哺乳類型爬虫類こと単弓類の話題スレです。
単弓類に関連して哺乳類や双弓類や両生類の話題を出すのもアリです。
単弓類・・・目の後ろに側頭窓を一つ持つ。竜弓類より哺乳類に近い全ての有羊膜類。
四肢類┳━━━━━━━━━━━━━━現生両生類
┃ ┏竜弓類┳無弓類(絶滅)
┗有羊膜類┫ ┗双弓類┳━現生爬虫類
┃ ┗━現生鳥類
┗単弓類┳盤竜類(絶滅)
┗獣弓類━━現生哺乳類
前スレ
単弓類・哺乳類型爬虫類スレpart3 [無断転載禁止](c)2ch.net
http://2chb.net/r/wild/1485898832/ もはや単弓類・哺乳類型爬虫類にとどまらず
脊椎動物総合スレにみたいになってるところが大好き
先祖や比較として話の都合上どうしても他も出てくる
主に両生類以降の陸上脊椎動物中心ではあるが
>>1
無弓類は一般にはこういう分類されてるけどおそらくは有羊膜類のうち双弓類でもない
単弓類でも無い、単に寄せ集めで、単系統でも無い、という話もあるよね
弓が無いからといって全て一緒じゃ無いってのはそりゃそうだよね、人間の感覚の便宜上のもの、とは思う
無脊椎動物とか、そもそも爬虫類自体もそういう感覚の分類だし、どうも人間中心に考えてしまうのは分類上も宜しくないな
双弓類からワニ・恐竜とか単弓類から獣弓類ってまだ祖先の両生類とかトカゲっぽい面影残してる感じだけど
鳥類や哺乳類になった途端にどうしてこうなった感が半端ない
復元図は現生種を参考にして描くからね
あと哺乳類も鳥類もごく一部の種が急速に広まったから
中間種を想像しにくいのもあるかも
>>8
哺乳類以外の単弓類も鳥類以外の双弓類もかつては爬虫類にひとまとめにされてたのもうなづけるね まあ、人間の感覚ってのも大きいかと。
鳥や獣を見慣れてるからな。
同様のことは進化途上のクジラ等でも言える。
原鯨類の原始的なのはワニだのカバだのカワウソだのアザラシだのを混ぜて
適当に割ったような復元図。あんな哺乳類がいたなんて…という気にもなる。
しかし骨格をみると確かに、そういう姿にせざるを得ないというか…。
単弓類〜哺乳形類まではそこからするとそう急速じゃないんで
(竜弓類から分岐してから哺乳形類出現まで1億年近くは経ってる)
それでもまだ少しづつ進化してるのが見える方ではあろうかと。
アーケオシリス→スフェナコドン→ビアルモスクス→プロキノスクス
→トリナクソドンあたりまで復元追っていくと
「おお確かにただのトカゲから小哺乳類が生まれていく!」
という感覚になる。
(勿論、ここで名前あげたのは直径の祖先・子孫関係にはないが)
ん?そもそも両生類は「無弓」類だろ?
そして有羊膜類が発生して、
そこから単弓類が分岐。
その後双弓類が分岐。
問題は双弓類が単弓類から分岐したのか?無弓類から分岐したのか?
