけたスレンダーな米倉のスタイルには、
こんな秘密があったのだ。
5シリーズにわたるドラマ史上、未知子が病に倒れて患者になるのはこれが初めて。米倉は患者としての芝居に一番悩んだといい、中でも「(日本医療界のトップに君臨する医師倶楽部会長の)内神田(景信、演じるのは草刈正雄)さんのオペの最中、未知子の苦しさをどう調整すべきか、
自分のお芝居をちゃんと伝えるにはどうしたらいいか…という点については、すごく考えた」と明かす。このシーンについて、「自分ではどれがベストなのか決めきれなかった」とし、「撮影ではいろんなパターンで演じた」。自身も「完成した本編を見るまで、どうなっているか分からない」と話す本編。かつてない未知子の姿に注目だ。
最終回では、未知子と、彼女の師匠で名医紹介所所長の神原晶(岸部一徳)が寄り添って涙するシーンも見られる。米倉は「一徳さんの顔を見るだけで涙腺のスイッチが入っちゃうので、撮影でも泣く場面まではなるべく見ないようにしていました」と激白。
名医紹介所のラストシュートでは、岸部と2人で「この後に名医紹介所のセットも本当に壊れるのよね」と話したようだ。そのときを振り返り、「寂しさで胸が締め付けられましたね…。こんな気持ちは初めて。長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました」と述べ、何度も「寂しい」という言葉を口にした。
足かけ5年、失敗しない外科医・大門未知子を演じてきた米倉。「こんなに長いシリーズに出演するのは初めてでしたけど、すごく楽しくて、一度も嫌いになったことがないんですよ」と、片時も薄れることのなかったドラマへの愛を明かした。
ドラマはひとまずこれで最終回。クランクアップした後の米倉に何をするか尋ねると、「何もいたしません!」と未知子さながらの返答が。しかし「でも、縫う練習は続けておこうかな」と笑顔を見せた。いつの日かまた鮮やかなオペをする未知子が見られるのか、その前に未知子は助かるのか。そこには衝撃の結末が待ち受けている。(zakzak編集部)
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