「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁した森法務大臣について、参議院予算委員会で野党側が辞任させるよう求めたのに対し、安倍総理大臣は、森大臣は「真摯に(しんし)反省しており、職責を果たしてもらいたい」と述べ、応じない考えを示しました。
森法務大臣は、先週の参議院予算委員会で「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁しましたが、その後、答弁は個人の見解で不適当だったとして撤回しました。
これについて立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、16日の予算委員会の集中審議で「森大臣の発言が誤解を生んだのだから、もっと責任感を持ってもらいたい。3月11日に国会で東日本大震災に対するうそを言う森大臣をなぜ辞めさせないのか」と辞任させるよう求めました。
これに対し、安倍総理大臣は「法務大臣として真摯に反省し、すでに答弁を撤回して心からのおわびをしている。森大臣は弁護士としての資格を持ち、さまざまな法務行政などについても見識を持っており、そうしたものを生かして、今後、強い責任感と緊張感をしっかり持って、職責を果たしてもらいたい」と述べました。
NHKニュース
2020年3月16日 12時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/amp/k10012333601000.html
森法務大臣は、先週の参議院予算委員会で「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁しましたが、その後、答弁は個人の見解で不適当だったとして撤回しました。
これについて立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、16日の予算委員会の集中審議で「森大臣の発言が誤解を生んだのだから、もっと責任感を持ってもらいたい。3月11日に国会で東日本大震災に対するうそを言う森大臣をなぜ辞めさせないのか」と辞任させるよう求めました。
これに対し、安倍総理大臣は「法務大臣として真摯に反省し、すでに答弁を撤回して心からのおわびをしている。森大臣は弁護士としての資格を持ち、さまざまな法務行政などについても見識を持っており、そうしたものを生かして、今後、強い責任感と緊張感をしっかり持って、職責を果たしてもらいたい」と述べました。
NHKニュース
2020年3月16日 12時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/amp/k10012333601000.html