蛙やサンショウウオでもたいていのものは食えそうだが、
そこから咬合力あげて何が食えるようになったんだろ
いきなり草食になったわけでもないだろうに
両生類では歯は昆虫が逃げないように捕まえるためのもの
その歯で食物を細かく切って消化しやすくしたのが単弓類と双弓類
強くなった歯と顎をいかして草も食べられるようになり森に進出し
同じく肉食となった連中が追いかけてきて陸上で生態系が完成する
歯で食物を切り刻んで食べられるようになる、というのはかなり大きな進化だな。
それまでは口に入るサイズの獲物しか捕食できなかったのに、自分より大きな獲物すら食べることができるようになった。
クチバシも機能的だけど、あれは単一の食性に特化しやすくて雑食っぽい生態には不利かな
>>11
原始的な羊膜類に側頭窓はない。つまり「無弓」型だ。
そこからまず側頭窓が一つだけ空いた奴が現れた。単弓類だ。
更に原始的羊膜類から後の双弓類の祖先になる系統が分れる。竜弓類だな。
竜弓類からやがて側頭窓が2個同時に空いた奴が現れる。これが双弓類だ。いわば真正爬虫類。
一方、空かないままで「無弓」型を保つ竜弓類もいた。これが側爬虫類だ。 そういうわけで>>10の一部の文は少々、正確さに欠けるかと。
竜弓類から分岐してから哺乳形類出現まで1億年近くは経ってる
→竜弓類の祖先と分岐してから哺乳形類出現まで1億年近くは経ってる
こうだな。 単弓類と双弓類で発生年代って明確に前後してるんだっけ?
同時に発生した説もあったような気がするんだが
同時発生はまずない。
単弓類が支配的地位を占めていたから単弓類の方が早かったんじゃないの?
早いもの勝ちの原理な。
どっちも石炭紀後期に既知の最古の種がみつかってる
有羊膜類がうまれた直後にもう分化がはじまっていたっぽい
弓は、あごを動かす筋肉が付く場所を増やすために作ったのかな
ほぼ同時かもしれんが、ワンタッチで単弓類の方が早かったのではないかな。
側爬虫類の存在をみるに竜弓類の初期群(単弓類と分岐したばかりの連中)は
恐らく側頭窓がまだない。
直ぐに双弓類も出現したんだろうけど、そのころには単弓類が先んじて大型化と多様化を始めてたんだろ。
強い顎の力でデカイ虫だけでなく魚、両生類、小さな羊膜類の同胞までバリバリ喰えただろうし。
当然、硬い植物も…。
カバとかサイとかオオカミとかがかつての単弓類の体型に似てるのは先祖返りみたいなもんかね
直系の祖先というわけではないだろうけど
イルカや鯨が魚に似てるのと同じで
地上では犬みたいな姿が生きやすいんじゃないか
結局活発に陸上を走ったり歩くのに運動効率がいいとなると
直立歩行しかない。
脚は増えたりしないから、四脚か二脚しかない。
こういう制約の中、自ずと似てくるものなんだろう。
哺乳類はヘビみたいな無脚型出ないよな
フェレットとか見るともうちょっとな気もするが
代謝が高いと這いまわる方法は結局、効率悪いのかもな。
主竜類でも出てないし。
哺乳類は体を縦にくねらすから蛇みたいにはなれないんじゃないか
陸上でイモムシみたいな這い方してもメリットなさそう
>>29
江戸川乱歩に『芋蟲』って作品があってだな、
…っと、危ない話題になるからこれ以上は云わないが。 サンショウウオやトカゲのように体をくねらせて爬行する動物は足がなくなってもさほど動作は変わらないけど
一旦直立歩行を獲得した種が足をなくすのはきつそう
絶海の孤島でアザラシやイルカが再上陸するくらいのことがないと
>>31
あれは水中だしな。しかも結局、あの姿の系統は短命だったし。 >>29
アザラシは陸上ではかなり芋虫蠕動っぽいね。
バルデス半島でアシカの子を座礁上等で襲うシャチもやや蠕動っぽい 芋虫形式ではスピード出して走れないから待ち伏せ型の捕食者か
なんかエゲツナイ防御持った植食性しか無理かなあ
鼻で歩く手段を獲得できればあるいはワンチャン
>>36
リアル・トレマーズが出現するかもしれないぞ。 >>30
尺取り虫は後ろ足で歩いて体を曲げてから前足で歩いて体を伸ばすから
蛇とは違う あいつら、無数の細かい足があるんだよな
