市立三笠総合病院で医師が診察中に刺され死亡
21日午前11時5分ごろ、三笠市宮本町、市立三笠総合病院の診察室で、外来患者として来院した同市内の男(55)が、診察に当たっていた同病院精神神経科の医師宮下均さん(53)=同市本郷町=の左胸などを包丁で刺し、男性看護師2人に取り押さえられた。宮下さんは間もなく死亡した。三笠署は殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕、殺人容疑に切り替えて調べる。男は同病院の精神神経科に通院中で、宮下さんが主治医を務めていた。男は精神状態が不安定といい、同署は刑事責任を問えるか慎重に調べている。診察室には当時、男と宮下さん、女性看護師の3人がおり、カーテンの仕切りの内側で宮下さんが1人で男を診察。女性看護師がカーテン越しに、不穏な様子を感じて同僚の男性看護師を呼び、2人が駆け付けると、宮下さんが血を流して倒れていたという。男は宮下さんを突然襲ったとみられ、胸のほか首なども切りつけていたという。宮下さんは札幌出身で札幌医大を卒業し、1994年に三笠総合病院に赴任。精神科医として特にアルコール依存症患者の治療に熱心に取り組んでいた。 (2013/8/23)
21日午前11時5分ごろ、三笠市宮本町、市立三笠総合病院の診察室で、外来患者として来院した同市内の男(55)が、診察に当たっていた同病院精神神経科の医師宮下均さん(53)=同市本郷町=の左胸などを包丁で刺し、男性看護師2人に取り押さえられた。宮下さんは間もなく死亡した。三笠署は殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕、殺人容疑に切り替えて調べる。男は同病院の精神神経科に通院中で、宮下さんが主治医を務めていた。男は精神状態が不安定といい、同署は刑事責任を問えるか慎重に調べている。診察室には当時、男と宮下さん、女性看護師の3人がおり、カーテンの仕切りの内側で宮下さんが1人で男を診察。女性看護師がカーテン越しに、不穏な様子を感じて同僚の男性看護師を呼び、2人が駆け付けると、宮下さんが血を流して倒れていたという。男は宮下さんを突然襲ったとみられ、胸のほか首なども切りつけていたという。宮下さんは札幌出身で札幌医大を卒業し、1994年に三笠総合病院に赴任。精神科医として特にアルコール依存症患者の治療に熱心に取り組んでいた。 (2013/8/23)