ノロマだが樹木での立体的な移動には強い
もし、アザラシがその形態を真似るとしたら・・・・
超キモいな
>>39
> 無数の細かい足
あなた、もしかして「一、二、たくさん」って数える人ですか? 完全変態昆虫の幼虫はカギムシや絶滅したアイシュアイアとそっくりだしなぁ
ざっと調べると
アザラシ…時速20q位
アシカ…時速30〜40q位
らしい。
ただゾウアザラシなんかはでかいこともあって、
潜水能力はアシカ以上のものがあるようだ。
種数も個体数もアシカよりアザラシが多いのは間違いないようだ。
どの種もコロニー、ハーレムを作るアシカ類に比べアザラシ類は
アシカ類のようにハーレムを作るのもいれば
単独での繁殖をしたりするものもいて生態も多様性がある。
内水域でもっぱら生活する種がいたり、
極地の氷の上で繁殖したりする種がいるのも
アシカ類には見られないことだ。
陸上の機動力こそアシカより低いものの、
それはアザラシの方が水中への特化がより一層進んでる、
とも言い換えられる。
いずれにせよアザラシの方が海洋哺乳類として
繁栄してる系統といえるのだろう。
もし万に一つ、クジラ類が消えてニッチが空いたら、アザラシ類が
後ろ脚をクジラの尾鰭みたいにして、クジラ型に進化していきそうだな。
博物館行くと思うが、恐竜の繊細で複雑な骨に比べて
哺乳類の骨のなんと野暮ったく無骨なことよ
恐竜はとても無駄や無理のないデザインしているのに
氷河期の連中はすぐに、角や牙を族車みたいに大型化させてバランス悪いことこの上ない
そんなにチャンバラや相撲がしたいのか
カルシウムでのディスプレイが好きすぎだろ
恐竜はきっと肉体に負担をかけない鳥のような優雅なディスプレイをしていたのだろう
>>45
トリケラトプスとかアンキロサウルスとかいるのにか? >>44
棲み分けしてるけど、空きが出来たら進出するもんだろ。
恐竜と哺乳類や鳥類も長く棲み分けしてたわけだが、恐竜が消えたら
その大型陸上動物のポジションの空白に哺乳類や鳥類が進出した。 クジラの絶滅後、アザラシが外洋化したとして、クジラや魚竜類の尾鰭と違い、後脚が尾鰭に変化して行くんだろうか…
クジラと違い肛門と生殖孔の位置が後端、左右鰭脚の間になり、また尾鰭が左右分離でしかも縦振り型になるか、
それとも尾端が延びて収斂進化していくか…
ネコ科最大 シベリアタイガー!
イヌ科最大 ハイイロオオオカミ!
クマ科最大 ホッキョクグマ!
イタチ科最大 ラッコ!
>>49
ヴォーテックスだね。上側の嘴がヒゲクジラの鯨髭のように描かれていた。
尾鰭は脚と尾が一体化したような形だった。
鳥類がどうやって胎生化したのか(ギリギリまで卵を胎内に保持とか)と、あと背鰭はなかったな。
鯨類や魚竜の背鰭ってどうやって獲得していったんだろう… モササウルス類で最も新しく出現したと思われるプロトサウルスなんかは
他のモササウルス類以上に速く泳げたようで、それもあってか
復元図によっては小さい背びれが付いてた姿だったりする。
あくまで想像の範囲内だろうけど、モササウルス類が海洋に進出してからの時間の長さからすると
こういった姿の種が出現しててもおかしくないし、中生代が終わってなければ、
魚竜・イルカ型のモササウルスの出現は時間の問題だっただろうな。
かつての海生爬虫類や哺乳類と比べて
主竜類は海への適応はいまいちだな
現行で、ウミガメとペンギンくらいか
魚食の鳥はいくらでもいるけど
鱗竜形類みたいに卵生から離れられないのでね。
遺伝子解析で主竜形類という事が判明したカメと
首長竜とが同系統(つまり首長竜も主竜形類)じゃないかという新説は
やっぱこの点でも間違ってるとしか思えん。
海生ワニもはっきりした説は聞かないけど
恐らくは卵生なんだろうねえ…。
原始的なモササウルス類のダラサウルスは
上陸ができる生物で、恐らく産卵もまだ陸上でしてたのだろう。
海生ワニはでかいダラサウルスみたいなものだったんだろうな。
鳥は軽量化という絶対正義があるから胎生になりえないのはわかるけど、恐竜やワニで胎生卵胎生が知られていないのは何でだろ?
哺乳類が尿素排出から抜け出せず尿酸排出が出来ない様に、
石灰質(炭酸カルシウム等)の卵の殻から抜け出せず、卵胎生に移行できないのが
主竜形類ということではないか。
両生類はわりと気軽に胎生化するのにね
やっぱ原始的であればあるほど適応力は高くなるんだろうか
原始的というか特殊化が進んじゃったんだな。そうなると戻れない。
主竜形類は陸上産卵を極めてしまったゆえに他の戦略に戻れなくなった。
ある意味で哺乳類もまた子への授乳などの点では特殊化を進めてしまってる。
完全放置で子は育つという繁殖戦略にはもはや戻れない。
>>59
> 鳥は軽量化という絶対正義が
コウモリは? >>64
言われてみれば…
ちょっと調べたが、メスが妊娠中でも飛べるように一回の仔の数は少なく、
低い繁殖率を補うため小型哺乳類としてはかなり寿命が長くなるという感じらしい >>48 ケナガマンモスの毛の例があるから、痕跡的な器官が再発達する可能性もゼロではないな
というか本当にケナガマンモスは毛の薄い先祖の毛が環境に適応して再発達したんだろうか
もっと巨大で「低緯度」にいたステップマンモスとかは長い毛がなかったってまことしやかに言われてるけど
ケナガマンモス以外も皮膚の遺物が見つかってるのか? >>60 ドルカスガゼルの尿酸排出ってデマなのかな >>60
でも鱗竜類は(卵)胎生に移行できたわけだろ、
単弓類の現生唯一の枝である哺乳類たるわれわれから見ると
爬虫類と一括して呼んでるグループについては
鳥以外はそんなに違いが無いようにどうしても見えてしまうものだと思うなあ 鱗竜類は卵が柔らかいから卵胎生に移行できたということはないかな
主竜類(鳥類)だと殻のカルシウムが幼体の骨格形成に寄与してたりするし
飛ぶ必要がなくても、1つ前に戻る時点で変更が多くて大変そう
>>65
コウモリは寝るときに代謝さげて仮死状態にすることで
寿命伸ばしてるらしいね。
小型哺乳類で空飛ぶ=高代謝って寿命が短いのとほとんど同義だから、
そういう特殊な体の仕組みにしないとあっという間に死んじゃうのだろうな。
似たような生活環を持つものにハチドリがいる。あれも起きてる時は物凄く代謝あげてるが
寝てる時は仮死状態で体温がぐんぐん下がるらしい。
ハチドリ類や類縁のアマツバメ類はズクヨタカ類とかなり近く、次に近いのはヨタカの各グループらしい。
併せてアマツバメヨタカ類という系統を成すものだとか。
どれも飛行に特化した傾向を示し、
その中でもより原始的とされるズクヨタカやヨタカは夜に適応した鳥だ。
(つまりアマツバメやハチドリは夜行性の祖先から昼の生活に「復帰した」鳥達)
ある意味、いつらはコウモリに収斂進化した鳥達なのかもな。 >>66
生後間もないゾウとかみるとわかるけど結構、毛深いよ。
ゾウが毛を失うのは二次的なものでしかないんだろう。
巨大な成体になると熱がこもりやすいので、後天的に毛が抜けてくだけ。
これをみるに、ゾウの祖先が牛や馬位の大きさしかまだなかった頃は
毛深かったんだろうね。島で小型化したゾウが有史以前はいたようだけど、
彼等も牛や馬並みの毛があったんだろう。
今でこそゾウは東南アジアや南アジア、サハラ砂漠より南のアフリカにしかいないけど、
古代ではアジアゾウが東は中国の華中あたりまで、西はイラン、イラクあたりまでの緯度にいたことがわかってるし
アフリカゾウはエジプトの地中海沿岸までいたらしい。ここらはどこも冬は結構寒くなる地域だ。
(古代文明の発達よる開発でこれらの生息域は失われ、ゾウの生息域は現在のようになってる)
現在でも動物園のゾウは冬にかなり寒くなるような中緯度の温帯地域でも餌さえ十分なら平気だ。
つまり現生ゾウ以上の巨体を誇る&氷河期の低緯度にいたステップマンモスが毛が薄かったというのは、
こういったヒントに基づいてるわけさ。 >>68
カモノハシの卵はぶよぶよな皮みたいな軟らかいもので
鱗竜類の卵もそんなんだ。
これが恐らく、羊膜類の卵の本来の形、基礎なんだろう。
この段階だとまだ胎生という方向に移行もできるんだが、
主竜形類はそっちから別の方向の先の段階(炭酸カルシウム等からなる硬い殻)にいってしまったので、
もはや戻りにくいのだろうな。
>>71
モサ類は確定。列記としたヘビトカゲ類で鱗竜類。
鰭竜類(首長竜)はその可能性高しとされるが異説あり
(むしろカメに近いという異説〜汎亀類説。しかしその汎亀類も主竜形類じゃなく鱗竜形類だという説まで出てきて猶更わけわからんことに)
魚竜類は主竜形類でも鱗竜形類でもない原始的双弓類の末裔ではないかとされるけど、よくわからんらしい。少なくとも主竜形類からはかなり遠いようだ。 少なくとも遺伝情報によればカメが主竜形類の可能性が高いという。
当然だが鰭竜類の遺伝情報はないので、そっちからはアプローチ出来ない。
一方で化石ではカメ(の祖先とされる爬虫類の化石)が鰭竜類の関係を臭わすものらしい。
そこで鰭竜類とカメの位置を巡り混乱が起きているようなのだ。
カメが遺伝上では主竜類の類縁で、そのカメの祖先が鰭竜類に近いかもというなら
鰭竜類も主竜類の系譜にあるというのか?
あるいは遺伝子の解析に見落としがあって、実はカメは鰭竜類ともども鱗竜類の系譜にあるのか。
それともカメの祖先とされる化石が実はカメとは似て非なる全く違う爬虫類のもの
あるいは本当に祖先の化石ではあるが鰭竜と近縁という解析にこそ何か誤りがあって、
つまるところ鰭竜類とカメはやはり遠縁だったのか?
とにかくピースは足りなすぎるようだ。
断片的化石ばっかで系統はっきりしないって点では
テタヌラ類ってこと以外不明なメガラプトル類みたいな状態だなあ。
>72
アマツバメやハチドリの祖先が夜行性なら視覚情報は極端に少ない事にしたならないか。特にハチドリはどうやって花の蜜を探すのか。
鳥は夜行性でも基本的に視覚に頼る部分が大きいぞ。
ヨタカもフクロウも。
というかだからこそコウモリを蹴落として夜の世界も鳥が独占とかが出来ないんだろう。
コウモリは嗅覚と聴覚に頼る部分が大きい。こうなると暗闇の世界で鳥のアドバンテージは低くなちがち。
聴覚嗅覚の発達は、先祖が暗いところに隠れて暮らしていた哺乳類ならでは
ただ聴覚は鳥類も発達していて、>>71 にでてくるヨタカやツバメの中には
エコーロケーションをできる種もいる
つまり夜空だからコウモリが優位とは言えない
ただ洞窟では嗅覚は強い武器になるから、このニッチは取られないだろうね エコーロケーションが出来る鳥はコウモリから遅れて二次的にそれを獲得したんだろうなあ。
夜行性鳥類に普遍的な特徴でもなく、あんまり種数も多くない。
共通祖先からの派生じゃなく、各々が後から独自に獲得したんだろうね。
既に夜の世界で一定の地位を占めてたコウモリの間に割って入るには限界があった、と。
>>78
霊長類として色覚再獲得したのはいいが、直立二足歩行に移行して鼻を地面から高いところに持ち上げて嗅覚を台無しにした単弓類がいるようだぞ 創作物に出る盲目の剣士とかがエコーロケーション出来るけど
実際の人間には出来ないだろ
そのレベルには及ばないとは思うが、自転車で街乗りしてるレベルの人はいるよ
個人的に思うのは仮に聴覚を機械や何らかの装置で強化したら訓練次第でコウモリのレベルに達することが
可能かどうか、という点かな。仮に可能ならエコーロケーションってのは単に聴力の問題だけ、ということになる
コウモリだけでなく、イルカ、クジラもやるよな?
オオコウモリは視覚オンリーだったかな
>>81
「うぬッ、盲めッ、灯りを吹き消しおったなッ。各々方用心めされいっ。」
「ふ。目明きとは不自由なものよのう。」
ズバッ フクロウとコウモリの一騎討ちを是非見たい。ナショジオあたり映像でもないものか。
嗅覚はなくとも、狼を飼いならすという最高の解決策を見つけた
馬にまたがって移動し、犬を供につれ、鷹を肩に乗せる狩りは地上最強のカルテット
>>81 それが視覚障碍者の中には結構できる人がいるらしい
ダニエル・キッシュという人が有名
視覚野の脳細胞を聴覚に振り向ければ、ポテンシャルとしては可能なんだろうね メクラは勘が鋭い。など昔から言われているが、聴覚その他の感覚が健常人と違うんだろうな。
蝙蝠並みのエコーロケーションまでは無理でも、音の反響を頼りにそこに「何か」が有るくらい
は感じ取れるのかもしれん。
>>89
ブラインドサッカーなんぞ見てると余裕でエコーロケーションができてるとしか思えない。 >>89
普通の人が鍛えてない感覚、神経を使うことで研ぎ澄ませてるんだろうなあ。
脳はじめ身体の可能性って凄いね。 >>87 水中も淡水限定だけどウを飼いならして征服した
長江流域ではカワウを完全家畜化して、羽の色変わりもいるとか
中国の鵜飼いの鵜では、飛翔力はひょっとしたら退化してたりするんだろうか。ウは、コバネウの例があるように比較的退化しやすい系統みたいだし
日本では今に至るまで天然ウミウだけど カワウはウミウより小さいので捕獲能力も少し劣るから日本では好まれなかったようだな。
その代わり、ウミウは人工繁殖はほとんど出来ないらしい。
日本はウミウの生息数が多かったので問題なかったようだが。
そもそも日本は全てウミウじゃね?
てかかなり脱線してるなまあいいけど
カワウソで鵜飼いみたいなのをやってる文化もあるな
でもカワウソの家畜化は同じイタチ科のミンクやフェレットのようには成功してない
それがあったらカワウソも絶滅せずにすんだろうな
それはさておき、鳥は丸呑みにするから吐かせれば良いが、哺乳類は歯で刻んで飲み込んじゃうからな
その辺中々難しそうだがどうやってるのやら。捕まえさせるだけに訓練してるのか、人間が素早く横取りしてるのか
カワウソは大食いで知られてるしな。
(土佐のどぐされ漁師共が密猟してた理由もこれ。商売敵になるから)
餌として捕った魚も沢山やらなきゃいけないから効率も悪そう。
何より飼育がそんなに楽じゃない、飼育下の繁殖はもっと楽じゃない。
それが簡単ならニホンカワウソは野生絶滅で済んだろうに。
旧ソ連の肉食獣の家畜化実験で唯一失敗したのがカワウソらしいな。ミンクとキツネは成功したけど
草食獣でもエランドやヘラジカで試したそうだけど、こっちは成功したのかどうかよくわからない
乳をしぼったりしてたそうだけど、形質に何か変化が起きたとは聞かない
>>102
> 旧ソ連の肉食獣の家畜化実験
すると鯱や鯨の家畜化は成功した、と? メスのほうがオスより大きいって種って、他の脊椎動物じゃいっぱいいるのに
哺乳類じゃハイエナくらいしか思いつかないな
群れのリーダーをメスが仕切るみたいなのは多いが
それでも雌雄混合の群れだとオス主導のほうが多いイメージ
ハダカデバネズミは女王が支配しているって聞くけれど
なんでだろう 卵生じゃないからだろうか
ハチもアリもそうだが、真社会性がポイントだろう。
メスがリーダーなら同じ遺伝子を共有していることが確実だからね。
社会の中での争いが減って、資源を共用して集団の生存確率を上げられる。
しかし真社会性は脊椎生物では単弓類(しかもデバネズミ科)だけなんだな。
双弓類でもあっておかしくないとは思うんだが、単なる偶然なんだろうか。
哺乳類は胎生と子育ての負担があってメスはリーダーにはなりづらいんだろ。
卵生で生んだら放置か子育てもあまりしない爬虫類のがメスが大きい傾向だしね
ハダカデバネズミとか(まあアリやハチも一緒だが)の女王とかって、単に大事にされてるだけの
産む機械と化してるだけでハイエナのようなリーダーシップを取ってるわけではない。
実際の実務は働きネズミがやってるんじゃないのか
>>104
オスは子育ての負担から離れ、あっちゃこっちゃでメスを獲得した方が有利なんだが
メスはそういうわけにはいかんからな。多くの哺乳類が基本的にオスがでかいのもそこだろう。
かといってメスが大きな種を個々でみると、
確かにその生活をするその種にとってメスの方が大きい事は
繁殖戦略として意味があるからこそ、ってのが窺える。
ハイエナに関して言えば、ライオンも群れは女系でオスは婿入りの形なのに、
雄の大きさ、メスとの力関係は対照的。面白いものだ。
確かにメス側からしてみれば、婿入りオスにでかい顔されて自分の子供殺されて、
新たな子育てを強要されたりするより、一族のメス同士で結束し、群れの主導権を握り
婿入りオスを従える方が繁殖戦略では優位ではあるしな。 >>107 まあリーダーシップに関しては巣穴から外に出ない種なのでよくわからんね
そういう特殊な環境だから真社会性が必要なんだろうけど
ハイエナは雌がオス化してる(陰茎まである)という変わった種だし
哺乳類でメスがリーダーというのはかなり特異な形態なのは間違いないね ヒョウアザラシも雌の方が大きいそうだな
ゾウアザラシと生存戦略が違うことだけは想像できる
雄の方が大きいイヌ科やネコ科より、雌の方が大きい多くの猛禽類に近い暮らし方や男女関係をしてるんだろうけど、それ以上は思いつかない
繁殖をするからにはメスの方が本来は大きい方が自然ともいえる。
極端な例はチョウチンアンコウだが。
卵や子供産まないのにオスが大きくなるのは
メスを多数確保したりオス同士の競争に勝つためだろうから、
逆に何かの理由(環境や生活スタイルや別の繁殖戦力の採用)で
そういう繁殖戦略をオスがとらない、あるいはとれない種ではメスが大きかったりするのだろうな。
胎生と卵生じゃどっちにメスが負担がかかるんだろうな
胎生は時間 卵生は量って感じだが
メスが大きいと卵を大量に産めるメリットがあるが
胎生じゃ育てきれないからあまり意味がないってことかな
メスに負担が大きいのは母子家庭の哺乳類。つまり胎生。
胎生が通常負担が大きいとは思うが、正確には胎生であることと言うよりも、子育ての大変さのほうが大きいと思う
卵生であっても鳥類などは子育ての大変さは劣らないからね。メス一人だけじゃやってられないから両親が
協力してやることが多いわけだし
>>114
> 卵生であっても鳥類などは子育ての大変さは劣らない
カッコウ「そう、そう。大変なんすよ。」 大変だから托卵という行為が発達したとも言えるな
哺乳類で托卵が基本的に見られないのは、卵と違ってすり替えが難しいからだろうね
>>116
霊長目の或る種ではスリ替え・置き去り・強奪などが珍しくないらしい。 >>116
哺乳類の托卵は
♀が主犯で
もっと悪質だからな
中東地域あたりだと
「正統な」子供をもうけること、
みたいな法を作りそうなものだが 一夫一婦が多い鳥類だが、
種によっては両性ともパートナーに不実であったりするらしい。
カップルが育てた子供が実はオスの子では無かったり、
ペアを組んでるオスが近くのテリトリーのペアのメスとも
よろしくやってるとかもあるようだ。
子育てのためのパートナーは手放したくないが、
子供作る相手はパートナーに限らずいっぱい欲しいっていうのは
身も蓋もないが、確かに繁殖戦略的には利に適うのだろう。
とはいえ、実は自分の子ではないのに育てたとなるとオスにはとんだ骨折り損だし、
メスとしてもオスを繋ぎ留めないと繁殖や子育てに参加させられないわけで、
やはり、こういうのは互いが騙し騙されの化かし合いなんだろうなあ。
>>118
托卵した側の雄にしてみれば、
ライバルオスとガチンコでやらずにちゃっかり子孫を労せず作れるわけで
(哺乳類では少数派だが、ペアで子育てする種だと子育てまでお任せにできちゃう)
結局、雄雌の共犯なんだと思うぞ…。 人間は宗教やモラルで否定的だけど他所のメスに産ませる、或いは他所のオスから子種を受けるってのは
生物学的には正しいのよな。自分の遺伝子が一つがいのパートナーだけってのはリスクが高すぎるからね
相手に致命的な問題があったら自分の遺伝子も終わりだからね
だからこそ番を作る動物でも1シーズン(子供がある程度大きくなるまで)でペアを解消する事例が多いのだ。
これなら、多様な相手との間に子孫を残せるからな。
というかヒトも農耕文明前まではそれが普遍的だったんじゃないかという研究もあるしね。
世界各地の狩猟採集民族なんかはそうらしい。
>>120
鳥の話…だよな、それ。
何故か耳や胸が痛い。 一夫一妻制が固定されて
産む卵の数も、産む時期も同じなら
進化が停滞しまくるな
子供を多く育てあげるところにしか競争要素がない
>>125
> 子供を多く育てあげるところにしか競争要素がない
無駄に数ばかり多いダンカイ(1946〜1949生)よりも
その上下の世代の方が遥かに優秀だが…。 男女の性差をかんがえると、ヒトの一夫一婦は最近根付いた可能性が高い
ちなみに子供が実子じゃない確率は15%だそうで
この数字にもかつての雑婚的傾向が残っている気がする
あるいは進化論的に意味のある数字なのかもね
単弓類の話をすると古生代末から中生代辺りだったら卵生の単弓類が多かったから
鳥のように托卵する獣弓類や哺乳類も結構いたかもしれんな
チンギス・ハーンの時代のモンゴルだと
敵であれば、血縁者でも殺してたな
いやそれはどこでも、勿論日本でも一緒だろ
特に戦国はそう
オスマン朝なんか殺しすぎて皇位継承が最後の方は綱渡りだったそうだな
しかもホモの皇帝すらいたり....
南アジアから西アジアの王朝って
皇位が親族から実力で簒奪されるのが当たり前っていう「悪習」が結構、普遍的にあったからな。
まあ群れを作る獣としては、老いたボスが若い強者に追い落とされるのがデフォだよね
ボノボは群れの中で争わないね
フリーセックスが「群れ全体で守る」という方向性につながっているのか
メス優位な社会でもある